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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成20年2月15日

  • こちらでは、現在見頃の植物を紹介しています。

平成20年2月15日現在

『花の回廊-早春の草花展-』 開催中

早春の草花展の写真 早春の草花展の写真

早春の草花展も今年で3回目となりました。期間中延べ約70種200品種20,000株を展示します。
早春の草花展の写真 早春の草花展の写真

 北山門広場特設会場。ここはもう春です!

早春の草花展の写真 早春の草花展の写真

早春の草花展の写真

総延長約100mの会場内は花の甘い香りと明るい雰囲気で満ちています。
(花の回廊は10時から16時まで。3月20日(木曜・祝日)まで開催します。 )

観覧温室では

ケントラデニアフロリブンダ写真

ケントラデニア・フロリブンダ
Centradenia floribunda
ノボタン科
(ジャングルゾーン)
グアテマラ原産。小低木で茎は角張り、柔毛があり分枝します。葉裏の脈は赤色です。花の色は桃色で小さくかわいらしい花です。

コンロンカ写真

コンロンカ
Mussaenda parviflora
アカネ科
(ジャングルゾーン)
種子島、屋久島、沖縄、台湾に分布します。半つる性の常緑低木で高さ1から1.5メートルくらいになります。ツル状に伸びた枝は非常に長くなります。本属の植物は約200種類あり、主に熱帯アジア、熱帯アフリカ、太平洋諸島に分布しています。東南アジアやハワイなどの熱帯地方では街路樹や庭木として利用されています。

ボーモンティアムルティフロラ写真

ボーモンティア・ムルティフロラ
Beaumontia multiflora
キョウチクトウ科
(ジャングルゾーン)
咲きはじめたところです。花芽もたくさんありますので、3月下旬まで楽しめそうです。夜間に香りが強くなりますが、昼間も顔を近づければよい香りがします。ボーモンティア属はインドからインドネシアにかけて 約8種が分布します。おしべは5個ですが葯は柱頭付近で筒状に合着します。開花後に剪定するのですが、開花期直後すなわち3月頃に剪定すると次の開花までに伸びすぎるので5月頃行います。
オオベニゴウカン白花写真 

オオベニゴウカン白花
Calliandra haematocephala white flower
マメ科
(ジャングルゾ-ン)

ボリビア原産。白く毛のように多数飛び出している部分はおしべです。オオベニゴウカンは基本的には赤い花ですがこの個体は白花です。めしべはおしべの後から伸びてきます。
サラカタイピンゲンシス写真

サラカ・タイピンゲンシス
Saraca thaipingensis
マメ科
(ジャングルゾーン)
マレー半島原産。高木で高さ10メートル近くになります。種子増殖ですが、苗の生長は遅いです。高木の下で半日陰の条件でよく育ちます。新葉も赤く非常に美しいです。

 フレイキネティアムルティフロラ写真

フレイキネティア・ムルティフロラ
Freycinetia multiflora
タコノキ科
(ジャングルゾーン)
フィリピン原産。英名をクライミングパンダナスといいます。木本性のツル植物です。オレンジ色の部分は苞という器官です。フレイキネティア属は約180種が知られています。タコノキ属に似ますが果実が液果状になることが異なっています。
ゴンゴラクインクェネルヴィス写真

ゴンゴラ・クィンクエネルヴィス
Gongora quinquenervis
ラン科
(冷房室)
原産はメキシコからボリビア。変異の幅は大きく、花には様々な色や模様があります。花茎は長さ約1メートル、多いもので30個以上の花がつきます。ハチを送粉者として利用しています。唇弁からハチのオスを誘引する芳香物質を出し、引き寄せられたハチは唇弁の基部に止まろうとしますが、滑りやすくなっているため、滑り落ち、粘着性の花粉塊の上に到達するようになっています。ラン科植物は虫媒花といって昆虫(一部、小鳥や小動物のものがあります。)が花粉を媒介しています。他の虫媒花に比べて効率よく確実に受粉されるように巧妙な仕組みを持っています。

ハランアナナス写真

ハランアナナス
Pitcairnia corallina
パイナップル科
(アナナス室)
葉の形はユリ科のハランに似ていますが、こちらはパイナップル科。花は非常に鮮やかな赤色で印象的です。コロンビア、ペルーに分布します。 

植物生態園ほかでは

セツブンソウの写真

セツブンソウ
Eranthis pinnatifida 
キンポウゲ科 (植物生態園)
1月以降低温の日が続き、開花が遅れています。これからが見頃になります。

 フクジュソウの写真

フクジュソウ
Adonis amurensis
キンポウゲ科(植物生態園)
蕾の動きが鈍いようですが、好天が続けばすぐにでも開きそうな状態です。

ツバキ品種有楽の写真

ツバキ品種 ’有楽’
Camellia japonica ’Uraku’
ツバキ科 (つばき園)

ツバキ品種紅佗助の写真

ツバキ ’紅佗助’
Camellia japonica ’Beniwabisuke’
ツバキ科 (ツバキ園)
早咲き系のツバキが咲き出しています。

ツバキ品種紅唐子の写真

ツバキ ’紅唐子’
Camellia japonica ’Benikarako’
ツバキ科 (ツバキ園)
雄しべが弁化したツバキです。

ウメ品種玉牡丹の写真

ウメ ’玉牡丹’ 
Purunus mume ’Gyokubotan’
バラ科 (梅園)
早咲き品種が咲き出しています。 

宿根草・有用植物園では

宿根草園入口の写真

冬枯れ模様の宿根草有用植物園の入口です。2月13日は大雪に見舞われました。 

宿根草園の写真

あっ。奥の方に小さなガラス張りの小屋が。。。 

小ガラスハウスの遠景写真

中にはなんだかカラフルな植物が 。。。

小ガラスハウスの写真

風変わりな植物ばかりだー。 

小ガラスハウス内の写真

色とりどりの花々。。。

南アフリカ原産の珍しい球根植物等を展示しています。ささやかながら『小さな小さな春』をお楽しみください。  

ラケナリアアロイデスクアドリコロルの写真

ラケナリア・アロイデス クアドリカラー
Lachenalia aloides var.quadricolor
ユリ科(宿根草・有用植物園内小ガラスハウス)
南アフリカのケープ地方原産。 

ラケナリアアロイデスアウレアの写真

ラケナリア・アロイデス アウレア
Lachenalia aloides var.aurea
ユリ科(宿根草・有用植物園内小ガラスハウス)
南アフリカのケープ地方原産。 

ラケナリアスプレンディディシマの写真

ラケナリア・スプレンディダ
Lachenalia splendida
ユリ科(宿根草・有用植物園内小ガラスハウス)
南アフリカのケープ地方原産。
 

ラケナリアグラウキナの写真

ラケナリア・グラウキナ
Lachenalia glaucina
ユリ科(宿根草・有用植物園内小ガラスハウス)
南アフリカのケープ地方原産。 

ラケナリアアロイデスルテオラの写真

ラケナリア・アロイデス ルテオラ
Lachenalia aloides var.luteola
ユリ科(宿根草・有用植物園内小ガラスハウス)
南アフリカのケープ地方原産。 

グラジオラストリスティスの写真

グラジオラス・トリスティス
Gladiolus tristis
アヤメ科(宿根草・有用植物園内小ガラスハウス)
南アフリカのケープ地方原産。 

スノードロップの写真 

スノードロップ
Galanthus elwesii
ヒガンバナ科(宿根草有用植物園)
ギリシャ、トルコ等、地中海北部原産。スノードロップとは、ガランツス属を総称する英名で、15種ほどが知られています。本種の和名は「オオマツユキソウ」。比較的大きな花が特徴です。

植物園スタンプラリー

2月はセツブンソウです。

2月のスタンプセツブンソウの写真

 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142