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令和3年度第3回京都府社会教育委員会議の議事要旨

 

1 開催日時

令和4年2月24日(木曜日) 午後2時~4時

2 場所

京都産業大学むすびわざ館3階3-A教室

3 出席者

京都府社会教育委員

築山 崇議長 猿山 隆子副議長 大野 照文委員 木原 由佳里委員 佐野 泰博委員

清水 範子委員 杉井 潤子委員 寺田 浩作委員 西村 惠美子委員 能勢 ゆき委員

前野 あゆみ委員 村井 琢哉委員 (計12名)

事務局

京都府教育委員会 橋本教育長

京都府教育庁指導部 吉村指導部長

京都府教育庁指導部社会教育課 片山社会教育課長 他10名  (計13名)

傍聴者

0名

4 内容

1 開会

あいさつ(橋本教育長)

2 内容 

(1) 報告

ア 令和4年度京都府社会教育関係団体補助金予算(案)について

イ 令和4年度京都府社会教育課主要事項予算(案)について 

 ◇ 説明

 ◇ 質疑応答(○委員、●事務局)

  質問・意見等なし

ウ 京都府立るり渓少年自然の家の指定管理者候補団体について

 ◇ 説明

 ◇ 質疑応答(○委員、●事務局)

 ○ コロナ禍で取り組まれてきたが、成果・課題はどうか。

 ● コロナ禍になってから2年間、閉所していた期間もあった。また、学校の宿泊学習等の利用は減少していたが、そのような中にあってコロナ対策を講じた上で利用者の受け入れ体制を整えて運営していた。

 施設の老朽化や水道関係で問題が発生したこともあったが、施設管理の面においてもしっかりと対応することができる団体であった。 利用者も増えており、評価できる。

 ○ 一般財団法人大阪市青少年活動協会は、大阪市にある団体だと思うが、なぜ京都府内の施設の指定管理をすることになったのか。

 ● グリーンパルるり渓共同事業体は、東京海上日動ファシリティーズ株式会社と一般財団法人大阪市青少年活動協会で構成されており、東京海上日動ファシリティーズ株式会社は、京都府内にも営業所がある。

 京都府だけでなく、近畿の他府県においても同様の自然の家の指定管理をしている実績があり、経験豊富な団体である。

 ○ 京都市内にも同じような団体があるが、取り組んでいる既存事業に加えて指定管理に参入するのは負担が大きいため申請がないのだと思う。

 

エ 「令和4年度社会教育を推進するために」について

 ◇ 説明

 ◇ 質疑応答(○委員、●事務局)

 ○ 裏面の地域学校協働活動とコミュニティ・スクールの図にある「保護者」「PTA」だけ黒字にしているのはなぜか。

 ● 「保護者」「PTA」は学校教育関係者として、それ以外の外部の団体と色を変えている。

 ○ 二次元コードが二か所に入っているが、違うものか。

 ● 表紙の二次元コードは、「社会教育を推進するために」のPDF、中面の二次元コードは、活動事例に飛ぶようになっている。

 ○ 二次元コード周辺に、どこに飛ぶのか、何が表示されるか明示するとよい。

 ○ 表紙の二次元コードから、リーフレットのPDFまでたどり着くのに2回タップしないといけない。スムーズに見られるように工夫してほしい。

 ○ 地域社会の教育力の向上の部分で、「6.地域全体で子どもを包み込みはぐくむ環境づくりを推進」、「8.地域で子どもを育てる環境づくりを推進」とあり、表現がバラバラなので統一してはどうか。

 どのような環境づくりをしたいのかが伝わるように、6.にそろえるのがよいと思う。

 ○ 6.に統一してはいかがか。

 ● 検討したい。8.は、昨年からの表現に地域交響プロジェクトを指す表現を加えた。

 ○ そのような表現が入っているのはいいが、ニュアンスを同じにしたほうが、どのような環境づくりをしたいのか、目標が明確に伝わりやすいと思う。

 ○ 地域社会の教育力の向上の目標に「包み込まれているという感覚」とあるので、6.のほうがその意味に近いと思う。

 ○ 「地域交響プロジェクト」の文字にイラストが重なっているので、移動させる。

 「生涯学習の振興」「家庭の教育力の向上」等の目標の部分がグラデーションの付け方がバラバラなので統一する。

 表紙の写真は、もっと大きくするとよい。

 ○ 裏面に「教育環境日本一」とあるが、京都府は「教育環境日本一」なのか。そういう意味で書いてあるのか。

 ● 昨年度、教育振興プランが策定されたときに入った文言で、京都府が目指す「子育て環境日本一」を実現させるために、「教育環境日本一」を目指すということを表している。

 ○ せっかく「教育環境日本一」を目指すのであれば、この冊子からその内容が分かりやすいように表現してはどうかと思ったが、現段階でそれを入れるのは難しいと思うので、今後検討していただければと思う。

 ○ 教育振興プランについては、府教育委員会全体が関わって策定されたものなので、機会を見てこのような表現でよいのか検討いただきたい。

 「教育環境日本一」については、また次の機会にでも説明いただきたい。

 

オ 令和3年度京都府地域交響プロジェクト交付金(協働教育)について

 ◇ 説明

 ◇ 質疑応答(○委員、●事務局)

 ○ パートナーシップ・ミーティングでは、主催団体同士の交流が行われていたが、本事業の受益者に当たる参加者の満足度はどうだったかが大切だと思う。

 参加者にアンケートをとって、事業の評価をしてはどうか。

 ○ パートナーシップ・ミーティングを傍聴していると、主催団体の方々がとても生き生きと活動されていることがわかった。さらに参加者の反応を掴み、今後に活かすことは大切だと思う。

 今後、実績報告相談会の中で掴んでいかれるのかと思うが、どうか。

 ● 参加者の反応については、意見聴取会でも参加人数が多いことを評価するだけではなく、必要な子に届いているかということが重要だと意見をいただいている。

 団体の取組状況をみていると、主催者も参加者も非常に楽しく活動している。

 実績報告書では、自己採点の欄もある。実績報告相談会で、各団体には対象者のニーズを把握して取り組むように相談していきたい。

 ○ パートナーシップ・ミーティングのグループ交流を傍聴した。

 オンラインでミーティングや実績報告相談会などの支援をすることにより団体にとって活動しやすくなると思う。

 どの団体も熱意をもって活動されており、ボランティアだと言っておられたので、交付金終了後に継続できるか心配だ。

 活動が発展的に拡大できるように、どうすれば継続させていけるか皆さんと考えていければと思う。多くの団体が取り組むことで、子育て環境日本一の実現にもつながると思う。

 ○ この事業は府全域に渡って実施されているので、パートナーシップ・ミーティングをオンラインで開催されたことは大変有意義だったと思う。

 学校としては、子どもをどのように参加させるのか考えていきたい。学校に団体からのチラシ配付があれば、京都府の事業なので広報に協力したい。

 取組のCM動画もあれば子どもたちに見せるのも効果的な方法だと思う。

 ○ 活動や連携をどのように広げ、どのように学校とつながるかが重要だと思う。

 ○ パートナーシップ・ミーティングで各団体の様子を見ていて、皆さんしゃべりたかったのだなと感じた。

 コロナ禍で仲間内のつながりは強くなっているが、それ以外の人たちと縁を広げる機会が少なくなっている。

 この事業を進めていく上で、こうした機会を継続して行うことを大切にしながら、少しずつ裾野を広げていくことが必要だと思う。

 団体同士がオンラインでインフォーマルな交流をされるのもよい。一度、対面で交流すると、その後のオンラインでの交流がより効果的になる。

 ● 3 年間の交付金終了後も団体の活動が継続するよう、他の交付金や補助金などについて団体に情報提供したい。

 集合研修も時期を見て実施したい。

 より一層緊密な連携を図り、ネットワークづくりに努めたい。

 

(2) 協議「京都府社会教育委員会議広報物について」

 ◇ 説明

 ◇ 質疑応答(○委員、●事務局)

 ○ タイトルは親しみやすいことが大切だと思う。短い言葉でインパクトがあるもの「学び」「楽しさ」「集う」などテーマに関わる言葉を入れて考えるとよい。

 事例の発信は大切。地域で活動するときのヒントが載っているようなものになるとよい。

「視察」は堅いので、「訪問記」というような表現もよい。

 高校生・大学生を含め、若い人などいろいろな世代の人に見てもらえるようなものにしたい。

 

 ○ 配付対象は、行政関係だけでなく、高校生などにも配付するとよい。

 A4の両面で、紙面が少ないのである程度の割り切りが必要。

 「特集」というかたちで内容を絞り、例えば、委員がパートナーシップ・ミーティングでお話になったようなことをエッセーにまとめたり、委員の現場インタビューを載せたりして、事業報告ではなく読み物的な資料になるとよい。

 委員紹介に多くのスペースを取ることなく、二次元コードでより深みのあるコンテンツがあるところに誘導するなど工夫が必要。

 

 ○ 特集は、いろいろ素材は揃っている。地域交響プロジェクトは特によいと思う。

 情報は多すぎない方がよい。

 ○参考資料は、文字が多く読みにくい。広報物は、読み物としておもしろいということが読者からすると大切だと思う。

 地域のローカルペーパーや小冊子を見ていると、「この地域には、こんな人が居るから会いに行ってみたい。」と思わせるような魅力紹介がうまく取り入れら れている。

 写真やインタビュー記事を効果的に入れるとよい。

 ○ 人の魅力というのは、大切な視点だと思う。

 年1回より複数回発行するほうがシリーズを組みやすい。

 地域の人にスポットを当てて、インタビューや写真を掲載するのがよい。

 ○ 情報が多すぎると読みにくい。

 内容を絞って、例えば「子どもの笑顔」など1テーマでつなげていくのがよい。

 焦点を当てることを決めると読みやすいものになると思う。例えば、地域交響プロジェクトに絞るなど工夫が必要。

 ○ 少なくとも見てすぐに捨てられない物になるとよい。しばらく置いておき、また見たくなるようなものにしたい。

 魅力ある人の紹介があるとよい。例えば、地域交響プロジェクトで活動している人にインタビューし、活動のきっかけや失敗談、どのように解決したかなど載せるとよい。

 読んだ人が、「わたしにもできるかもしれない。」と思えるような、取り組んでいる人の思いが伝わる読み物にしたい。

 委員の紹介は、読んで得したと思われるような情報を入れたい。

 ○ 委員の紹介は、捨てずに置いておきたくなるような情報を入れたい。

 社会教育は関わられている方からすれば、欠かせないものになっているが、関わられていない社会教育に縁遠い人も多いので、つなぐ媒体が必要。

 このチラシをきっかけに社会教育について知っていただければと思う。

 A4一枚からスタートして、徐々に大きくしていくとよい。

 第1号は、特に視覚的にインパクトがあるということも重要。

 ○ 若い世代に訴えかけるために、若い人がレポーターになり取材するのはどうか。

 若者から見た社会教育委員会議について。また、大学生や高校生が視察に行き、地域の活動を見てどう感じるかなど、若い世代が参画して作るのもよいと思った。

 

(3) 事務連絡

 次回の社会教育委員会議は、7月下旬に開催する予定

 

3 閉会

あいさつ(吉村指導部長)

 

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教育庁指導部社会教育課

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