トップページ > 文化・スポーツ・教育 > 文化・スポーツ > 京都府立植物園 Kyoto Botanical Gardens > 京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成22年4月23日

ここから本文です。

京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成22年4月23日

こちらでは、現在見頃の植物を紹介しています

平成22年4月23日(金曜)現在

新緑がまぶしい季節に

水車小屋周辺の新緑

イロハモミジの新緑の写真

イロハモミジの新緑

園内花壇では

アイスランドポピーの写真

アイスランドポピー
Papaver nudicaule cv.
ケシ科 (北山ワイルドガーデン)

アネモネの写真

アネモネ
Anemone coronaria cv.
キンポウゲ科 (北山ワイルドガーデン)

ビオラの写真

ビオラ
Viola cornuta cv.
スミレ科 (北山ワイルドガーデン)

パンジーの写真

パンジー 
Viola ×wittrockiana cv. 
スミレ科 (北山ワイルドガーデン)
パンジー、ビオラの品種見本が見頃をむかえています。

チューリップの写真 チューリップの写真

チューリップ
Tulipa cv.
ユリ科(沈床花壇ほか)
遅咲き系のチューリップが咲き出しました。 

 観覧温室では

 ツンベルギアマイソレンシス写真

ツンベルギア マイソレンシス
Thunbergia mysorensis
キツネノマゴ科 (ジャングルゾ-ン)
年間を通じて開花しますが、特に4月から5月にかけて花盛りになります。 

フクシア写真

観覧温室ジャングルゾーンにてフクシア展を開催中です(4月23日から5月9日まで)。

ツルアダン写真

ツルアダン
Freycinetia formosa
タコノキ科 (ジャングルゾーン)
2007年5月に続き2度目の開花です。

 イチベンバナ写真

イチベンバナ
Swartzia pinnata
マメ科(ジャングルゾ-ン)
花弁は旗弁一枚だけで他の四枚は退化しています。そのためイチベンバナと呼ばれます。

ジェイドバイン写真

ジェイドバイン
Strongylodon macrobotrys
マメ科(ジャングルゾ-ン)
独特の「翡翠(ひすい)色」が印象的です。

 プセウドボンバクスエリプティクム写真

 プセウドボンバクス エリプティクム
Pseudobombax ellipticum
パンヤ科(砂漠 サバンナ室)
白く清楚な花です。一日花ですが、次々と咲いていきます。 

球根ベゴニアつり鉢写真

鉢物展示室では球根ベゴニアつり鉢が見頃です。

球根ベゴニアスタンドタイプ写真 

球根ベゴニアスタンドタイプはラン室ステージで展示しています。

植物生態園ほかでは

アマミセイシカの写真 

アマミセイシカ
Rhododendron amamiense
ツツジ科 (植物生態園) 

クマガイソウの写真

クマガイソウ
Cypripedium japonicum
ラン科 (植物生態園) 

ハナイカダの写真 

ハナイカダ
Helwingia japonica
ミズキ科 (植物生態園)
雌雄異株で雌木(写真左)と雄木(写真右)があります。雌木では結実すると葉の上に黒い果実をのせます。雄木は花の数では雌木より多くつきますが、花が終われば落下します。

ミヤマウグイスカグラの写真

ミヤマウグイスカグラ
Lonicera gracilipes var. glandulosa
スイカズラ科 (植物生態園)
全体に腺毛が多く、ウグイスカグラと区別できます。

シロヤマブキの写真

シロヤマブキ
Rhodotypos scandes
バラ科 (植物生態園ほか)

ヤエヤマブキの写真

ヤエヤマブキ
Kerria japonica f. plena
バラ科 (はなしょうぶ園付近)

ナツグミの写真

ナツグミ 
Elaeagnus multiflora 
グミ科 (桜林南側) 

宿根草・有用植物園では

ボタンが咲き始めました。

Paeonia suffruticosa cv.
ボタン科 (宿根草・有用植物園)

ボタンの写真

ボタン ’華鳳’

ボタンの写真

ボタン ’春日山’

基本種は中国原産。紹介した品種は、晩秋から初冬に花を咲かせる寒咲き系品種の春花です(年に2回開花します)。春牡丹(年1回開花)に比べて春花の開花期が10日前後早いのが特徴です。

ベニバナトキワマンサク

ベニバナトキワマンサク
Loropetalum chinense var.rubra
マンサク科 (宿根草・有用植物園東入口)
中国原産。トキワマンサクの赤花種で、葉も赤葉(銅葉)です。次々分枝するため、剪定してもすぐに広がった樹形となります。宿根草・有用植物園東入口に植栽しています。

ムベの写真

ムベ(郁子)
Stauntonia hexaphylla
アケビ科 (宿根草・有用植物園内中央パーゴラ)
本州から沖縄、台湾、中国南部に自生。雌雄同株ですが、同一株内では雄花、雌花の花期にズレがあり、数株植えると結実しやすいようです。アケビに似た果実は、熟してもアケビと違い縦に裂けませんが、食味はアケビに似ています。

ツタンカーメンのエンドウの写真

ツタンカーメン王墓のエンドウ
Pisum sp. 
マメ科  (宿根草・有用植物園)
イギリスの考古学者カーター氏が、1922年にツタンカーメン王墓を発掘した際、副葬品からエンドウの種を見つけました。ツタンカーメン王が生きた時代が紀元前14世紀ですから、実に三千年以上の時を経た種です。なんと、この種、保存状態が良好であったためか発芽、栽培することができたのです。この子孫の種子が1965年に日本にも導入され、現在も各地で栽培されています。ワインレッドの花と、着莢の時から莢色が濃い紫色です。中の豆(完熟種子)は、淡い黄緑色です。これで豆ご飯を炊き、数時間蒸らすとごはんがほんのり赤く染まります。

ニオイイリスの写真

ニオイイリス
Iris florentina
アヤメ科 (宿根草・有用植物園)
地中海沿岸原産。ドイツアヤメと同時期の明治初期に、日本に渡来しています。ヨーロッパでは根茎を香料に利用しますが、日本では他のアイリスとともに観賞用として栽培されることが多いようです。

ムラサキハシドイの写真

ムラサキハシドイ(紫丁香花)
Syringa vulgaris
モクセイ科 (宿根草・有用植物園)
ヨーロッパ原産。明るい紫色の花を咲かせ、香りがよく、香水に利用されます。

カロライナジャスミンの写真

カロライナジャスミン
Gelsemium sempervirens
マチン科 (宿根草・有用植物園)
北米南部からグアテマラ原産。常緑つる性植物で、株一面にラッパ状の黄花を咲かせます。甘い香りもあり、観賞用としてよく栽培されていますが、全草に有毒成分を含む有毒植物です。

ネジアヤメの写真

ネジアヤメ
Iris lactea
アヤメ科 (宿根草・有用植物園)
中央アジア、中国、朝鮮半島原産。茎は高さ20センチほどになり、1から3花をつけます。花は淡紫色。葉は長さ50センチほどになり、2から3回ねじれるのが特徴で、和名の由来となっています。 

イワヤツデの写真

イワヤツデ
Aceriphyllum rossii
ユキノシタ科 (宿根草・有用植物園)
中国北部、朝鮮半島原産。ヤツデのような葉をもち、岩地に自生することからこの和名がついています。つぼみが赤いところから、タンチョウソウ(丹頂草)とも呼ばれています。

トキワナズナの写真

トキワナズナ
Iberis sempervirens
アブラナ科 (宿根草・有用植物園)
ギリシア、西南アジア原産。 草丈は膝の高さより低く、よく分枝してこんもりとなります。花は白色で満開時には株を覆いつくように咲きます。日本への渡来は1930年ごろ。英名は「エッジングキャンディタフト(edging candytuft)」。

トリテレイアの写真

 トリテレイア イキシオイデス ’ゴールデンスター’
Triteleia ixioides ’Golden Star’
ユリ科 (宿根草・有用植物園内ミニハウス)
園芸品種。基本種は米国オレゴン州からカリフォルニア州に分布する球根植物で、高さ30センチほどになります。本園芸品種は基本種よりも花色が鮮明な黄色になります。

オルニトガルムの写真

オルニトガルム ティルソイデス
Ornithogalum thyrsoides
ユリ科 (宿根草・有用植物園内ミニハウス)
南アフリカ原産。花茎は高さ50センチ程度になり、直径約2センチの白花を15から35個総状花序につけます。英名は「アフリカンワンダーフラワー(African wonder flower)」。

レウココリネプルプレアの写真

レウココリネ プルプレア
Leucocoryne purpurea
ユリ科 (宿根草・有用植物園内ミニハウス)
チリ原産。花は長く伸びた花茎の先端に2から6個がつき、直径約5センチ、淡青紫色で中心が赤紫色となります。

ヒメヒオウギの写真

ヒメヒオウギ
Lapeirousia laxa
アヤメ科  (宿根草・有用植物園内ミニハウス)
南アフリカのケープ原産。長さ約20センチの葉は線形で、数個が展開し、扇状になります。茎は細く、長さ約30センチで、一側生の穂状花序に6から10花がつきます。花は橙赤色で、下側3個の花被片基部に黒味がかった紅色の斑紋が入ります。

植物園スタンプラリー

 ホウガンノキのスタンプ

4月はホウガンノキです。

3月のクイズの答えは「ハッパ」です。

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142