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デジタルリマスター人材育成事業

「デジタルリマスター」とは、フイルムや旧式のメディアに記録された映像を、最新のデジタル技術を用いて再度マスタリングを行う作業などを指します。
京都府では、コンテンツ産業の振興の一環として、フイルム等で保存されている映像資産の保存・利活用に興味・関心を高めるための学びの場を作っています。

京都で映像の復元や保存、利活用に携わりたい方や、映画・文化財等のアーカイブ関係者はもちろんのこと、フイルムや過去の古い映像をお持ちの方、映画ファンの皆様など、幅広い御参加をお待ちしています。

【参加者募集中】「フイルム・リノベーション・トーク」開催

フイルムや映像の"残し方"を知るオンラインセミナー

倉庫に眠っているフイルムは、大切な記録であり、思い出です。
会社の製品の紹介や過去のCM素材、学校行事の記録、博物館の所蔵品など…
中身も分からないまま、捨てるに捨てられず、ずっと眠っているフイルムはありませんか?
本セミナーはいまは眠っている「映像メディア」を、どうすれば企業や社会活動に幅広く活用できるか、そのヒントを知るオンライン配信セミナーです。
そのフイルムや映像の"残し方"、一度、考えてみませんか。

受講料 無料
事前申込制(申込完了後、視聴URLをお送りします)

配信日時等

配信日時 2022年2月14日(月曜日)、15日(火曜日)、16日(水曜日) 各日10時から
アーカイブ配信2022年2月14日(月曜日)10時から20日(日曜日)23時59分まで
配信方法オンデマンド配信

申込完了後、視聴URLをお送りします。
1つの視聴URLで、全てのプログラムが視聴可能です。
アーカイブ配信期間内は、何度でもご視聴いただけます。

プログラム[各回20分]

<1日目>2月14日(月曜日)10時から
講義1 「映像資料が文化的価値を持つ」とは、どういうことなのか?
映像資料が文化的価値を持つためには、そこに多くの人が共有可能な価値があることを見出し、価値を伝達することが必要になります。その流れをガイドするのが、映像が与える独自の「親近感」。事例を通して、利活用に向けた映像資料の捉え方を考えていきましょう。
・講師 とちぎ あきら(日本映像アーキビスト協会会長)

<2日目>2月15日(火曜日)10時から
講義2 映画フィルム・磁気テープ・デジタルデータの取り扱い講座〈入門編〉
フィルムやテープを持っているけれど、どのようにデジタル化、保管したらいいのかわからない…リスト化、デジタル化時・デジタル化後の留意点について、ラボの視点からお話します。お悩み解決のヒントにぜひ。
・講師 藤原理子(株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス メディア営業部フィルム・アーカイブ営業グループ所属)

講義3 企業映像が切り取る『時代の記録』の活用
現代のビジネスに欠かせない映像プロモーション。そこで切り取られた光景は、時代の記録としての重要な価値を秘めています。SNS時代にマッチした企業の映像資産発信と、それを通じ得られるメリットに着目します。
・講師 吉永 憲之(合同会社グラファス代表・プロデューサー)

<3日目>2月16日(水曜日)10時から
事例紹介1 会社に眠る資料フィルムの活用法
社歴の長い会社にこそ、過去の先輩方が遺してくれた貴重な資料が残っている可能性があります。会社にいれば当たり前で特別と感じないものも、アーカイブ化することで社内外に新しい価値を発信する宝物となりえます。今回、吉乃川に長年眠っていたフイルムを活用した事例をご紹介します。
・講師 横本 昌之(吉乃川株式会社 経営戦略部所属)

事例紹介2 フィルム出張鑑定・活用プロジェクト
長い歴史を有する丹後の織物の職人たちの倉庫に“何が映っているのか誰も知らないフィルム″が眠っていました。果たして何が映っているのか?そして、映っている映像が未来にもたらすものとは…?!ドキュメンタリーでお届けします。
・協力団体 丹後織物工業組合

申込み方法

こちら(外部リンク)からお申し込み下さい。

申込期限 2022年2月9日(水曜日)まで

【関連イベント】フイルムに触ろう体験会

新型コロナウイルス感染症の状況により、変更する場合があります。予めご了承ください。

フイルムの中身の確認やデジタルリマスター作品の上映

京都府文化博物館で、フイルムの体験イベントを開催します。
オンラインセミナーに参加した企業の方や、古い映画や映像資料に関心のある方、フイルムを所有者など、どなたでも気軽にお越しください。

日時 2022年2月19日(土曜日)13時から19時(最終受付18時30分)
場所 京都府文化博物館3階フィルムシアター前
京都府京都市中京区東片町623-1
費用 フィルムシアター入場料500円
当日現地で入場時にお支払いください。

内容

  • フイルムに触ってみよう【申込不要】
    手回し再生機によるフイルム再生や実際のフイルムに触れる体験ができます。
  • フイルムの中身を見ませんか?【要予約】
    中身の分からないフイルムをお持ちの方は、ご持参頂ければ手回し再生機「テテレ」を使って中身をご覧頂けます。劣化状態の確認、保存やデータ化の手法など、フィルムの専門家がアドバイスします。
  • リマスター作品上映【申込不要※座席先着】
    過去に京都府デジタルリマスター人材育成事業にて復元を行ったデジタルリマスター作品の上映を行います。上映後、専門化によるデジタルリマスター技術などの解説付きです。
    13時00分から『折鶴お千』
    (1935年第一映画作品/モノクロ・サウンド版・87分/監督:溝口健二/出演:山田五十鈴、夏川大二郎)
    17時00分から『京都府の茶業』『続・京都府の茶業』
    (1923年/ドキュメンタリー・モノクロ・無声)

申込み方法(「フイルムの中身を見ませんか?」)

こちら(外部リンク)からお申し込み下さい。
申込完了後、担当から持参フイルムの詳細確認や来場時間について連絡します。

申込期限 2022年2月11日(金曜日)まで

主催者等

主催 京都府
協力 京都府文化博物館、株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス、京都クロスメディアパーク推進協議会

お問い合わせ

商工労働観光部産業振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp