京都の流域下水道・長寿・循環再生プラン_2 京都府の流域下水道の現状
表 流域下水道事業の現況(平成17年度末現在)
図 流域下水道管布設延長(平成17年度末現在)
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処理施設は全体計画の約6割が完成しており、1年間に大阪ドーム約83杯分(※1)の汚水を処理して放流していますが、老朽化施設の改築更新、高度処理の導入、耐震化等を進めています。残りの施設は関連市町の事業進捗にあわせて順次整備を行っていきます。
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汚水の処理過程で発生する汚泥の約5割をセメント、肥料等の原料として再利用していますが、安定処理に向けて各種有効利用施策を検討しています。
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5つの処理場全体で1年間に、京都市東山区の世帯数に相当する約20,000戸分(※2)の年間使用電力量を消費しており、省エネ機器の導入、消化ガスの有効利用等、省エネルギーへの取り組みを進めています。
表 処理場の運転状況
※1:大阪ドームの容量120万m3で換算(大阪ドームホームページより)
※2:1戸当り3,000kwh/年で試算(関西電力黒部ダム発電量資料を参照)
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