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更新日:2025年8月15日

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今月の話題

 

結核・呼吸器感染症予防週間がはじまります

 9月24日~30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」です。結核は、呼吸器感染症のひとつで、2023年は10,096人の新規患者の登録がありました。そのうち40%が80歳以上の高齢者です。また、若年の外国生まれの患者が増加しており、20歳代の新規患者の80%を占めています。このように結核は決して過去の病気ではありません。

 また、今までに世界でパンデミックを起こした、新型コロナウィルス感染症、新型インフルエンザ、SARS等も呼吸器感染症です。

 呼吸器感染症は、空気を通して広がるため、世界的大流行を起こしやすく、これからも起こるだろうと考えられています。次の大流行に備えるために大切なことは、私たち一人ひとりが感染症に関心を持ち続けることです。この機会に結核・呼吸器感染症について考えてみませんか?

 今回は呼吸器感染症のうち、主に結核について取り上げます。

◆ 結核ってどんな病気?

 結核は、結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気です。しかし、リンパや血流により菌が運ばれるため、肺以外の腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分で発病することがあります。

結核の感染経路

 咳やくしゃみの「しぶき」の水分が蒸発した飛沫核を吸い込む「空気感染」で起こります。そのため握手したり、食器やタオルの共用、お風呂やプールの水からは感染しません。

「感染」と「発病」の違い

・「感染」とは、吸い込んだ結核菌が肺の奥に定着する状態のこと

・「発病」とは、結核菌が体の中で増えて、病気を引き起こした状態のこと

 結核に感染した人のうち、発病するのは10人中1~2人で、多くの人は体の免疫力で発病が抑えられています。

結核の症状

 咳が2週間以上続いていませんか?体がだるい、熱が下がらない、体重が減ってきた…そんな症状がある方は、結核の可能性があります。気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。早期に発見できれば重症化を防げるだけではなく、家族や友人等への感染拡大を防ぐことができます。 

 結核の予防

・免疫力を高めましょう

 食事・睡眠を十分にとり、適度に運動をする等規則正しい生活で免疫力を高めることにより、結核の発病を予防できます。

・年に1回は胸部レントゲン検査を受けましょう 

 胸部レントゲン検査から結核の発病の有無を確認することができます。 65歳以上の方は感染症法により健診が義務付けられています。住民健診等の受診機会を確認してください。

・乳幼児はBCG接種を受けましょう

 BCGは結核の発病を予防します。生後1歳になるまでにBCG接種を受けましょう。詳しくは、お住まいの市町にお問い合わせください。

◆ 結核の治療

 結核治療では薬剤耐性を防ぐ目的で3~4種類の薬を6~9か月間内服する方法が用いられます。結核は決められた期間、服薬を続けることで治る病気です。

 

 詳しくはこちらをご覧ください。 正しく知ろう!結核と呼吸器感染症(結核予防会)

  南丹保健所 保健課 感染症・難病係 TEL:0771-62-2797

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