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おすすめ情報 (令和5年10月13日)

このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!

観覧温室では

アングレクム ロンギカルカル
Angraecum longicalcar
ラン科
マダガスカル原産。マダガスカルでも標高1000~2000mの限られた森林にしか生育していない絶滅危惧種植物。日当たりを好み、樹木に着生する。観覧温室エントランスホールにて見頃は10月下旬まで。


オウソウカ(果実)
Artabotrys hexapetalus
バンレイシ科
スリランカ、インド南部原産。果実は房状につく。花は咲き始めは緑色で、徐々に黄色に変わる。夜間に芳香を放ち香料としても用いられる。有用作物室にて見頃は11月中旬まで。

樹林地では


モチノキ
Ilex integra 
モチノキ科
本州~沖縄、朝鮮半島に分布。雌雄異株。果実は核果で赤色に熟す。果実の中には三角状楕円形の種子が4個入っている。森のカフェ裏側ほかにて、見頃は10月下旬まで。


イチョウ
Ginkgo biloba
イチョウ科
中国に自生。種子は銀杏(ギンナン)と呼ばれる。熟すと外種皮は黄色くなり、悪臭がする。温室前ほかにて、見頃は10月下旬まで。

花壇では

ホウキギ
Bassia scoparia
ヒユ科
中央アジア、西アジア原産。和名は晩秋に刈り取って陰干しし草ボウキをつくるのに利用されたことから。夏の間、緑色の卵型の草姿であったが、10月に入り茎葉が赤色に色づき始めた。北山ワイルドガーデン、四季 彩の丘等で見頃は10月下旬頃まで。

コスモス‘ソナタ ホワイト’
Cosmos bipinnatus ‘Sonata White’
キク科
野生種はメキシコ原産。本種は直径7cm程度の大輪の白花を咲かせている、草丈が低く小さな花壇でも楽しめる園芸品種。植物園会館前の花壇にて見頃は10月下旬頃まで。

四季 彩の丘・植物生態園などでは

キク‘延命楽’
Chrysanthemum morifolium ‘Enmeiraku’
キク科
花弁を食べる食用菊の品種。山形県が主産地で別名「もってのほか」。花弁は筒状で調理しても型崩れしにくい。食用菊コーナーには、このほか、京都ゆかりの‘安房宮’、大津市坂本の特産品‘坂本菊’があり、これから見頃を迎える。四季 彩の丘で見頃は10月下旬まで。

マツムラソウ
Titanotrichum oldhamii 
イワタバコ科
石垣島・西表島、台湾、中国の湿潤な岸壁に生える多年草。黄色い花冠の内側には赤褐色の斑がある。環境省レッドリストでは絶滅危惧1A類。和名は、牧野富太郎がいた東京帝国大学植物学教室教授、松村任三の名から。植物生態園にて見頃は10月下旬まで。

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142