府内289河川の洪水浸水想定区域を指定
報道発表日:令和7年5月23日
建設交通部/砂防課
~水防法に基づいて、5月30日に指定~
京都府では、令和3年の水防法改正によって新たに洪水浸水想定区域※の指定対象となった府管理河川(362河川)のうち、289河川について、5月30日に本区域の指定を行いますので、お知らせします。
※過去の降雨データから算定した、その地域で起こり得る最大の降雨により、河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域
1_指定河川
2_指定日
3_公表方法
- 水防法において、洪水浸水想定区域を指定した河川については、浸水深を色分け表示した洪水浸水想定区域図を公表することとされています。
- なお、京都府においては、平成28年に制定した「災害からの安全な京都づくり条例」に基づき、全ての府管理河川(377河川)について、洪水浸水想定区域図を作成し、公表済みです。
<これまでの経緯と今後の予定>
- 平成27年水防法改正に伴い、洪水により相当な被害を生ずるおそれがある河川(洪水予報河川及び水位周知河川)について、洪水浸水想定区域を指定(全区間指定7河川、一部区間指定30河川)
- 令和3年水防法改正に伴い、洪水予報河川及び水位周知河川以外の一級河川及び二級河川についても洪水浸水想定区域の指定対象となったことを受けて、新たに指定対象となった府内362河川のうち、289河川の洪水浸水想定区域を指定(今回)
- 残る指定対象である73河川については浸水継続時間※を検討中であり、令和7年秋ごろに指定する予定(別途お知らせします。)
※浸水継続時間は、洪水時に避難が困難となる一定の浸水深を上回る時間の目安を示すもので、浸水深50cm以上がおおむね24時間以上継続する場合に公表