京都の流域下水道・長寿・循環再生プラン_4.3 安定的な水環境・水循環を保全するための取り組み
- 国、他府県等とも連携し、水系全体の水環境保全の観点から高度処理等を計画的に推進します。
- 安定した循環を行う観点から、処理水や下水汚泥等について、最終利用におけるニーズ等を重視した再利用をより積極的に推進します。
- 消化ガス発電等のエネルギーの有効活用や省エネルギー設備の導入等、環境負荷の低減策をより一層積極的に推進します。
- 信頼性確保の観点から、設備事故時の被害低減や早期機能復旧を図るため、浄化センター内処理機能の複数系列化による系統分けの徹底を推進します。
- 大規模地震時において、下流域の水道水源への被害を最小限とするため、施設の新設・更新時期にあわせて積極的・計画的に耐震化を進めるとともに、早期復旧のための対策を検討します。また、非常時においても汚水処理できるように処理場間の連携方策を検討します。
- 既存の下水道施設を地域に親しまれる施設として活用するとともに、今後、府民のニーズにあった活用方策を検討します。
- 長期的な視点で、効率的な管理手法のあり方を検討します。
洛南浄化センター消化ガス発電事業
※発電機の燃料に汚泥処理工程で発生するガスを利用し、浄化センターでの年間使用電力量の約35%をまかなっています。
洛西浄化センター水処理施設上部利用事業
※平成8年4月に開園し、現在、年間約8万人の利用者があります。
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