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おすすめ情報 (令和6年1月26日)

このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!

観覧温室では

ミズヤシ
Ravenea musicalis
ヤシ科 
マダガスカル南東部原産。生育初期は完全に水没し水中で生育する。自生地では個体数が減少している絶滅危惧種。当園の個体は、マダガスカルで採取した苗を2000年3月に導入したもので、国内初開花となる。ジャングル室にて見頃は2月中旬まで。

キンカチャ
Camellia nitidissima
ツバキ科
中国南部からベトナム北部原産。1948年に新種として発表された。ツバキ属では当時、黄色い花が知られていなかったため、非常に注目された。ラン室にて見頃は2月中旬まで。

樹林地では

フウ
Liquidambar formosana
フウ科
中国・台湾原産。果実は蒴果の集合果。クリのいがのような実を振ると翼のある種子が出る。日本には江戸時代に渡来。森のカフェ横にて見頃は2月上旬まで。

コブクザクラ
Cerasus ‘Kobuku-zakura’
バラ科
カラミザクラとコヒガンから生まれたと考えられる栽培品種。品種名はひとつの小花柄に複数の果実をつけることに由来する。漢字では「子福桜」と表記する。盆栽展示場横ほかにて見頃は2月上旬まで。

花壇では

ハボタン ‘紅つぐみ’
Brassica oleracea var. acephala ‘Benitsugumi’
アブラナ科
野生種はヨーロッパ原産。夏に種をまき育て、寒くなるとともに濃紅に色づく葉を観賞する植物。キャベツの仲間である非結球性ケールから改良されたと考えられている。江戸時代に食用として渡来したが、その後は観賞用として改良されてきた。本種は葉が軽く波打ちエレガントなイメージで揃いがよい品種。植物園会館前、北山門・正門付近で見頃は3月上旬頃まで。

ハナナ ‘京都伏見寒咲花菜’
Brassica rapa ‘Kyoto Fushimi Kanzaki Hanana’
アブラナ科
野生種はヨーロッパ原産。蕾を食べる京野菜としても栽培されることが多い交配種。早生で12月から切花としても出回る。植物園会館前花壇にて見頃は5月上旬頃まで。

四季 彩の丘・植物生態園などでは

マンリョウ
Ardisia crenata
サクラソウ科
関東以西~琉球、朝鮮半島、中国~インドの常緑樹林内に生える常緑小低木。和名は江戸時代に葉などに変化がみられるものが珍重され、高値で売買されたことによる。植物生態園にて見頃は3月頃まで。

ローズマリー‘トスカナブルー’
Salvia rosmarinus‘Tuscan Blue’
シソ科
イタリア原産の立性のローズマリー。香りがよく特に料理に適している。剛健で剪定後の回復も早い。冬季にも淡い青花を咲かせ続ける。四季 彩の丘にて見頃は3月頃まで。
 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142