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おすすめ情報 (令和6年3月15日)

このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!

観覧温室では

ニュウメンラン

ニュウメンラン
Trichoglottis luchuensis
ラン科
琉球地方から台湾、フィリピン原産。本種は日本国内に自生する着生ランの中では大型になり観賞価値が高いため、近年では乱獲による絶滅が危惧されている。ラン室にて見頃は3月下旬まで。

プリムラ ヒルスタ

プリムラ ヒルスタ
Primula hirsuta
サクラソウ科
ピレネーからヨーロッパ・アルプスにかけて分布する。葉は毛のあるものと照葉に近いものがあり個体差がある。高温多湿に弱いため、年間を通して空調管理された温室内で栽培している。高山植物室にて見頃は3月下旬まで。

樹林地では

ジンチョウゲ

ジンチョウゲ
Daphne odora 
ジンチョウゲ科
中国原産。枝先に強い香芳のある花を頭状に多数つける。室町時代にはすでに渡来していた。名前の由来は花の香りを香木の一種である沈香(じんこう)と花を香料として利用する丁字(ちょうじ)にたとえたもの。植物園会館前ほかにて見頃は3月中旬まで。

ウグイスカグラ

ウグイスカグラ 
Lonicera gracilipes var. glabra
スイカズラ科
本州~四国の野山に自生する。観賞用に古くから植栽されている。枝先に細い花柄を出し濃紅色の花をつける。まれに白花がある。古くから栽植されている。くすのき並木北側にて見頃は3下旬まで。

花壇では

ヘレボルス オリエンタリス

ヘレボルス オリエンタリス
Helleborus orientalis
キンポウゲ科
ギリシャ、トルコ原産。花のように見えるのは萼(ガク)で、実際の花は退化して目立たない。キリスト教の四旬節の「レント(Lent)」の時期(2~4月頃)に咲くことからレンテンローズ(Lenten rose)とも呼ばれる。北山ワイルドガーデン、四季 彩の丘、ばら園にて見頃は5月頃まで。
ネモフィラ

ネモフィラ ‘ペニーブラック’
Nemophila menziesii var. discoidalis ‘Penny Black’
ムラサキ科
野生種は北米原産。青い涼やかな花が一面に咲く姿が美しい近年人気のあるネモフィラの園芸品種。5枚に分かれた花弁は、縁取りが白で中心部が黒に近い濃紫となるのが特徴で品種名の由来になっている。植物園会館前花壇で見頃は5月上旬頃まで。

四季 彩の丘・植物生態園などでは

ネコヤナギ

ネコヤナギ
Salix gracilistyla
ヤナギ科
北海道~九州、朝鮮半島~極東ロシアの川岸などに生える落葉低木。雄花と雌花がある。銀色に見える白色の長毛は、冬のあいだ花を包み込んでいる苞の両面に密生しており、花は苞が開くにつれ花序の下部から順番に咲き上っていく。植物生態園にて見頃は3月下旬まで。
スイセン

スイセン ‘ガーデンジャイアント’
Narcissus ‘Garden Giant'  
ヒガンバナ科
原産地は地中海沿岸とされる春咲きの球根植物。花は6枚の花弁と中央の副花冠(ふくかかん)とで構成されるが、副花冠の形がさまざまに変化することから多くの園芸品種が作出されている。本種は鮮やかな黄色の花弁に明るいオレンジ色のフリルが入るカップ咲き。四季 彩の丘にて見頃は3月下旬まで。

 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142