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更新日:2007年1月11日

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京都の流域下水道・長寿・循環再生プラン_4 プランの基本方針

プランの目指す方向

  • 水質(流入・放流)の向上および下水道資源の循環に配慮し、将来にわたってより安定的な水環境・水循環の保全を目指します。
  • 従来の「事後的な修繕(事後保全)」だけではなく、「計画的な修繕(予防保全)」も実施し、施設の長寿命化を図り、より効率的な投資による維持管理費、更新費全体のコスト縮減を目指します。
  • 府民、関連市町、府の三者が情報共有することで、より一層府民に開かれた連携的な流域下水道の事業運営を目指します。

  下水道事業は、

  1.   利用者からの下水道使用料、税金等により成り立つ事業であること
  2. 生活に必要不可欠なライフライン(※1)であり、止めることのできない施設であること
  3. 下水処理等によってエネルギー資源(処理水、消化ガス等)が得られる事業であること
  4. 土木、建築、機械、電気、化学等の様々な技術の融合施設であること

という特徴を持った事業であり、京都府の流域下水道の現状と課題とも合わせて目指すべき方向を検討する際には、「安定的」、「効率的」、「連携的」という視点が重要です。

                   

プランの基本方針

  • 流域下水道が提供する府民へのサービスについて、サービスの視点ごとに目標を設定し、その達成状況をわかりやすい指標で開示し、評価する仕組みづくりを行います。
  • 予防保全により、より良好な状態で施設や設備を長寿命化するとともに、限られた予算で最大の効果が得られるよう、アセットマネジメント(※2)の考え方を導入し、5つの流域下水道ごとにアセットマネジメント実施計画を策定します。
  • 高度処理の推進をはじめ、安定的な水環境・水循環の保全を図るための施策を推進します。
  • 府民や流域関連市町が相互に連携することができるよう、「情報発信」から「情報共有」への転換を実現していきます。 

 ※1 ライフラインとは、下水道・電気・ガス・水道等の公共公益設備や電話等の通信設備で、日常生活に欠くことのできない諸設備のことを言います。
※2 本プランではアセットマネジメントを「下水道施設・設備を多面的な視点で資産ととらえ、府民にとって最適なサービスを提供できる維持・管理・補修・更新を継続できるための仕組み」と考えています。

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