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令和4年度第2回京都府社会教育委員会議の議事要旨について

1開催日時

令和4年11月21日(月曜日)午前10時~正午

2開催方法

対面とオンライン(zoom)

3出席者

京都府社会教育委員

大野委員、木原委員、佐野委員、猿山委員、清水委員、築山委員、遠山委員、能勢委員、平塚委員、前野委員、村井委員

計11名

事務局

京都府教育委員会 前川教育長

京都府教育庁指導部 吉村指導部長

京都府教育庁指導部社会教育課 杉本課長 他8名

計11名

傍聴者

0名

4議題

(1) 報告

 ア 京都府総合計画について

 イ 京都府社会教育委員会議広報物について

(2) 協議

「令和5年度社会教育を推進するために」(案)について

(3) その他

 京都府社会教育委員公募について

5内容

(1)開会

開会あいさつ(前川教育長)

(2)報告・協議など

ア 京都府総合計画について(報告)

説明(杉本課長)

イ 京都府社会教育委員会議広報物について(報告)

説明(杉本総括)

ア・イについて質疑応答(○委員 ●事務局)

○この京都府総合計画はコロナ前に作成されていて、今コロナ禍を経て、一定落ち着いてきている現状において、各地域における活動が縮小されたままのところと、また再開されているところの「差」が出てきているように思う。京都府としてそのような状況に対して何らかの提案や、地域に対して補助的にされていることはあるのか。

○今回の計画見直しにおいて、どのような点が変更されたのか。

●今回配付の資料の中にはないが、全体として大きな方向性は出している。それをもとに各地域、各活動において判断されている状況である。

●今回の計画見直しにおける、社会教育分野の主な変更点は3つ。レジュメP18の38番の項目の新規追加、39番に「地域交響プロジェクト(協働教育分野)」という事業名が入ったこと、またP17の29番には前回は「家庭教育アドバイザー」という文言が入っていたが、今回はそれに限定しない形の記載となったこと。

○「総合計画」なので、教育分野について細かく具体的な記載はないものであるが、レジュメP17の34・35番の項目には新型コロナウイルス感染症に関わっての記載がある。

 では、広報物について御意見や工夫等はいかがか。

 例えば、レジュメP20のバナーのところ、「タイトル募集中」の部分の色を変えて目立つようにするとよいのでは。また、P23のタイトルを記載いただく項目については、「回答を入力してください」ではなく、「タイトル案をお書きください」とする方がよいのでは。

 

「令和5年度社会教育を推進するために」(案)について(協議)

説明(杉本総括)

質疑応答(○委員 ●事務局)

○表紙について、「ささえる」「はぐくむ」「つながる」の言葉をそれぞれ写真の近くに配置した方がよい。また、中央の「人がつながる地域づくり」の言葉がもう少し目立つように、色や大きさを工夫した方がよい。

○表紙の題字について、学校教育課作成のものと体裁を揃えているということだが、フォントが同じなら、色は変えてもよいのでは。

○本資料は、学校の中でどのように活用されているのか。

○年度はじめに学校長が教職員に学校運営の方向性について話す際に用いたり、また若い教員に地域と学校のつながりについて説明する際にも用いたりしている。

○見開きの左上の説明に「誰もがいつでもどこでも多様な方法で」とあるが、そうであれば、学習者自身が多様な方法を考えることになる。それは本来あるべき姿ではあるが、突き放すことになってしまうので、「誰もがいつでもどこでも生涯にわたる学習活動を主体的に行い、その成果を適切に活かすことのできる生涯学習社会の実現に向けた多様な取組を推進します」という方が、(社会教育課の)主体性が出るのではないか。

 また同じページの下の部分の説明の中に「はぐくみたい3つの力」という言葉が出てくるが、括弧書きで「裏表紙参照」等の説明がある方が丁寧。

○表紙や見開きの部分に「人がつながる地域づくり」という言葉が何回も出てくるが、フォントがバラバラで見にくい。また見開きの左右で文字の大きさが違う点も気になる。

 見開き右側のページが、文字・イラストが多く読みにくいので、もっとすっきりとさせた方がよい。手をつないだイラストにするとのことであったが、そうなると余計に混み合った印象になる。大きな文字もたくさんあり、どこをポイントとして読んだらよいのかも分かりにくい。雲の部分もなくてよいのでは。

●昨年度の原稿を引き延ばしたことで見開きの左右で文字の大きさが違ってしまっているが、印刷業者への発注ではそのようなことはないようにする。

○見開き右側のページの虹の上に書かれている「未来につながる魅力ある地域」という言葉は「まちづくり」の印象が強く、そこに人がどのように関わっているのかということが言葉だけでは感じ取りにくい。コピーとしてこの言葉が入ることに違和感がある。見出しにある「人がつながる地域づくり」という言葉でよいのでは。

 大きな見開きの左側「生涯学習の振興」のページの「目標」の第2段落について、「地域社会の形成を図る」という部分は、「地域社会の教育力の向上」のページに入った方がよい。この部分をもう少しすっきりさせて、「府民の生涯学習機会の充実に重要な役割を担う社会教育関係団体に対しては、…」とした方がよい。また「求めに応じて」という言葉は、言ってくれたら教えるという冷たい印象を与えるので、「対話を通じて」とした方がよい。

 どのページにも「連携」という言葉が多用されている。すべての分野でそれを書く必要があるのか。

○「求めに応じて」という言葉は「ニーズに応えて」という意味合いで使われているが、確かにこれだけ読むとそのような印象を与えかねない。よりソフトな表現に。

 「家庭の教育力向上」のページにおける「具体的対応」の1の項目について、「他人に対する」思いやりを家庭ではぐくむという表現に違和感がある。前回と同じく「相手を思いやる心」または「相手に対する思いやり」とするか、「他人に対する」という言葉を削除して「思いやり」という言葉だけでもよいのでは。

○「地域社会の教育力の向上」のページの「目標」の部分の文末が「絆を強めます」となっているが、「絆を深めます」という表現の方がよいのでは。

○ある本の中で、「絆」とは犬の散歩の時に使うリードに例えられていた。そういう意味では、絆という言葉には「しばり」的な側面もある。「つなぐ」ということで束縛的な意味合いにならないようにする必要がある。

○「家庭の教育力の向上」「地域社会の教育力の向上」「人権教育の推進」それぞれの目標が一文にまとめられている。それぞれが長すぎるので、一文を短くした方が読みやすい。

○全体の印象として、文字も多いが、色も多すぎる。色の種類が減った方が読みやすい。

 また全体を見た上で表紙に戻ると、「つながる」という言葉はとても主張されている。「はぐくむ」という言葉も、読み込んだら読み取れる。しかし、「ささえる」という言葉が本文の内容からはイメージできない。そう考えたとき、表紙に使われている3つのキーワードは、本当にこの3つでよいのか。または、表紙でこの3つの言葉を使うのであれば、中面でもそれを表現した方がよい。表紙と、中の本文のイメージが合わない。

 先ほど「連携」という言葉が多用されているという話があったが、「つながり」「つながる」という言葉も同じで、大事にしたいから多用されている面もあるが、もっと削ってシンプルに、情報量は変わらないが言葉を減らしてすっきりさせるということが必要なのではないか。

 表紙に淡い色をつけたら、(学校教育課作成のものと)間違えることを防げるのでは。

○ここ数年使っている「人がつながる地域づくり」という表現も、検討し直すことが必要ではないか。

 表紙の3つのキーワードも、もう少し目立たせる形にすると、今の委員の意見を反映することができる。

 表紙に淡い色をつけるということについては難しい理由があったのかどうか、事務局の方から発言は。

●そのように考えていたが、1枚の長い印刷物において、表紙の部分だけ背景に色を付けると、ズレが生じてくる可能性があるという理由でやめることとした。

○表紙の背景にある「渦巻き」は、裏面の振興プランの図からきている。振興プランでは、その渦巻きとともに「はぐくみたい力」として3点挙げられており、表紙にも同じ渦巻きを使って別のキーワードを3点掲載すると、意味がつながらず混乱させてしまう。表紙の渦巻きはやめて、輪っかでつなぐなど、別の表現にし、区別する方がよい。

 また、1つの表紙の中に、「人がつながる地域づくり」という言葉と、3つのキーワードの1つとして「つながる」という言葉が近くに重複して入っている点も気になる。「人がつながる地域づくり」という言葉は、表紙下部の「京都府教育委員会」の上あたりにくるようにしてもよいのでは。

○「地域社会の教育力の向上」のページの、「特別講師派遣事業」の写真にキャプションとしてついている「食育・遠隔工場見学」という文言は不要ではないか。その内容と写真との結びつきが分かりにくい。

●コロナ禍においてこんな取組もあるという説明として掲載したが、分かりやすい表現を考えていくこととする。

○紙面になると文字を盛り込みがちになる。SNSでは字数の制限などがあるので、その範囲での内容となる。

○社会教育課のHPに本資料が掲載されてるとのことだが、どのような形で記載されているのか。

●2ページ分ずつのPDF4枚で掲載している。

○読み手の立場に立つと、細かな文字を、画面を拡大して読むには手間がかかるので、HP上でも見やすい形で掲載されるとよい。

○HPに掲載する際は、いつ作成された資料なのかという情報を必ず付けていただきたい。それがないと、情報として使い物にならない。

 

エ その他 京都府社会教育委員公募について

説明(杉本課長)

 

(3)閉会

閉会あいさつ(吉村指導部長)

 

お問い合わせ

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