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おすすめ情報 (令和6年2月9日)

このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!

観覧温室では

サラカ ディウェス

サラカ ディウェス
Saraca dives
マメ科
中国南部、ラオス、ベトナム原産。樹高5~20メートル。花弁がなく花のように見えるのは萼。本種は、現地で食紅をとるラックカイガラムシの飼育木や、樹皮はリウマチ等の薬にも利用される。ジャングル室にて見頃は2月下旬まで。

ラヌンクルス カランドリニオイデス

ラヌンクルス カランドリニオイデス
Ranunculus calandrinioides
キンポウゲ科
北アフリカの高山に自生する。地中に肉厚で長い球根をもつ。夏には地上部が枯れて休眠し、秋に発芽する。当園では生育期の冬は無加温ガラス温室で管理し早春に咲かせるようにしている。高山植物室にて見頃は2月下旬まで。

樹林地では

ハリモミ

ハリモミ(バラモミ)
Picea polita
マツ科
本州~九州に分布。球果は長さ7cm~12cmの卵状楕円形。先は丸く初め上向きであるが、のち下垂する。富士山麓にあるハリモミの純林は国の天然記念物。当園観覧温室前の個体は歴史遺産樹木。見頃は、2月中旬まで。

ハシバミ

ハシバミ(雄花序)
Corylus heterophylla 
カバノキ科
北海道~九州、朝鮮半島・中国・ロシアに分布。雄花序は芽鱗はなく、裸出したまま冬を越す。雄花序の冬芽は1本の軸に2~6個つく。くすのき並木東側にて見頃は2月中旬まで。

花壇では

ストック

ストック ‘キスミーサーモン’
Matthiola incana ‘Kiss Me Salmon’
アブラナ科
野生種はヨーロッパに分布。サーモンピンクの華やかな花姿と、甘くてよい香りが人気のストックの八重咲き園芸品種。本日から開催している早春の草花展(3月10日まで)にて、本品種を含め八重、一重の様々なストックの品種を展示している。

チューリップ

チューリップ ‘フォックストロット’
Tulipa ‘Foxtrot’
ユリ科
野生種は中央アジア~北アフリカに分布。早生、八重咲きの園芸品種で、丸みのある花に特徴がある。本日から開催している早春の草花展(3月10日まで)では、本品種を含め花色や花形に特徴のある品種を展示している。

四季 彩の丘・植物生態園などでは

フクジュソウ

フクジュソウ
Adonis ramosa
キンポウゲ科
北海道と本州の落葉樹林の林縁や林床に生える日本固有の多年草。旧正月にあたる立春頃、葉に先立って地面すれすれに花を咲かせ、生育につれ花茎を伸ばす。花の中心に日光のぬくもりを集めて送粉昆虫を呼ぶため、陽ざしが無ければ開かない。四季 彩の丘の絶滅危惧種園と植物園会館前などにて見頃は3月頃まで。

セツブンソウ

セツブンソウ
Eranthis pinnatifida
キンポウゲ科
本州の関東地方以西のまばらな林内やイタドリなど背の高い草地に生える日本固有の小型多年草。早春の一時期のみ地上に姿を現す春の妖精植物(スプリングエフェメラル)の1つ。節分の頃に開花するのでこの名があるが、野外では開花はもう少し遅い。植物生態園にて見頃は2月下旬まで。

 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142