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令和4年度サイエンスキャンプ in あやべ開催報告

サイエンスキャンプ in あやべを令和5年2月18日(土曜日)に北部産業創造センターで開催しました。(主催:京都府、綾部市、共催:京都工芸繊維大学、福知山公立大学、舞鶴工業高等専門学校、京都府立工業高等学校、後援:一般社団法人綾部工業団地振興センター、綾部鉄工工業協同組合)
地元の小中校生14名が集まり、デジタル技術や回路製作等を身近に感じられる良い機会となりました。

舞鶴工業高等専門学校の川田先生による「自動制御で動くロボットを体験」
センサで感知した情報を元にモーターの回転量などを自動制御するロボットを観察・体験しました。振り子のように揺れながら自動でスティックを倒立させるロボットなどの面白いロボットに興味津々でした。

サイエンスキャンプ舞鶴高専(1) サイエンスキャンプ舞鶴高専(2)

 

福知山公立大学の橋田先生による「プログラミングを通して音楽を体験」
iOS標準搭載の音楽アプリ「GarageBand」を使って、それぞれオリジナルの音楽づくりを体験しました。音源のループ、追加、削除、変更などを工夫しながらプログラミングと音楽演出に共通する考え方を学びました。

サイエンスキャンプ福知山公立大(1) サイエンスキャンプ福知山公立大(2)

 

京都工芸繊維大学の桑原先生による「人と人をつなぐコンピュータ技術」
先生の研究事例をご紹介いただきながら、介護などでのコミュニケーションの課題に対しても、技術の進歩があることで、より良いアプローチが生まれることをお話いただきました。昔はなかったインターネット、スマホが今は当たり前に使われているように、子供たちが大人になるころにはもっとすごいことが当たり前になっているというお話や最近話題のChatGPT(対話式AI)のデモンストレーションを通して未来について考える機会になりました。

サイエンスキャンプ工繊大(1) サイエンスキャンプ工繊大(2)

 

京都府立工業高等学校の環境デザイン科による「オリジナルフルカラーライト工作」
半田ごてを使って電気回路工作に取り組み、自分だけのオリジナルフルカラーライトを作りました。難しい作業もありましたが、高校生や先生に優しく教えてもらいながら工作の楽しさと達成感を味わいました。

サイエンスキャンプ府立工業高校(1) サイエンスキャンプ府立工業高校(2)


参加者アンケートでは、回答者全員が「参加して良かった」と回答し、楽しく学べるサイエンスキャンプとして盛り上がりました。将来は科学者やプログラマー、ものづくりの仕事がしたいという回答もあり、参加した子供たちの未来の活躍が期待されます!

協力いただいた教育機関の先生、学生の皆さんに感謝です!

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp