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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成19年12月14日

こちらでは、現在、見頃の植物を紹介しています。 

平成19年12月14日(金曜)現在 

 

観覧温室では

エントランスホールディスプレイ写真

エントランスホールに植物を主体にしたクリスマス風のディプレイをしています。

ホウガンノキ果実を用いた飾りつけ写真

当園で結実したホウガンノキの果実もディスプレイに。

品種見本展示コーナー写真

品種見本展示。新旧取り混ぜて82品種あります。

ポインセチアつり鉢写真

火の玉?ポインセチアの寄せ植え吊り鉢です。
ポインセチア品種プリメーロジングルベル写真

新規導入品種プリメーロジングルベルズ。今年は11の品種を新規に導入しました。

ポインセチア品種イチバン写真

新規導入品種イチバン

ポインセチア品種ディープレッドカルーセル写真

新規導入品種ディープレッドカルーセル

ポインセチア品種ジェスターレッド写真

新規導入品種ジェスターレッド

ポインセチア展水生植物池前ディスプレイ写真 

ジャングルゾーン水生植物池前のディスプレイ。日本では寒くて庭にポインセチアは飾れないのですが、自分の庭にたくさんのポインセチアを植えて飾りつけたイメージです。タイトル「我が家の庭のクリスマス」

記念写真撮影コーナー写真

記念撮影コーナーもあります。

南の島のクリスマス全体写真

ジャングルゾーン最後のディスプレイ。観葉植物を主体に仕上げました。タイトル「南の島のクリスマス」

南の島のクリスマス拡大写真

「南の島のクリスマス」拡大。なんだかほっこり。

特別展示室寄せ植え写真

夜間開園で会場となる特別展示室ではポインセチアやその他の観葉植物を用いた寄せ植えがあります。

 ムクナベネティー写真

ムクナ・ベネティー
Mucuna bennettii
マメ科
(ジャングルゾ-ン)
当園では2年ぶりの開花です。花序は3つあります。数年前から元々ある株の調子が良くなかったので、昨年新たに挿し木苗を植えつけました。新しく植えつけた挿し木苗がポインセチア展のディスプレイをしている場所の棚に咲いています。
オオベニゴウカン白花写真
オオベニゴウカン白花
Calliandra haematocephala white flower
マメ科 (ジャングルゾ-ン)

例年もう少し遅くから咲くのですが今年はもう咲きだしました。ボリビア原産。白く毛のように多数飛び出している部分は雄しべです。オオベニゴウカンの基本種は赤い花色です。
イポメアホースファリアエ写真

イポメア・ホースファリアエ
Ipomoea horsfalliae
ヒルガオ科 (ジャングルゾ-ン)
これから徐々に見頃に向かいます。原産は西インド諸島。種名はイギリスで初めて本種を栽培したホースフォール夫人(Mrs. Horsfall)を記念してつけられました。英語名は学名の由来どおり、ホースフォール夫人の朝顔(Mrs. Horsfall’s morning glory)といいます。イポメアといえばソライロアサガオに代表されるように青系のさわやかな色の花の印象が強いですが、本種は真っ赤です。

ムサベッカリー写真

ムサ・ベッカリー
Musa beccarii
バショウ科 (ジャングルゾーン)
平成3年に京大古曽部農場(当時)から導入しました。平成4年、新観覧温室がオープンする時に植栽し、現在に至ります。植栽後15年で初めて開花したことになります。国内での所有は当園と熱川バナナワニ園のみで、開花は熱川バナナワニ園に続いて2例目になります。 ムサ・ベッカリーはマレーシア東部とボルネオ島サバ州に分布します。高さ1メートルから1.5メートルになり、 赤い苞が鮮やかで印象的なバナナの仲間です。

ペディランツスティティマロイデススモーリーウァリエガツス写真
ペディランツス・ティティマロイデス・スモーリー・ウァリエガツス
Pedilanthus tithymaloides ssp.smallii `Variegatus’
トウダイグサ科 (砂漠・サバンナ室))
北アメリカ南部からベネズエラにかけて分布します。茎が節ごとにジグザグ状に曲がる特徴があります。緑色の葉に白と赤の斑が入り観賞用に栽培されます。ボオバブ果実写真

アフリカバオバブ
Adansonia digitata
パンヤ科 (砂漠・サバンナ室)

バオバブはドリアン、キワタなどと同じパンヤ科に属し、9種がアフリカ、オーストラリア、マダガスカルに分布しています。マダガスカルには8種が自生し、そのうちの7種が固有種です。
童話「星の王子さま」で有名な木で、アフリカでは創世のときに神が上下さかさまに植えた木とも言い伝えられています。属名のAdansoniaは18世紀にセネガルを調査したフランスの植物学者ミシェル・アダンソンにちなみ、また、バオバブという名は現地語で「種子の多い果実」という意味の「Baohiba」に由来するといわれています。
バオバブの果実
種子の周りのパルプ質は糖分が40%以上含まれ、そのままお菓子として食べられます。口に入れると甘酸っぱくラムネに似た味がします。水に溶かして清涼飲料水としても飲まれます。種子からは油が取れ、マダガスカルでは工場で搾られ、石鹸などが作られています。種子は生食ではなく、煮たり発酵させたりして食べます。ラン室ステージ飾りつけ写真

ラン室ではカトレアやオンシディウム、ジコペタルムなどが咲いています。芳香もすばらしいです。

園内花壇では

こんなに早く、スノードロップの花が・・・?

オオマツユキソウの写真

スノードロップ
Galanthus elwesii
ヒガンバナ科 (北山ワイルドガーデン)
ギリシャ、トルコ等、地中海北部原産。平年ならば、年が明けて雪が降るぐらいの寒波が訪れる頃に咲きます。一ヶ月以上早い開花です。地球温暖化の現れでしょうか。 


ハボタンの写真

ハボタン 園芸品種
Brassica oleracea var.acephala cv.
アブラナ科 (北山門広場)

北山門広場では、紅白のハボタンが植わり、一足早く新年の装いです。


フウセントウワタの写真

フウセントウワタ(果実)
Gomphocarpus fruticosuus
ガガイモ科 (北山ワイルドガーデン)
南アフリカ原産。夏に白い花を咲かせ、秋に風船のような果実をつけます。 熟すと中から白色の綿のような冠毛が出てきます。日本では一年草扱いですが、原産地では多年草です。
 

 

宿根草・有用植物園では  

サルビア・ゲスネリフロラ
Salvia gesneriiflora
シソ科 (宿根草有用植物園)
メキシコ原産。「開花に短日を必要とし、花は寒さに弱い」という性質から、気象条件によっては開花期の短いサルビアです。昨年に続き今年も比較的長く開花しています。これも地球温暖化によるものでしょうか。園長のお気に入りです。

チャの花の写真

チャ
Camellia sinensis
ツバキ科 (宿根草有用植物園)
ミャンマー、中国、インド等の原産とされています。栽培の歴史は古く、様々な栽培品種が作出されています。

ローズマリープロストラータスの写真

ローズマリー ’プロストラータス’
Rosmarinus officinalis
シソ科 (宿根草有用植物園)
メキシコ原産。肉、魚料理の香料やアロマテラピーなどで有名なハーブです。含有成分であるポリフェノール類の一つ「ロズマリン酸」には、花粉症を緩和する働きがあるそうです。

ニトベギクの写真

ニトベギク (宿根ヒマワリ ’ガリバー’)
Tithonia diversifolia
キク科 (宿根草・有用植物園)
南米中西部、ボリビア原産。今年初めて植栽展示しました。当園における開花期間などの性質については栽培をしなが様子を見ています。11月10日に初花を見てから一ヶ月経ちましたが、霜に負けることなく、開花盛期が続いています。

クコの写真

クコ(果実)
Lycium chinense
ナス科 (宿根草・有用植物園)
東アジアの熱帯域から温帯域原産。果実、根、葉は、疲労回復や滋養強壮等の効果がある生薬です。クコ茶(葉)やクコ酒(果実)などとして利用されます。



植物生態園ほかでは 

マンリョウ果実の写真  

マンリョウ(果実) 
Ardisia crenata
ヤブコウジ科 (植物生態園)
植物生態園には、鳥による種子の散布により実生の個体が生育しています。

ツルコウジ(果実)
Ardisia pusilla
ヤブコウジ科 (植物生態園)
ヤブコウジに似ていますが、全体に毛があります。 植物生態園の南口近くにあります。

イボタノキ果実の写真

イボタノキ
Ligustrum obtusifolium

モクセイ科 (植物生態園)
葉は対生につきます。花は5月から6月にかけて白い花を咲かせます。「見頃の植物情報」平成19年6月1日号に花を載せてあります。

ゴシュユ果実の写真

ゴシュユ(果実)
Evodia rutaecarpa
ミカン科 (つばき園)
中国原産。赤褐色のしわのある果実がたくさんついています。

ツバキ菊冬至の写真

ツバキ園芸品種’菊冬至’
Camellia japonica
ツバキ科 (つばき園)
早咲きの品種が咲き始めました。

 植物園スタンプラリー

スタンプラリー12月ポインセチア画像  

12月はポインセチアです。

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142