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おすすめ情報 (令和6年2月16日)

このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!

観覧温室では

ユウクリニア ロンギフロラ
Euclinia longiflora
アカネ科
熱帯アフリカ原産。花筒が長く、いっせいに咲くため、非常に見応えがある。学名のロンギフロラ(longiflora)も長い花という意味がある。ジャングル室にて見頃は2月下旬まで。

ディオニシア アレティオイデス
Dionysia aretioides
サクラソウ科
イラン北部原産。アルボルズ山脈の標高3000メートルの岩場に自生するため、強風や寒さ、乾燥に耐えれるよう苔のような草姿になっている。高山植物室にて見頃は3月中旬まで。

樹林地では

ツガ
Tsuga sieboldii
マツ科
本州~九州、韓国に分布。球果は長さ2cm~3cmの広卵形~楕円状卵型。球果は下向きにつく。同じ仲間は世界に約10種、日本には2種ある。くすのき並木東側にて見頃は2月下旬まで。

シナマンサク
Hamamelis mollis 
マンサク科
中国原産。葉が展開する前に花が咲き、他の花に先がけて咲く。花に芳香がある。花の時期まで昨年の枯れ葉が残る。当園の個体は、中国から国内初導入されたもの。園内歴史遺産樹木。くすのき並木北にて見頃は2月下旬まで。

花壇では


オステオスペルマム ‘サニーフィリップ’
Osteospermum ‘Sunny Philip’
キク科
野生種はアフリカ原産。本種はスプーン型の花弁が特徴の大輪系の園芸種。温暖地では早春から初夏に咲く。現在開催中の「早春の草花展」(3月10日まで)で展示している。

ボタン‘島の輝’
Paeonia suffruticosa ‘Simanokagayaki’
ボタン科
野生種は中国原産。ボタンは8世紀に中国から薬用に渡来したとされているが、その後観賞用にも栽培されるようになり、数多くの園芸種が作出された。本種は島根県大根島で作られた紫紅色の千重・大輪の品種。現在開催中の「早春の草花展」(3月10日まで)で展示している。

四季 彩の丘・植物生態園などでは

聖護院大根
Raphanus sativus
アブラナ科
短系でカブのように球形になる大根。京野菜の一つで、来歴には諸説あるが文政年間(19世紀)に現在の京都市左京区聖護院の農家が尾張の長大根から作出したといわれる。地上部は淡い緑色になる。四季 彩の丘にて3月頃まで。

セツブンソウ
Eranthis pinnatifida
キンポウゲ科
本州の関東地方以西のまばらな林内に生える日本固有の小型の多年草。節分の頃に開花するのでこの名があるが、本種は今年の暖冬が休眠打破に逆に影響したのか、やや遅めの開花で推移している。植物生態園にて見頃は2月下旬まで。

 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142