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更新日:2011年4月15日

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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成23年4月15日

こちらでは現在見頃の植物を紹介しています。

科名等の変更について(おしらせ)

植物の分類については、分子生物学の発展によって個々の植物のDNA解析が行われるようになりました。その解析結果や、近年の研究に基づく分類体系が世界的に採用されるようになり、当園ホームページ「見ごろの植物情報」の表記につきましても、4月以降は新しい分類体系で表示しています。

4月1日付見ごろの植物情報では「従来の科名を括弧書き表示する」としていましたが、今回から科名は新科名のみの表示とします。

平成23年4月15日(金曜)現在

観覧温室では

ツンベルギアマイソレンシスの写真

ツンベルギア マイソレンシス
Thunbergia mysorensis
キツネノマゴ科(ジャングルゾ-ン)
インド南部原産。10メートル以上に伸びるつる性植物で、花序は40から100センチの長さで垂れ下がります。花は一部赤褐色を帯びた黄色になります。苞も暗赤褐色でつぼみのときから美しく印象的です。

ジェイドバインの写真

ジェイドバイン
Strongylodon macrobotrys
マメ科(ジャングルゾ-ン)
フィリッピンのルソン島原産。独特の「翡翠(ひすい)色」が印象的です。フィリッピンの絶滅危惧種です。

コクリオステマの写真

コクリオステマ オドラティッシムム
Cochliostema odoratissimum
ツユクサ科 (ジャングルゾーン)
コスタリカ、パナマ、エクアドル原産。大型の多年草で着生種。葉はロゼット状で、基部は鞘状に重なります。ランに似た花は腋生の集散花序につきます。ガク片は3個で淡い桃色、花弁も3個で青紫色となります。 

ムユウジュの写真

ムユウジュ
Saraca indica
マメ科 (ジャングルゾーン)
インドから東南アジアに分布。花は橙色で芳香があります。仏教三霊樹の一つで、お釈迦様の母君摩耶(まや)夫人がこの花に触れようとした時、お釈迦様が右脇腹から歩み出て「天上天下唯我独尊」と唱えたと伝えられています。

テコマンテウェヌスタの写真

テコマンテ ウェヌスタ
Tecomanthe venusta
ノウゼンカズラ科(ジャングルゾーン)
ニューギニア原産のつる性常緑木本。花序の多くは古い枝から生じ、花は長さ約10センチのラッパ状で、外側は暗桃色、内側と先端は乳白色となります。

シャクナゲモドキの写真

ロドレイア チャンピオニー
Rhodoleia championii
マンサク科 (観覧温室入口、中庭)
和名シャクナゲモドキ。原産は香港、中国です。

パキポディウムの写真

パキポディウム ロスラツム ロスラツム
Pachypodium rosulatum
キョウチクトウ科(砂漠 サバンナ室)
マダガスカル南部原産。

ダイスコティニフォリアの写真

ダイス コティニフォリア
Dais cotinifolia
ジンチョウゲ科(砂漠 サバンナ室)
南アフリカ原産。

球根ベゴニアの写真

球根ベゴニア
Begonia ×tuberhybrida
シュウカイドウ科(鉢物展示室)
南米のアンデス高山地帯に自生する数種の原種をもとに作り出された球根性の交雑品種群です。冷涼な気候を好む長日性植物です。

植物生態園ほかでは

ヤエベニシダレ写真

ヤエベニシダレ
Cerasus spachiana  `Plena-rosea`
バラ科(桜林)
シダレザクラの紅色が濃い八重咲き品種。白花一重のシダレザクラに比べ、開花がやや遅れます。エドヒガンの園芸品種です。

ソメイヨシノ写真

ソメイヨシノ
Cerasus ×yedoensis
バラ科(桜林)
江戸時代末期に東京の染井村(現在の駒込)の植木屋から広まった桜で、現在では春の花見の対象として最も一般的。エドヒガンとオオシマザクラの交雑種であるとされています。葉より先に花が出ます。

オオヤマザクラ写真

オオヤマザクラ
Cerasus sargentii
バラ科(桜林他)
日本の北半分に分布する。別名はエゾヤマザクラという。主として中部地方、関東地方の高地から東北地方北部から北海道に分布します。

 

オオシマザクラ写真

オオシマザクラ
Cerasus speciosa
バラ科(桜林他)
関東南部の暖温帯に分布する種。和名は伊豆大島に多いことから。暖かい海岸部に生育し樹高は20メートル以上になる。大きな花をつけるので観賞用に広く栽培されている。桜餅を包む葉はオオシマザクラの葉を塩漬けにしたものから作られるが花にも同じような独特の香りがあります。花と同時に伸びる若芽が緑色であることからヤマザクラと区別できます。

エンコウソウ写真

エンコウソウ
Caltha palustris var. enkoso
キンポウゲ科(植物生態園)
東アジアの温帯から暖帯に分布する多年草。茎は軟らかく直立せずに四方に広がります。和名は猿こう草と表記し花柄が長く伸びた様子が手長猿の手に似ることから。

ワサビ写真

 ワサビ
Wasabia japonica
アブラナ科(植物生態園)
山間の谷川の浅瀬に自生し、また栽培される多年草。根茎は太く肥厚し葉痕が著しい。辛味料として和食には欠かせません。

 

宿根草・有用植物園では

シクラメン ペルシクム
Cyclamen persicum
サクラソウ科(宿根草有用植物園)
リビアから地中海東部原産

レウココリネプルプレアの写真 

レウココリネ プルプレア
Leucocoryne purpurea
ネギ科(宿根草有用植物園)
チリ原産。

リュウココリネピュアホワイトの写真 

リウココリネ ’ピュアホワイト’
Leucocoryne  ’Pure White’
ネギ科(宿根草有用植物園)

ヘレボルスの写真

ヘレボルス園芸品種
Helleborus cvs.
キンポウゲ科(宿根草有用植物園、バラ園)
写真はバラ園のヒマラヤスギの樹下に植栽したものです。

チューリップ ウウェデンスキー
tulipa vvedenskyi
ユリ科(宿根草有用植物園)

中央アジア原産

 

ブルビネラ フロリブンダ
Bulbinella floribunda
ツルボラン科(宿根草有用植物園)
南アフリカ原産

園内花壇では

スノーフレークの写真

スノーフレーク 
Leucojum aestivum cvs.
ヒガンバナ科(北山ワイルドガーデン)

ヒアシンスの写真

ヒアシンス園芸品種
Hyacinthus orientalis cvs.
ヒアシンス科(北山ワイルドガーデン)

ナリキッススの写真

スイセン園芸品種
Narcissus cvs.
ヒガンバナ科(北山ワイルドガーデンほか)

パンジーの写真

パンジー 
Viola ×wittrockiana cvs. 
スミレ科(北山ワイルドガーデン) 

ムスカリ写真

ムスカリ
Muscari armeniacum cvs.
キジカクシ科(早春の球根ガーデン)

 

植物園スタンプラリー

 スタンプハンカチノキの写真

4月はハンカチノキです。

3月の答えは「ヨンリンソウ」です。

 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142