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「御仁恵御触書写 (ごじんけいおふれがきうつし)」 |
福長町文書 | |
大火の後、幕府は被災者救援の為に米を配りますが、その場所として「下立売通釜座京都守護職御屋敷」「壬生寺境内」「四条道場境内」が示されています。 | ||
誰がその任務にあたったかまでは記されていませんが、当時壬生寺の境内は隊士たちの訓練所でもあり、おそらく壬生寺境内での米の配給は、関わりの深い新選組隊士達がおこなっていたのではないでしょうか。 | ||
<解読文>(関係箇所解読文) 今度類焼ニ逢難渋之者[銭米]又ハ粥等為御救被下候得共、 運路難捗取、京積米払底之趣ニ付、尚御仁恵を以 不取敢市中一体へ玄米為御救被下、其上ニも類焼 町々之者共江ハ、尚又玄米一万石増被下候 米渡場所 一下立売釜座守護職御屋敷 壬生寺境内 四条道場境内 右之趣、洛中洛外町続町々へ、不洩様可相触もの也 |
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[ ]部分は他から補足 |