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丹後機械金属業振興推進チーム

20年後の丹後の新産業創出に向けて、企業・団体・行政が一体となって推進する丹後機械金属業振興推進チームの活動です。

トピックス

20年後の丹後への問題提起(丹後次世代産業検討会キックオフセミナー)

令和5年9月15日、丹後・知恵のものづくりパークにおいて、丹後次世代産業検討会キックオフセミナー「20年後の丹後への問題提起」を開催しましたので、報告します。

1丹後機械金属業振興推進チームの活動について

丹後次世代産業研究会の事務局機能を担う、丹後機械金属業振興推進チームについて、京都府ものづくり振興課 笠原参事より説明しました。

丹後機械金属業振興推進チームが、新分野への進出・販路開拓等の検討に取り組んできた経緯を説明し、本キックオフセミナーを皮切りに、20年後の丹後の産業を牽引する新ビジネスの探求や新分野進出に挑戦するための活動を展開していくことを参加者の皆様に伝えました。

2基調講演「中小企業淘汰の時代~丹後地域産業のこれから~」

講師に中小企業論、地域経済論、産業論を専門とされている、神戸国際大学 経済学部 中村 智彦 教授をお招きご講演いただきました。

セミナーでは、人口減少と高齢化が進む日本で、女性の活躍や外国人労働者に選ばれる社会づくりの大切さや、SDGsなどの欧州の産業戦略の本質を理解して対応することの重要性について、講義がありました。

 

国が、2割程度の成長企業に注力する姿勢を見せ、中小企業の淘汰が加速する中、伸びしろのある産業にチャンスを見出したり、若手の研究者を巻き込んだりといった、生き残りに向けた提言もいただきました。

参加者からは、「耳の痛い話も多かったが、問題に向き合う機会になった」「女性の活用が大事だということは何となく知っていたが、改めて大切さを理解できた」などの声が聞かれ、今回のセミナーを通して、丹後地域として「何をやっていきたいのか」をもう一度考えるきっかけとなりました。

FactorISMの視察報告

八尾市・堺市・門真市などの地域で開催されたオープンファクトリー「FactorISM」を視察しました。

Tシャツやのぼりのデザインは統一されていましたが、各工場での見学やワークショップは個々の企業で工夫されたバラエティーに富んだもので、多くの工場で各企業の技術を用いたお土産がありました。

見学・ワークショップへの参加には、ほとんどが事前予約が必要で、参加に費用が必要な企業もありました。

参加企業の方にお話しをお伺いしたところ、オープンファクトリーを通じて、新しい顧客開拓や、参加企業同士の連携を期待する企業もあれば、自社の仕事を地域の人に知って欲しいという考えもあるようでした。

町中ののぼりと現地配付された冊子

お問い合わせ

商工労働観光部産業振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp