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SEVEN(京都企業紹介)

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SEVEN京大横@京都スタートアップスタジオ オープニングセレモニー開催

(令和4年6月11日更新 ものづくり振興課 足利・安達・中原)

セブンイベント

「年次」や「月次」ではなく、「週次」成長率という恐るべきスピード感を追求するシリコンバレー流へのこだわりを示す数字「7(SEVEN)」。
お金だけでなく、その経験を生かしたサポートも行う「パワーエンジェル」を既に約100名生み出し、2021年だけでも30社以上への投資を実現、60億円以上の企業価値を生み出しておられます。

コロナで、リモートで投資家・支援者と繋がれるようになり、地方でのスタートアップにチャンス到来。SEVEN(外部リンク)では、全国700か所を目指してスタートアップスタジオの整備に着手。今回6月11日、「SEVEN京大横@京都スタートアップスタジオ」(京都ハンディクラフトセンター)のオープニングイベント(外部リンク)が開催されました。

会場

驚いたのは、SEVENが現在推進されている「高校生社長」が何人も参加していたこと。「ヒッチハイクで東京から来ました」「母がSEVENで投資を受けた企業の経営陣で、母から起業を進められました」などなど。中には絶対に高校生に思えない営業トークを披露する子も!
法人設立費用の支援やシリコンバレーに学びに行く制度などを整備し、大学進学など学生の仮面を被ったまま、企業経営をしていく子を後押ししていくとのことです!

高校生

 

パワーエンジェルによって日本再生を

(令和3年11月7日更新 ものづくり振興課 足利)


(山本敏行さん(写真右)と戸村光さん)

ChatWork創業者で、SEVEN(外部リンク)代表の山本敏行氏にお話をおうかがいしました。

シリコンバレーで成功した「起業家兼投資家」

--山本さんの著書『投資家と起業家』。ご本人の前だからヨイショするのではなく、近年読んだ起業関連の書籍の中で、一番ササりました。起業家、投資家両方を、しかもシリコンバレーで経験されてらっしゃるというのが大きいのでしょうね。

山本)投資家には起業家を支援する方法を知ってほしい、起業家には良い投資家と出会いビジネスを拡大してほしいという思いで書きました。

写真:書籍

--シリコンバレーの「金曜日を乗り超えられるか」という緊張感に満ちた人材流動性の高さとDX進展の関係性や、一発屋DNAのお話など、以前お世話になった「イノベーターズライブラリ」でのご講演と同様、迫力がありました。

山本)ありがとうございます。そもそもアメリカには日本のような新卒採用というものがなく、大卒者も中卒者と同じ土俵で戦わねばならないですからね。だからインターンでスキルを磨かねばならないですし。

--なので、アクセラレーターを、日本の受験で言うところの塾に例えてご説明いただいていたのもとても分かりやすかったですし、VCにしても、「あのVCが支援したスタートアップ企業の勝利が確定」という現地のつながりの話も新鮮でした。

山本)私自身、当初長らく調達せずに会社を運営してきましたが、調達、メンターの有無によって事業をスケールさせるスピード感が全く違うことを思い知ったんです。

起業家とエンジェルを結び共に育てる「SEVEN

--中でもエンジェルに注目されていますね。

山本)VCは、その構造上、支援先が増えていくので、全ての起業家に手厚いサポートができませんし、自身の人的ネットワークやビジネス経験を用いて起業家を後押しするようなタイプのエンジェルが重要だと考えているのです。気概を持ったパワー・エンジェルを増やすことが日本再生の鍵になると私は考えているのです。

--GAFAMクラスとも直接、市場で戦ってこられただけに、お言葉に重みがありますね。

山本)ありがとうございます。ただ、いざ、エンジェル投資を始めようと思っても、若手起業家との出会いがなかったり、どういう起業家に投資すべきか、投資後のプロセスはどうするのかなどの知見がなかったりしますので、起業家とパワー・エンジェルをつなぐ場、起業家どうしが切磋琢磨する場として「SEVEN」というコミュニティを作りました。

図:SEVEN事業

--始められて1年の間でも、参加されているスタートアップ企業が全て数百から数千万円の資金調達を成立させてらっしゃるなど、さすがですね。

山本)今や、創業間もない企業が数年でユニコーンになる時代ですからね。

図:投資ステージ

コロナの大チャンスを活かせ

--『投資家と起業家』で、婚前契約の重要性までも説いてらっしゃり、うなりましたね(笑)。

山本)ははは。しかし、起業家が離婚する際、数兆円規模の財産分与が現に行われていますから、上場を目指す起業家としては、結婚するときには婚前契約をしっかり結んでおくことも必要ですね。

--また、コロナ禍が大チャンスとも。

山本)まず、リモートによってシリコンバレーや東京等とも繋がれると分かりましたよね。また、平時と違って、市場が混乱する中では大企業も早急にビジネスモデルを変えねばなりませんが、その点、スタートアップ企業は小回りが利きます。さらには、今は金余りです。実際SEVENが生まれたのもコロナがきっかけですが、今やZoom上のやり取りだけで資金やノウハウ、人脈が得られるようになりました。SEVENの投資先も半分以上が東京以外のスタートアップ企業です。地方にいる優秀な起業家が、地方にいながらにして、シリコンバレーや東京の中心部でしか得られなかった情報やつながりを得られるようになったのです。

--二箇所居住の一箇所として京都を選んでくださった山本さんに、そう言っていただけると勇気が出ます。

山本)SEVENをスタートアップ支援プラットフォームにして、日本の底上げを図りたいと考えていますので、ぜひ日本の、京都のベテラン経営者の皆様にも、パワーエンジェルとして若手起業家を一緒に支援していただければと思います。

 

大変ありがたいです。

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

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