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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成24年6月22日

こちらでは現在見頃の植物を紹介しています。

科名等の変更について(おしらせ)

植物の分類については、分子生物学の発展によって個々の植物のDNA解析が行われるようになりました。その解析結果や、近年の研究に基づく分類体系が世界的に採用されるようになり、当園ホームページ「見ごろの植物情報」の表記につきましても、2011年4月以降は新しい分類体系で表示しています。科名は新科名のみの表示とします。

平成24年6月22日(金曜)現在

観覧温室では

ホウガンノキの写真

ホウガンノキ
Couroupita guianensis
サガリバナ科(ジャングルゾ-ン)
南アメリカ原産の高木。花序は長さ60から90センチの総状花序で下垂し、幹あるいは太い枝に直接生じます。花は直径約10センチで、内側は紫色を帯びた紅色、外側は黄色でやや赤色を帯びます。果実は球形で直径約15から20センチになります。見頃は7月上旬まで。

ハメリアパテンスの写真

ハメリア パテンス
Hamelia patens
アカネ科(ジャングルゾーン)
フロリダ、西インド諸島からブラジル原産。筒状の花は橙から鮮紅色で枝先に3から5個の花序となって次々咲きます。見頃は7月上旬まで。 

ツンベルギアマイソレンシスの写真

ツンベルギア マイソレンシス
Thunbergia mysorensis
キツネノマゴ科(ジャングルゾ-ン)
インド南部原産。10メートル以上に伸びるつる性植物で、花序は40から100センチの長さで垂れ下がります。花は一部赤褐色を帯びた黄色になります。苞も暗赤褐色でつぼみのときから美しく印象的です。見頃は7月下旬まで。

シクンシの写真

シクンシ
Quisqualis indica
シクンシ科(ジャングルゾ-ン)
熱帯アジア、マレーシアに分布します。琉球諸島に野生化しています。花には芳香があり、咲きはじめは白色、後にピンクから紅色になります。見頃は7月中旬まで。

ハナチョウジの写真

ハナチョウジ
Russelia juncea
ゴマノハグサ科(ジャングルゾーン)
メキシコ原産の小低木で、高さ1メートル前後になります。花は赤色の筒状で、長さ2.5から3センチです。見頃は7月上旬まで。

コウタレアヘキサンドラの写真

コウタレア ヘキサンドラ
Coutarea hexandra
アカネ科(鉢物展示室)
メキシコからギアナ地方、アルゼンチン、ペルー、西インド諸島原産。高さ10メートルになる低木で、枝先に数花が固まってつきます。花は筒状で長さ約7センチ、先端で6裂します。見頃は7月中旬まで。

サンゴシトウの写真

サンゴシトウ
Erythrina ×bidwillii
マメ科(観覧温室入口、中庭)
ヘルバケア(E.herbacea)とアメリカデイゴ(E.crista-galli)の種間交配種。花は枝先につき、濃暗紅色で長さ5センチ。ヒシバデイゴとも呼ばれています。見頃は7月中旬まで。

レンブの写真

レンブ
Syzygium samarangense
フトモモ科(熱帯有用作物室)
熱帯アジア原産の常緑小高木。花の直径は3センチ程で、4枚の白い花弁の中心から無数の雄しべが放射状に広がります。 果実は直径5センチ程度の洋梨型で、乳白色から紅色で表面には光沢があります。見頃は7月中旬まで。

キャニモモの写真 

キャニモモ
Garcinia xanthochymus
オトギリソウ科(熱帯有用作物室)
インド南部からマレー半島原産。高さ12メートルになる低木で、葉は光沢のある長楕円形で垂れ下がってつきます。花は白色で、果実の形が卵に似ているためタマゴノキとも呼ばれています。花の寿命はかなり短いのですが、果実は長く楽しめます。

キソウテンガイの写真

キソウテンガイ(雄株)
Welwitscia mirabilis
ヴェルヴィッチア科(砂漠サバンナ室)
アフリカ南部の西海岸、ナミビアからアンゴラにかけてのナミブ砂漠の南北約1200キロと東西は海岸から10キロから150キロの間の限られた地域に自生する雌雄異株の裸子植物です。終生2枚の葉しか出さない珍奇な植物で、1科1属1種のヴェルヴィッチア科として独立した科が設けられています。見頃は8月まで。

 

園内樹木ほかでは

タイサンボク写真

タイサンボク
Magnolia grandiflora
モクレン科(植物園会館前ほか)
北米中南部原産でアメリカ合衆国南部を象徴する花木とも言われる常緑高木。モクレン科の樹木の中でも比較的大形の花を付けることから、公園などの修景樹木としてもよく利用されます。当園では目線の高さで花を観察していただける樹形が自慢です。
キョウチクトウ写真
キョウチクトウ
Nerium oleander
キョウチクトウ科(桜林西ほか)
インド原産で中国には明の時代、日本には江戸時代中期に渡来したと伝わる常緑の小高木です。和名は夾竹桃と表し、葉が竹に似て花は桃に似ているという形質の特徴から付いたものとされます。花の少なくなる夏季に長く咲くことから修景木として公園や庭園、緑地などによく植栽されますが有毒植物でもあります。
ニワナナカマド写真
ニワナナカマド
Sorbaria kirilowii
バラ科(盆栽展示場前)
中国北部原産の落葉低木。枝先の円錐花序に直径5mmほどの小さな白い花を多数つけます。別名ではチンシバイ(珍至梅)とも呼ばれます。花は7月中旬ころまで。
クマノミズキ写真
クマノミズキ
Cornus macrophylla
ミズキ科(北山梅林西)
日本各地と朝鮮半島、台湾、中国、ヒマラヤの温帯から暖帯に分布する落葉高木。修景目的で庭園や公園に植栽利用されます。花は6月いっぱいくらいまで。
シナノキ写真
シナノキ
Tilia japonica
シナノキ科(北山ワイルドガーデン)
日本各地の山地に自生する落葉高木。葉えきから長い柄のある花序に舌状の包葉が一枚付くことが特徴です。和名のシナは結ぶ・縛るなどの意味のアイヌ語で樹皮の繊維で作るロープに由来するとされます。花は6月いっぱいくらいまで。
ヒメユリ写真
ヒメユリ
Lilium concolor
ユリ科(植物生態園)
本州の東北地方南部から沖縄、台湾、朝鮮、中国にかけて分布し、日当たりのよい山地や草原に自生する多年草。茎先に朱紅色の6弁花が1~5個つき、上向きに咲くユリで、濃い赤褐色の斑点があります。若くして戦争の被害にあった沖縄女性を慰霊する塔にはヒメユリの名が付けられています。
ホタルブクロ写真
ホタルブクロ
Campanula punctata
キキョウ科(植物生態園)
北海道西南部から九州、朝鮮・中国の山野に分布する多年草。属名のCampanulaは「小さな鐘」の意味で、特徴的な花の形からきています。
ナツツバキ写真
ナツツバキ
Stewartia pseudocamellia
ツバキ科(植物生態園)
日本から朝鮮半島南部にかけて自生する落葉高木。仏教における聖樹、フタバガキ科の沙羅双樹は耐寒性がなく日本においては露地栽培が困難なため、本種を別名でシャラノキと呼び寺院などに植栽されてきました。樹皮がよく剥がれ、落葉期には幹肌を愛でる観賞にも適するため庭園樹として人気があります。
イトラン写真
イトラン
Yucca flaccida
リュウゼツラン科(植物園会館前)
アメリカ東部から南部にかけて自生する常緑多年草。葉が薄く周囲が糸状に解れることが特徴で、このことが和名の由来です。
‘撫子ガクアジサイ’

‘清澄沢アジサイ’

‘大隅山アジサイ’

‘美山八重紫’

‘ジョセフ・バンクス’

‘グレース・ウッド’

‘マリシー’

‘トーマス・ホッグ’

‘クリスタル’

‘アナベル’

‘ホワイトダイアモンド’

‘ユニヴァーサル’

‘ブルーダニューブ’

‘ザ・クリスマス’

‘モスリーン’

‘インマクラター’

‘エルドラド’

‘レグラ’

‘ホワイトウェーブ’

‘ブルースカイ’

‘テラーホワイト’

‘リベラバイス’

‘ロシタ’

‘グリュエンヘルツ’

‘ニューバース桂’

‘ピクシー桂の銀河’

‘伊豆の華’

‘ガクヒメ’

‘大甘茶’

‘クレナイヤマアジサイ’
アジサイ
Hydrangea cvs.
アジサイ科(アジサイ園ほか)
梅雨の季節を代表する花木であるアジサイ類が見ごろになっています。学名はラテン語の「水の容器」という意味です。当園のアジサイ園ではガクアジサイ系、セイヨウアジサイ系、ヤマアジサイ系など栽培品種約200種を植栽展示しています。

宿根草・有用植物園では

ただいまリニューアル工事中のため、お客様の立ち入りは禁止されています。

園内花壇では 

ガイラルディア・アリスタタ
Gaillardia aristata cvs.
キク科
北アメリカ中南部からニュー・メキシコ原産。草丈60から90センチくらいで、よく分枝します。葉は互生し、上方の葉は被針形ないし長楕円形、下方の葉は根出し、へら形で、全縁または粗い波状鋸歯縁となります。茎葉全体に多くの粗い毛があります。頭花は径6から10センチくらい。舌状花の先端部は黄色で、基部は紫紅色です。 
ガイラルディア‘アリゾナサン’の写真

ガイラルディア‘アリゾナサン’
Gaillardia aristata‘Arizona Sun’
キク科(北山ワイルドガーデン)
オールアメリカセレクションズ(All America Selections:全米審査会)、フロロセレクト(Fleuroselect:欧州花き種苗審査会)の金賞受賞品種です。見頃は7月上旬まで。

 

 

ガイラルディア・プルケラ
Gaillardia pulchella cvs.
キク科
北アメリカ東南部からメキシコ北部、さらにニュー・メキシコからモンタナにかけて原産します。草丈30から50センチくらいで直立し、よく分枝します。葉は広被針形ないし長楕円形で無柄、上方の葉は全縁で鈍頭、下方の葉は歯状となるか羽状に裂けます。茎葉全体が軟毛におおわれています。頭花は径5センチくらい。舌状花の先端部は黄色、基部は紫紅色です。

ガイラルディア‘レッドプルーム’ 

ガイラルディア‘レッドプルーム’
Gaillardia pulchella‘Red Plume’
キク科(北山ワイルドガーデン)
見頃は7月上旬まで。
          

ガイラルディア‘ダズラーミックス’
ガイラルディア‘ダズラーミックス’
Gaillardia pulchella‘Dazzler Mix’
キク科(北山ワイルドガーデン)
見頃は7月上旬まで。 

 

 

ルドベキア・ヒルタ
Rudbeckia hirta cvs.
キク科
北アメリカのオンタリオからフロリダ、テキサスの各州に分布します。草丈90センチ。葉はふつう歯牙縁、下部の葉はへら形で、上部の葉は全縁です。全株に粗毛または剛毛があります。頭花は単生し、舌状花は約14個、黄色または橙色(基部)で、筒状花は暗褐色または黒色です。
ルドベキア‘プレリーサン’

ルドベキア‘プレリーサン’
Rudbeckia hirta‘Prairie sun’
キク科(観覧温室前、北山ワイルドガーデン)
フロロセレクト(Fleuroselect:欧州花き種苗審査会)の金賞受賞品種です。見頃は7月上旬まで。

ルドベキア‘マヤ’

ルドベキア‘マヤ’
Rudbeckia hirta‘Maya’
キク科(北山ワイルドガーデン)
フロロセレクト(Fleuroselect:欧州花き種苗審査会)の金賞受賞品種です。見頃は7月上旬まで。

ルドベキア‘カプチーノ’

ルドベキア‘カプチーノ’
Rudbeckia hirta‘Cappuccino’
キク科(北山ワイルドガーデン)
フロロセレクト(Fleuroselect:欧州花き種苗審査会)の金賞受賞品種です。見頃は7月上旬まで。 

 

 

コレオプシス
Coreopsis grandiflora cvs.
キク科(北山ワイルドガーデン)
北アメリカのモンタナ、カンザスなどの中央部から、フロリダ、ニュー・メキシコなどの南部におよんで分布する。頭花は径6から8センチで、全体濃黄色になります。コレオプシス‘プレスト’

コレオプシス‘プレスト’
Coreopsis grandiflora ‘Presto’
キク科(北山ワイルドガーデン)
見頃は7月上旬まで。

コレオプシス‘ライジングサン’

コレオプシス‘ライジングサン’
Coreopsis grandiflora‘Rising Sun’
キク科(北山ワイルドガーデン)
見頃は7月上旬まで。

コレオプシス‘ヘリオット’

コレオプシス‘ヘリオット’
Coreopsis grandiflora ‘Heliot’
キク科(北山ワイルドガーデン)
見頃は7月上旬まで。 

※上記のコレオプシス3品種は、フロロセレクト(Fleuroselect:欧州花き種苗審査会)の金賞受賞品種であり、外来生物法で栽培や人に譲ること、販売することが禁止されているオオキンケイギク(Coreopsis lanceolata)ではありません。 
 

 

エキナケア‘パウワウワイルドベリー’

エキナケア‘パウワウワイルドベリー’
Echinacea prupurea‘Pow Wow Wild Berr’
キク科(北山ワイルドガーデン)
アメリカのオハイオ州からジョージア州にかけて自生しています。茎は無毛で、草丈60から100センチになります。茎葉は被針形、葉縁に鋸歯がつき、無柄。頭花は茎頂に1個つき、径約10センチ。舌状花の色は紫紅です。花の形がまといの馬簾に似ているところから、ムラサキバレンギクという和名があります。オールアメリカセレクションズ(All America Selections:全米審査会)金賞受賞品種です。見頃は10月中旬まで。

 

ケンタウレア・アメリカナの写真

ケンタウレア・アメリカナ
Centaurea americana
キク科(北山ワイルドガーデン)
北アメリカのミズリーからルイジアナ、アリゾナ、メキシコなどの諸州に原産します。草丈は2メートル近くになります。頭花は径10センチ前後になり、外側の数層の小花は大きく舌状になっていて、花色は淡紫紅色です。見頃は7月上旬まで。

シダルケアの写真

シダルケア
Sidalcea malviflora
アオイ科(北山ワイルドガーデン)
カリフォルニア原産の多年草。草丈45から90センチ、茎葉は7から9深裂でほっそりしています。花は紫色で径約5センチ、総状花序に多数つけます。見頃は8月上旬まで。 


スタキス・コッキネアの写真

スタキス・コッキネア
Stachys coccinea
シソ科(北山ワイルドガーデン) 
北アメリカ原産。草丈は20センチ。葉は鋸歯があり、葉脈が目立ちます。茎を立ち上げて節ごとに車輪状に花を咲かせます。本種は花色が鮮やかな紅色をしています。見頃は7月上旬まで。

デルフィニウム・ザリルの写真

デルフィニウム・ザリル
Delphinium zalil
キンポウゲ科(北山ワイルドガーデン)
イラン原産の淡黄色花種です。草丈30から75センチ、茎は細く、まばらな総状花序に花をつけます。ロックガーデンに適します。見頃は7月上旬まで。

ロナスの写真

ロナス
Lonas annua
キク科(北山ワイルドガーデン)
地中海沿岸地域の乾燥地に分布します。草丈30から40センチになり、よく分枝します。頭花は頂生で径約1.2センチの球状を呈し、径6センチほどの密な散房状に集まります。小花はすべて両生の筒状花です。見頃は7月上旬まで。

イポモプシス・ルブラの写真

イポモプシス・ルブラ
Ipomopsis rubra
ハナシノブ科(北山ワイルドガーデン)
サウスカロライナからフロリダにかけて分布します。草丈1.5メートルになります。茎は分枝せず、葉は羽状に細裂します。花は筒状で長さ4センチ、頂生の細長い円錐花序につきます。花冠の外側は緋色で、内側に黄色の斑点があります。見頃は7月上旬まで。

 

 

 ハナショウブ園では、約200品種1万株のハナショウブが見頃をむかえています

ハナショウブ園の写真

ハナショウブ‘追風’
Iris ensata cvs.‘Oikaze’
アヤメ科(ハナショウブ園)
見頃は6月下旬まで。

 

ヒナゲシの写真

ヒナゲシ
Papaver rhoeas cv.
ケシ科(北山ワイルドガーデン)
ヨーロッパ中部の原産です。草丈約50センチで茎は直上し、まばらに分枝します。葉は羽状中裂。花は径5~7センチあり、基部に黒色斑があります。見頃はまで7月上旬まで。

パパウェル・コンムタツムの写真

パパウェル・コンムタツム
Papaver commutatum
ケシ科(北山ワイルドガーデン)
コーカサスから小アジアに分布します。草丈約50センチ。葉は羽状複葉。花弁の基部に黒色の斑紋があります。見頃は7月上旬まで。 

 

 

 

 

 

植物園スタンプラリー

 6月スタンプ

 

6月はトケイソウです。

5月の答えは「2」です。 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142