更新日:2025年5月16日

ここから本文です。

おすすめ情報 (令和7年5月16日)

 

このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!

観覧温室では

ヨウラクボク

ヨウラクボク
Amherstia nobilis
マメ科
ミャンマー原産。垂れ下がる花序が仏前の装飾具「瓔珞(ようらく)」に似ていることから名付けられた。その優雅で荘厳な姿から世界一美しい花木とも称されている。ランアナナス室にて見頃は5月下旬まで。

コマクサ

コマクサ
Dicentra peregrina
ケシ科
北海道・本州中部以北、千島列島・カムチャッカ半島・サハリン・シベリア東部に分布。高山の砂礫地に生えるため、暑さと過湿に弱く、当園では空調管理された温室内で排水性の良い配合用土で栽培している。和名は、花や蕾が駒(こま:馬の意)の顔に似ていることからつけられた。高山植物室にて見ごろは5月末まで。

樹林地では

アメリカシャクナゲ

アメリカシャクナゲ (カルミア)
Kalmia latifolia
ツツジ科
北アメリカ原産。花の大きさは径1.5から2.5センチ、蕾の形は金平糖のようでかわいらしい。花色は白、ピンクのものが多いが濃紫色や褐赤色の園芸品種も作出されている。大正時代に日本に渡来。植物園会館東北側にて見頃は5月末まで。

 

トウオガタマ

トウオガタマ
Magnolia figo 
モクレン科
中国原産。黄白色の花が葉腋に一個ずつつく。花被片のふちは紅色を帯びる。花はバナナに似た強烈な香りがする。明治時代初期に渡来し、庭や神社に植えられている。桜林ほかにて見頃は5月末まで。

花壇では

セイヨウフウチョウソウ‘ピンク クイーン

セイヨウフウチョウソウ‘ピンク クイーン’
Cleome hassleriana ‘Pink Queen’
フウチョウソウ科
野生種は熱帯アメリカ原産。盛夏期には草丈1メートル前後となりピンク色の鮮やかな花をたくさん咲かせる。蝶が風に舞うような姿からセイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)の和名をもつ。オールアメリカセレクションズ(全米草花審査会)1942年金賞受賞品種。沈床花壇にて見頃は6月上旬まで。


ヤマモモソウ ‘スパークルホワイト’

ヤマモモソウ ‘スパークルホワイト’
Oenothera lindheimeri ‘Sparkle White'
アカバナ科
野生種は北米原産。以前はヤマモモソウ属(Gaura属)とされていたが近年の研究によりマツヨイグサ属(Oenothera属)に分類されている。本品種は、早咲き性および矮性(草丈40から60センチ)の園芸品種。オールアメリカセレクションズ(全米草花審査会)2014年金賞受賞品種。沈床花壇にて見頃は6月上旬まで。

四季 彩の丘・植物生態園などでは

チョウジソウ

チョウジソウ
Amsonia elliptica
キョウチクトウ科
日本(北海道・本州・九州)、朝鮮半島、中国に分布する。茎は直立し高さ40から80センチ。茎頂にやや多数の花を集散状につける。花冠は高杯状で青藍色。長さ5から6センチの円柱状の果実を2本つける。植物生態園にて見頃は5月末まで。


エゾネギ

エゾネギ
Allium schoenoprasum var. schoenoprasum
ヒガンバナ科
日本(北海道・本州北部)、シベリア、ヨーロッパに分布する。葉は円筒状で、花は淡紫褐色。葉と若い鱗茎を食用とする。一般に「アサツキ」の名で栽培あるいは山菜として利用されているものは、主としてアサツキそのものとエゾネギ(var. schoenoprasum)の2変種と思われる。四季 彩の丘にて見頃は5月末まで。

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142