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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成25年3月22日

こちらでは現在見頃の植物を紹介しています。

 当園ホームページにおける科名表記について

平成25年3月22日(金曜)現在

観覧温室では

ボーモンティアの写真

ボーモンティア ムルティフロラ
Beaumontia multiflora
キョウチクトウ科(ジャングルゾーン)
原産はジャワ島。夜間に香りが強くなりますが、昼間も顔を近づければよい香りがします。見頃は4月中旬まで。

テコマンテウェヌスタの写真

テコマンテ ウェヌスタ
Tecomanthe venusta
ノウゼンカズラ科(ジャングルゾーン)
ニューギニア原産のつる性常緑木本。花序の多くは古い枝から生じ、花は長さ約10センチのラッパ状で、外側は暗桃色、内側と先端は乳白色となります。 見頃は4月下旬まで。

ブラケアの写真

ブラケア グラキリス
Blakea gracilis
ノボタン科(ジャングルゾーン)
中央アメリカ原産。高さ12メートルになる常緑低木で、幹から気根を出し、他物に付着しながらよじ登ります。光沢のある葉は長さ約8センチで、対生します。花は直径約5センチで、花弁はやや肉厚の白色となります。黄色の雄しべが並んで付き、よく目立ちます。花弁と果実は食べられます。見頃は4月中旬まで。

ソランドラグランディフロラの写真

ソランドラ グランディフロラ
Solandra grandiflora
ナス科(ジャングルゾーン)
メキシコ、ジャマイカ原産のつる性低木。高さ5から6メートルになります。花は長さ約25センチで、咲きはじめは帯紫白色、時間の経過とともに黄褐色になります。見頃は4月下旬まで。

オオホウカンボクの写真

ブラウネア グランディケプス
Brownea grandiceps
マメ科(ジャングルゾーン)
ベネズエラ原産。高さ5メートルになる低木で、シャクナゲに似た豪華な花を枝先や幹につけます。新葉も美しく、赤味を帯びます。和名はオオホウカンボク(大宝冠木)で、英名はローズオブベネズエラ(Rose of Venezuela)。見頃は4月下旬まで。

ビグノニアの写真

ビグノニア マグニフィカ
Bignonia magnifica
ノウゼンカズラ科(ジャングルゾーン)
コロンビア原産。非常に生育が旺盛です。美しい花を咲かせるので、熱帯、亜熱帯地方では公園、庭園など観賞用として栽培されています。見頃は4月下旬まで。

ジェードバインの写真

ジェイドバイン
Strongylodon macrobotrys
マメ科(ジャングルゾ-ン)
フィリピンのルソン島原産。独特の「翡翠(ひすい)色」が印象的です。フィリピンの絶滅危惧種です。 見頃は4月下旬まで。

ブルンフェルシアの写真

ブルンフェルシア パウキフロラ ’エクシミア’
Brunfelsia pauciflora ’Eximia’
ナス科(ジャングルゾーン)
ブラジル原産のオオバンマツリ(B.pauciflora)の園芸品種で、母種よりも花が大きく、濃紫色のタイプです。中心の目が紫色から白色に変わります。見頃は4月中旬まで。

サラカディウェスの写真

サラカ ディウェス
Saraca dives
マメ科(ジャングルゾーン)
インドから中国原産。高さ5から20メートルほどになる常緑高木です。花は花弁が無く、ガクが4裂して花のように見えます。見頃は4月中旬まで。

ムユウジュの写真

ムユウジュ
Saraca asoka
マメ科(ジャングルゾーン)
インド原産。インドボダイジュ、サラノキとともに仏教三聖樹とされています。花には花弁がなく、ガクが4裂して花弁状になり色づきます。花色は黄橙色から赤色に変化します。見頃は4月中旬まで。

ゲラニウムマデレンセの写真

ゲラニウム マデレンセ
Geranium maderense
フウロソウ科(冷房室)
マデイラ諸島原産。ゲラニウム属の中では世界最大の大型種。花は直径4cmの赤桃色で、株の真ん中に群がって咲く様は見事です。マデイラ諸島とその周辺にはゲラニウム属の大型種が3種あり、その中でも本種は最も大きくなります。 見頃は4月下旬まで。

マダガスカルジャスミンの写真

マダガスカルジャスミン
Stephanotis floribunda
キョウチクトウ科(ラン室)
マダガスカル原産。モクセイ科であるジャスミンとは違いますが、花の形、香りが似ていることから名付けられました。切り口から白い乳液が出ます。花は純白で芳香があります。見頃は4月中旬まで。

 

園内樹木ほかでは

さんしゅゆ
サンシュユ
Cornus officinalis
ミズキ科(森のカフェ北ほか)
ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミなどとも呼ばれる落葉小高木。中国から朝鮮半島原産で、日本には享保年間に薬用植物として渡来したとされます。果肉には強精薬、止血、解熱作用としての効用がありますが、春先に黄色い花を樹冠いっぱいに付ける特徴から、しばしば庭園や公園などに修景目的で植栽されます。

とさみずき

トサミズキ
Corylopsis spicata
マンサク科(芍薬園西ほか)
高知県(土佐)の蛇紋岩地帯や石灰岩地などの痩せ地だけに自生する落葉低木。ミズキと名が付きますがマンサク科の植物です。黄色の花は葉に先立って鈴なりに咲き、秋には黄葉が美しい。

かたくり

カタクリ
Erythronium japonicum
ユリ科(植物生態園)
早春に10センチ程度の花茎を伸ばし薄紫色の花を下向きに咲かせることで、春の林床を彩る多年草。この植物の鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として食用利用していましたが、近年は精製量が豊富なジャガイモやサツマイモのデンプン粉が主に利用されているようです。

げんかいつつじしろ

げんかいつつじむらさき

ゲンカイツツジ
Rhododendron mucronulatum
ツツジ科(植物生態園)
中国地方,四国北部,九州北部に分布するツツジで、乾いた岩場などに自生します。トキワツツジ、ツキワゲンカイの別名もあります。

あんず

アンズ
Armeniaca vulgaris
バラ科(杏林)
日本には古代に中国から渡来したと考えられる落葉高木で、桜より少し早くウメによく似た花を付けます。種子の成分が咳止めや風邪の予防薬として用いられるほか、独特の味が杏仁豆腐に使われます。

うめ

ウメ
Armeniaca mume
バラ科(梅林)
中国中部の原産で奈良時代に日本に伝わったと考えられるバラ科の落葉高木。花は観賞、果実は食用として広く各地で栽培されてきました。文化の面では春の“花見”という習慣は現代では桜を観賞することが主ですが、平安時代以前に宮中や貴族の間にこの習慣が根付いた頃は梅の花を鑑賞することであったとされます。

おとめ‘乙女’

べにひゅうが‘紅日向’

うめがか‘梅ヶ香’

じっこう‘日光’

がっこう‘月光’

あけぼの‘曙’

きくずき‘菊月’

しろからこ‘白唐子’

きょうからこ‘京唐子’

かごしま‘鹿児島’

きくとうじ‘菊冬至’

しろすみのくら‘白角倉’

べにふで‘紅筆’

ツバキ
Camellia japonica cvs.
ツバキ科(椿園ほか)
青森県から九州までの広い範囲で照葉樹林の代表的な樹木であるツバキは、花が美しく有用であるため古くから日本人にとって重要な植物ですが、近世に茶の文化が確立すると「わび、さび」を表す茶花として愛でられ、多くの園芸品種が作出されることとなりました。

ほそい‘細井桜’

じゅうがつ‘十月桜’

おかめ‘オカメ’

かわづ‘河津桜’

あーこれーど‘アーコレード’

かんひ‘寒緋桜’

サクラ
Cerasus cvs.
バラ科(桜林ほか)
日本の春を代表する花木である桜が各種次々に開花してきています。

 

 

四季 彩の丘では 

 ヘレボルス デュメトルムの写真

ヘレボルス デュメトルム
Helleborus  dumetorum
キンポウゲ科(佐用の庭)
スロベニアからオーストリア原産。緑色の花弁(正しくは萼)とクリーム色のしべを持っています。種小名はラテン語で「藪の多い場所の」という意味で、広葉樹林の林床に自生していることが由来となっています。

ヘレボルス デュメトルム アトロルベンスの写真

ヘレボルス デュメトルム アトロルベンス
Helleborus  dumetorum ssp. atrorubens
キンポウゲ科(佐用の庭)
スロベニア、クロアチア原産。アトロルベンスという名はラテン語で「濃赤色」という意味です。以前はヘレボルス アトロルベンスという独立した種でしたが、現在では上記のヘレボルス デュメトルムの亜種とされています。


ヘレボルス クロアティクスの写真

ヘレボルス クロアティクス
Helleborus  croaticus
キンポウゲ科(佐用の庭)
クロアチア原産。小振りの濃紫色の花が特徴です。ヘレボルス デュメトルム アトロルベンスとよく似ていますが、本種には花茎や苞葉に毛があることで見分けられます。

プリムラ ウルガリスの写真

プリムラ ウルガリス
Primula vulgaris
サクラソウ科(佐用の庭)
ヨーロッパに広く分布し、レモン色の花を咲かせるサクラソウの仲間です。イギリスでは「プリムローズ」の名で知られ、春を告げる植物の一つとして親しまれています。

シクラメン コウムの写真

シクラメン コウム
Cyclamen coum
ヤブコウジ科(佐用の庭)
トルコからレバノンの林床内に自生する原種のシクラメンです。2センチほどの小さな花を咲かせます。 

 園内花壇では 

スノーフレークの写真

スノーフレーク
Leucojum aestivum cv.
ヒガンバナ科(北山ワイルドガーデン、球根ガーデン)
オーストリア、ハンガリー、ヨーロッパ南部の原産です。1花茎に径1.5センチの花を1~4つけます。姿がスズランに似ていることから俗に「スズランスイセン」ともよばれます。見頃は5月中旬まで。

 

ヒアシンスの写真

ヒアシンス
Hyacinthus orientalis cv.
ヒアシンス科(北山ワイルドガーデン、球根ガーデン)
ギリシア、シリア、小アジアなどの地中海沿岸地域に分布しています。径3センチぐらいの漏斗状の花を多数総状につけます。花被は6裂し、裂片が開出してから反転します。見頃は5月上旬まで。 

アネモネの写真

アネモネ ‘デ カーン’
Anemone coronaria ‘DeCaen'
キンポウゲ科(正門前花壇、沈床花壇、北山ワイルドガーデン)
地中海沿岸の原産秋植え球根として切り花、花壇、鉢物に広く栽培されています。花茎は根茎から伸び上がり、1花を頂生します。花色は赤、桃、紫、藍、白など各色があります。見頃は5月上旬まで。

ケール‘ドワーフグリーン’の写真 

 ケール ‘ドワーフグリーンカール’
Brassica oleracea var. acephala ‘Dwarf Green Curled’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
葉は縮緬状でカールします。風が強い場所、湿度の高い土など悪条件の場所でも育つなど強健種です。4月上旬まで。

ケール‘トスカーナ’の写真 

ケール‘ネロディトスカーナ’
Brassica oleracea var. acephala ‘Nero di Toscana’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
葉は打ち込みが入った長楕円形です。葉色は魅力的なダークグリーンが目を引きます。優れた耐寒性で春先までみることができます。4月上旬まで。

ケール‘スカーレット’の写真 

ケール ‘スカーレット’
Brassica oleracea var. acephala ‘ Scarlet’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
葉は縮緬状です。耐寒性に優れ、紅色の葉は冬の寒さが厳しいほどに濃くなります。4月上旬まで。

 

クレマチスシルホサの写真

クレマチス シルホサ
Clematis cirrhosa
キンポウゲ科(バラ園北)
地中海沿岸地域から小アジアに分布します。花は径1.5から2.5センチで和紙のような繊細な白色で鈴なり状にたくさんつけます。葉は冬に銅色になります。一般的なクレマチスとは生育サイクルが反対で、夏は休眠し、秋から新芽が伸び始めます。見頃は4月上旬まで。

クレマチス・シルホサ‘ジングルベルズ’の写真

クレマチス シルホサ ‘ジングルベルズ’
Clematis cirrhosa var. purpurascens ‘Jingle Bells’
キンポウゲ科(バラ園北)
1995年、イギリス作出。花は和紙のように柔らかです。咲き始めはやや緑色がかっていますが、徐じょに純白へと変わります。多花性で、シルホサ系のなかでも花が大きいのが特徴です。見頃は4月上旬まで。 

クリスマスローズの写真

 クリスマスローズ (ヘレボルス オリエンタリス)
Helleborus orientalis hyb
キンポウゲ科(北山ワイルドガーデン・洋風庭園)
ギリシャ、トルコなどの原産で耐寒性があります。花色は開花し始めはクリーム色であるが、後に褐色を帯びた黄緑色になり、いくらか下向きに咲きます。北山ワイルドガーデン・洋風庭園にて、他種との交雑による多くの園芸品種をみることができます。見頃は5月上旬まで。

 

スイセンの写真

スイセン ‘ラインベルトアーリーセンセーション’
Narcissus  'Rijnveld's Early Sensation'
ヒガンバナ科(球根ガーデン)
中近東から地中海沿岸の原産です。極早生の品種です。ラッパズイセンとよばれ、1茎1花の大輪系で副冠が花弁より長く突出するのが特徴です。見頃は4月下旬まで。

 

植物園スタンプラリー 

 3月のスタンプはアネモネです

3月はアネモネです。

2月の答えは「南アフリカ」です。

 

 

  

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文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

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