トップページ > 産業・雇用 > 中小企業支援・海外ビジネス支援 > Culture,Research,Industry "Global Hub KYOTO" > チャレンジ・バイ認定商品「ラブレ シャンプースチーマー」(ティ.アイ.プロス)活用事例- 美容室fumi様×特別養護老人ホームやすらぎの杜様

ここから本文です。

チャレンジ・バイ認定商品「ラブレ シャンプースチーマー」(ティ.アイ.プロス)活用事例- 美容室fumi様×特別養護老人ホームやすらぎの杜様

チャレンジ・バイとは、京都府内中小企業様の優れた新商品を認定・公表・PRし、府庁での率先購入枠の設定その他販売促進を強力に支援する制度です。(認定対象商品:販売開始してから5年以内の新商品であって、独自性等を有するもの)

京都品質QOL向上支援新商品サービス提供企業群 京都府の産業支援情報

(掲載日 平成28年11月15日 ものづくり振興課)

  

 株式会社ティ.アイ.プロス樣製のチャレンジ・バイ認定商品「ラブレ シャンプースチーマー」をお使いの現場を訪ねました。
 訪れた先は、京田辺市にある特別養護老人ホームやすらぎの杜様。こちらで、同じく京田辺市の美容室fumi(株式会社ユーサイド・フミ)様の美容師さんが定期的に出張で入居者の方に美容サービスをされておられ、このシャンプースチーマーを活用されてらっしゃるということです(当日、テレビ取材があり、施術風景はその際のものです。)。

やすらぎの杜― 笑顔を、育む。

―まず、やすらぎの杜の竹田 施設長様にお話を聞いてみましょう。とっても美しく、環境も良いですね。

竹田) 緑豊かな環境の中、年間を通して四季を感じていただけます。4階にあるテラスからは、新しい町並みが一望できますし、今年はたくさんのさつま芋を収穫しました。

写真:ルーフテラス写真:デイルーム風呂1階西側庭

―施設の概要を教えてください。

竹田) 完全個室ユニット型の介護老人福祉施設でして、特別養護老人ホームで90床、ショートステイ20床、デイサービス20人の規模です。

―ユニット型とは?

竹田) 全室個室で10人で1つのユニットとしています。国も推進しているものですが、「ユニットケア」の最大の特長は、入居者様個人のプライバシーが守られる「個室」と、他の入居者様や介護スタッフと交流するための「居間」(共同生活室)があり、ユニット単位で他の入居者様や顔なじみの介護スタッフと共同生活をしながら、お一人おひとりの個性や生活リズムに応じて暮らしていただけます。

写真:ユニットキッチンと共同生活室

―では、こちらの施設の特長はどういったことでしょうか。

竹田) そうですね。スタッフが一生懸命、入居者様、利用者様のことを考えて、きめ細かなサービスに取り組んでいるということだと思います。介護するだけでなく、リハビリテーション、レクリエーション等によるADL(食事や排泄、整容、移動、入浴等の日常生活動作)の向上にも熱心に取り組んでいます。やすらぎの杜に入居された当初は機械浴を利用されていましたが、日常生活の中での活動やリハビリテーションにより、介助をしながらですが普通の浴槽で入浴していただけるようになられた方もいらっしゃいます。

―素晴らしいですね。

竹田) 当法人の設置母体である医療法人社団石鎚会は京田辺市内唯一の救急医療、小児医療、周産期医療をはじめとする急性期医療を行う田辺中央病院、回復期リハビリテーション及び透析医療センターでの特殊医療を行う田辺記念病院、石丸医院、松井山手クリニック及び三山木中央クリニックの3診療所、在宅復帰を支援するためにリハビリなどを行う介護老人保健施設やすらぎ苑、訪問看護、訪問介護、デイサービス、居宅介護支援、福祉用具貸与などの在宅関連事業所を有しておりますので、両法人の施設間での強固な連携により、グループ全体で経験豊富な人材の育成、様々な安心のサービスのご提供を行っています。

施設も、入居者も、美容室も― シャンプースチーマーで三方良し

―なるほど。さて、こちらが理美容室ですね。

竹田) 月2回、fumiさんに来ていただいています。毎回12人から16人と、とても人気ですね!

写真:理美容室

―そうなのですね。では、美容室fumiの越村社長にお伺いします。このシャンプースチーマーをお使いになっていかがですか?

越村) とっても助かっています。まず、これまではシャンプーをしようとしても、体が動かせない方も多いので、施設の方にも手伝っていただかねばなりませんでしたが、施設の方の手を煩わせることがありません。

―いいですね!

越村) また、入居者の方も「とても気持ちいい」と言ってくださいます。他の施設での話ですが、お風呂嫌いの方がいらっしゃいましたが、「これ(シャンプースチーマー)なら、毎日やりたい」とおっしゃってくださいました。

―素晴らしい。

越村) そして、私たちにとっても、回転よくサービスをご提供できます。

―まさに「三法良し」じゃないですか!シャンプースチーマーをどういったきっかけで導入されたのでしょうか?

越村) 去年の熊本地震の被災地にご提供になったという新聞記事を見て、ご連絡しました。

fumiya09
(昨年8月の熊本県贈呈時の様子)

美容室fumi ―ただただ美容が好き!

―そうですか!私どももうれしいです!施設に出張で美容サービスをされるというのは、以前からされてらっしゃるのですか?

越村) そうですね。私は3代目なのですが、祖母や母の時代からですね。最近は、「ハートフル美容師」と言いまして、高齢のお客様や障害のあるお客様に、安心・快適・満足の美容サービスを提供するための知識・技術を身につけていこうという動きも活発になってきています。

―3代目でらっしゃいますか?!中小企業さんの中には、なかなか親の家業を継ぎたがらないところも多いわけですが、素晴らしいですね。

越村) 私は母を見て、子供の頃からなりたいと思っていました。今も、ただただ美容が好きなんです!そうした中で、「自分ができることは何だろう」といつも考えて、できることをしているのです。

 

皆様ありがとうございました!このシャンプースチーマーで、より多くの人を「笑顔」にされていかれることと思います!

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp