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鴨川真発見記 平成28年11月

 第253号 久々の小ネタ集

秋の鴨川を歩いて出会ったあれやこれや

 空気がヒンヤリとして、木枯らしも吹いて冬の到来を肌で感じる今日この頃です。11月9日、あるテレビ局から「ユリカモメ」はもう飛来していますか?という問い合わせがありました。

 「チョット確認してみます」と電話を切って公益財団法人日本鳥類保護連盟京都の事務局に確認すると、「もう来てますよ。さっきメールでお知らせしました」とのお返事を頂きました。

 なんともタイムリーな情報です。

<メール内容>

皆さん

待ちに待ったユリカモメがようやく鴨川へ姿を見せてくれました。

11/7 荒神橋を5羽が通過

11/9 荒神橋界隈に8羽が着水

いよいよ京都に冬の到来です。

 さっそくテレビ局に情報提供しました。今年は例年より少し遅いようですが、冬の訪れを告げるユリカモメが姿を現しました。

 私も今年のユリカモメの姿を求めて鴨川を南下してみました。情報のあった荒神橋付近では見かけませんでしたが、更に南下すると三条大橋と四条大橋の間に2羽を確認しました。

<三条大橋・四条大橋間>

<2羽のユリカモメ>

 そして五条大橋の上流でも2羽を確認し、七条大橋上流で11羽を確認することが出来ました。まだまだ数は少ないものの「鴨川冬の風物詩」今年も健在です。

<五条大橋上流に2羽>

<1羽は片足立ち>

<七条大橋上流>

<11羽>

 冬鳥のカモたちも少しずつ数が増えてきています。ヒドリガモ、コガモ、オナガガモと賑やかになってきました。

 もう冬の始まりですが、この秋鴨川・高野川を歩いて出会ったあれこれをご紹介したいと思います。10月中旬から11月中旬の様子をご覧ください。

 10月15日、高野川沿いを歩いていくと、足元にアサガオのような形をした小さなオレンジ色の花が沢山咲いていました。写真を撮って後で調べてみると「マルバルコウ」というヒルガオ科の植物でした。

<オレンジ色の小さな花>

<マルバルコウ>

※平成28年10月15日撮影

 川の中の中州では、ごろごろした礫の間から伸びたコスモスがピンク色の花を咲かせていました。日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でも良く生育するそうで、「なるほど」他に草が生えていないのにコスモスだけ咲いていることに納得しました。

<川の中の荒地に咲くのは>

<ピンク色のコスモス>

※平成28年10月15日撮影

 その後も、シロ、キイロ、のコスモスが同じく中州で花を咲かせていて、ツマグロヒョウモン(チョウ)やハチの仲間が蜜を吸いにやってきていました。

 園路脇では沢山のコスモスが群れていました。

<シロ色のコスモス>


 

<キ色のコスモス>

<ムラサキ色のコスモス>

<コスモスの蜜を吸いに>

<ハチとチョウ>

<園路沿いに広がる>

<コスモス畑?>

ミゾソバでしょうか?小さなシロとピンクの花も咲いていました。

<ヒドリガモの好物>

<ミゾソバ?>

 この日はお天気も良く、川底まで太陽の光が充分に届いて小さな魚の姿もハッキリと見えます。魚の姿とアメンボの陰が並んで見えました。

<アメンボと小魚>

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<大小の小魚>

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 コサギ、ダイサギも獲物を狙って動き回っています。さっきのような小さな魚は「サギシラズ」という昔の京都の名物佃煮だったとのこと。サギも知らない小さな魚ということですね。

<小魚を探す コサギ>

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<ダイサギ>

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 今シーズン初お目見えは、ヒドリガモです。おいしそうに草を頬張っていました。でもまだ特徴の頭頂部のクリーム色が出ていません。冬の装いはもう少し後でしょう。

<ヒドリガモ>

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<草をもぐもぐ>

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 ゆらゆらと揺れる水面に近い大きめの石の上に魚が並んでいました。石の垢をはんでいるようにも見えますが、まさか鮎ではないでしょう。出町あたりまで天然アユの遡上が確認されているようですが、私には解りませんが・・・。

<石の上>

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<小魚がユラユラと>

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 この日も草刈り作業を目にしました。川の中に落ちた草が下流へ流れて行かない様に、川の中にネットを張ってくい止めて作業は続きます。

<草刈作業中>

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<流れる草をネットで受け止めて>

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 色んな種類の魚が泳いでいるのがよく見えて、それを眺めているだけでも時間を忘れてしまいそうです。そんな中、写真を撮った時には気にとめていなかったのですが、どうやら「ブラックバス?」の群れが写っていました。特定外来種で駆除対象です。川の中を泳いでいるのを見るのは初めてです。

<小魚の群れ>

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<ブラックバス?>

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 川の中州に降りて、落差工を滑り落ちる水の様子を撮影されている方もお見かけしました。そういえば落差工の水落ちをアップで撮った記憶がありません。一度挑戦してみたいと思います。

<落差工の下流で>

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<流れ落ちる水を撮影>

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 10月22日は少しお天気が曇り気味、またまた高野川へと足は向きます。

 たんぽぽの様なキク科の花が、川をバックにシロ、キイロの花を咲かせていました。

<白い花>

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<黄色い花>

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 川の中では「イソシギ」がジッと佇んでいました。

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 その翌日10月23日は、午前中「鴨川探検再発見!」の写真係としてスタッフ参加しました。その時撮った写真を二枚ご紹介します。大きな“ジョロウグモ”。カタツムリの親子でしょうか、この小さな幼生がこんなに大きく育つのですね。

<毒々しいお腹のジョロウグモ>

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<大小のカタツムリ>

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<鴨川の自然観察会>

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 11月に入って少し気温も下がってきました。11月3日は高野川をショートカットして出町からの鴨川散策に出かけました。

 早速姿を見せてくれたのは、コチラも今シーズン初めて出会った“オナガガモ”です。そして“コガモ”の姿もありました。冬鳥の役者が揃ってきました。

<オナガガモ>

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<コガモ>

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 二条大橋上流の樹木には、果実が実っていました。香りを嗅いでみるとリンゴのような甘い香りがしました。

<実りの果実>

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<甘い香り>

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 過ぎゆく秋と冬の気配を感じながら晩秋の鴨川、高野川をご紹介しました。

 京都市内では、神社仏閣の紅葉の名所を巡るのもいいですが、流れる川の傍で眺める紅葉もいいものです。来シーズンは少し川沿いを散策してみてはいかがでしょうか。

 

平成28年11月21日 (京都土木事務所Y)

 

 第254号 鴨川沿いのニレ科の大樹

読者の声「ピンチの枝を救ってほしい」

 鴨川沿いに生えているニレ科の大樹がたち並ぶ姿には圧倒されます。特に葵橋から上流の右岸は大きく育った大樹の木陰で、読書をしたり食事をしたりされている方をよく見かけます。

 若干大きくなりすぎて鴨川沿いの加茂街道側は、車の走行の支障となるため、横に伸びた枝は剪定するしかありません。

 そんな中、鴨川真発見記をご覧頂いているある方からメールを頂戴しました。

ニレ科の大樹の枝が園路に下がってきているのをなんとかして欲しいという内容でした。そのメールがこちらです。

 

<頂いたメール>

いつも、楽しく拝読させていただいております。

今日は久しぶりの晴れ、

気持ちのよい秋風に、朝の鴨川散歩も距離を延ばしてみたくなりました。

東一条から、葵橋を超え、

お天気の良い日の休日にはよく朝食を持参で行くのが

枝ぶりの美しい木の下のベンチです。ちょうど犬の綱を結べて

本当にリラックスできるし、この大きな木のおかげで

日差しからも守っていただき、トンビからも朝食を狙われることなく、

鴨川の眺めもとてもよく、素晴らしい時間をいただいている場所です。

(写真添付)

久ぶりだったので、驚いたのですが、

道にせり出た大きな枝が、 今までより下がっているように感じるのです。

180センチの主人が走って下を通れば

タイミングが悪ければ、頭を打ちそうです。

自転車の方なら、夜とか暗ければ、当たるのでは?と感じました。

<葵橋上流>

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<園路に張り出した枝>

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今日はとても良いお天気だったのですが、

とても風も強く。

その枝には葉も茂っているせいか、大きくゆれていました。

先日の台風や大雨で、ずいぶん痛めつけられたのではないでしょうか?

いとしい、いとしいこの木を

どうか助けてあげていただきたいです。

京都御苑の木のように支えをしていただけたら・・・

せめて枝の葉っぱを少し減らして、

揺れるのを少し減らせればと思います。

絶対に、折れたり切ったりしないよう

保護していただきたいのです。

それはそれは美しい、私たちの鴨川にはなくてはならない葵橋北の西側のシンボル的な木です。

どうかよろしくお願いいたします。

何か良い策はないものでしょうか?

<以上>

 

 そこで、鴨川公園を管理している当所の管理室の担当職員にこのメールを頂戴した事を伝えました。

 担当職員は、通行の妨げとなっているこの枝の処理について、検討しました。その案は次の3つの案です。

1 枝を切ってしまう。

2 木材を下からあてがって上へ持ち上げる。

3 幹の上の方からワイヤーで吊り上げる

 この3案で所内検討を行った結果、1はメールを頂戴した方からも「絶対に折れたり切ったりしないよう保護して頂きたいのです」とご要望を頂いておりましたので、切るのはやめておこうということになりました。

 2は、ベンチ廻りに構造物を設置する事となるので、ぶつかったりしてトラブルが発生する可能性があり、良くないと判断されました。

 造園業者の方にも相談して、3が可能であると判断して、幹の上の方から吊り上げる方法に決定しました。

 担当職員から、3の施工がその日実施されると連絡を受け現場へと足を運びました。現場へ到着すると、幹へロープが取り付けられた直後でした。

<現場へ到着 垂れ下がる枝>

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<幹から下がるオレンジのロープ>

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 京都土木事務所の職員と名乗って、施工の様子を見学させて頂きました。当初はワイヤーロープで吊り上げる案だったのですが、夏場の気温が高い時期はワイヤーだと熱で延びてしまい、締め直しをしないといけないので、「ケプラーロープ」を使用しますと説明を受けました。

 ケプラーロープは、ワイヤーロープと同様の強度があり、温度による伸び縮みが少ない特殊な繊維のロープです。

 ユニックで枝を持ち上げて、ケプラーロープを枝に巻き付けて支えます。試行錯誤を重ねて、枝を上げ下げしながら丁度いい具合の位置を決めていきます。

<高さを測りながら>

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 <どこまで吊り上げるか調整>

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<ロープを張ってみて>

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<ロープの妨げの枝を剪定>

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<ロープまき付け箇所に>

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<保護用のシートを巻いて>

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 作業中、行き交う地元住民の皆さんから、「伐ってしまえば?」とのお声かけもありましたが、「伐らないでなんとかしてほしい」とご要望を頂戴しましたのでと説明させて頂きました。

<人が当たるかもしれないので吊り上げています>

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 作業完了には少し時間がかかりそうだったので、途中で現場を後にしました。徒歩で事務所へ帰る途中も少し鴨川の様子を見ながら歩いていくと、草の上にコオロギの姿がありました。

<秋の鴨川>

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 <コオロギ>

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 地面にアカトンボが“ジッ”としています。死んでいるのかな?と“つん”とつつくと飛び立ちました。それにしても真っ赤な赤とんぼです。

<濃い赤色のアカトンボ>

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 川の中では、カイツブリが潜っては餌を捕まえています。どこに浮上するかわからないので見当をつけて撮影してみました。浮き上がった場所の光の加減で水面の色が変わりイメージが“ぐっ”と変わります。

<カイツブリが“潜って”“浮いて”>

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<場所によって水面の色が変化>

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 そして、後日完了した姿を確認しに行きました。だらりと下がっていた枝は少し上方に持ち上がっていました。

<園路が先の方まで見通せます>

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 幹からロープを張って、垂れ下がっていた枝の2箇所にロープでつり下げられています。まるで骨折した時の三角巾のようです。

<幹に巻き付くロープ>

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<枝を支えて>

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 メールを頂戴した方へ施工の完了をお伝えしましたところ、大変喜んで頂きました。

 どんな要望に対してでもという訳にはいきませんが、地元の皆様のお声にもお応えしながら、鴨川公園の管理をさせて頂いているのが、京都府京都土木事務所であることも皆様に知って頂きたいと思います。

 

平成28年11月16日 (京都土木事務所Y)

 

 第255号 晩秋の鴨川 絵に描いた様な秋晴れ

このチャンスを逃さず記録旅

 この日は朝から雲ひとつ無いさわやかな秋晴れとなりました。このチャンスを逃さないように晩秋の様子を記録するため鴨川へと足を運びました。

 北山大橋から上流に向かって進んでいくと、ニレ科の大樹が紅葉しています。前日までの強い風で多くの葉が吹き飛ばされました。それでも黄色、赤色と色づいています。

<雲ひとつ無い>

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<北山大橋上流を望む>

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 真っ青な空には、今話題のスーパームーンが白くその姿を見せてくれています。朝に月が見える仕組みについての知識はありませんが、雲が邪魔をしない青空だからこそ見えるというのは事実です。

<西の空には>

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<朝の月 スーパームーン>

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 葉を散らした樹木を眺めていると、青空をバックに白い野鳥を発見です。コサギがこちらも真っ白な体を青空に浮かび上がらせていました。

<紅葉の中に>

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<真っ白なコサギ>

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 本来は渡り鳥として渡りをするカモの仲間“ヨシガモ”ですが、鴨川と植物園を行き来しながら年中京都に留まっている固体が1羽だけ見られます。この日の秋晴れの太陽に照らされて美しい輝きの姿を見せてくれました。

<ヨシガモ>

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<輝く頭部>

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 葉の散った樹木を眺めながら進んでいくと、清掃の委託業者の方がほうきを持って園路に溜まった落ち葉を集めておられました。毎日舞い降りてくる落ち葉との“いたちごっこ”の様な作業が続きます。

<葉を散らす樹木>

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<落ち葉を集めて>

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<園路をあけます>

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 御薗橋では、昨年に引き続き橋の拡幅のための工事が始まりました。昨年やむなく伐採されたケヤキの木が立っていたところには工事用のクレーンがそびえ立っていました。

<大型土嚢が並べられ>

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<工事が始まりました>

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 川の中に魚の姿は見えますが、アオサギが仁王立ちで園路から川の方を見据えていました。

<川の中に魚の姿>

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<アオサギは仁王立ち>

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 御薗橋上流の左岸、開けた園路では、大きな樹木が2本行く手を阻む様に立っています。その傍らでは、老齢化により伐採された切り株が、再び芽吹かないように丹念に切り込みが入れられていました。

<北山が近づいて>

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<北山を覆うように>

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<切り株から出た枝>

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※平成26年3月11日撮影

<完全に処理された切り株>

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※平成28年11月18日撮影

 中洲に自然に生えた樹木の葉も紅葉しています。まだ小さいながらも赤や黄に葉の色を変化させていました。

<中洲の中に黄色い葉>

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<赤い葉>

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 西賀茂橋を眺める景色も、青空の下絵になります。飛び石、橋、橋越しに見える舟形の山。西賀茂の町並みも山の紅葉とあいまっています。

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 柊野の砂防堰堤も紅葉をバックに、白く水を落としてこれまた絵になります。

<柊野砂防堰堤>

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 ここでしばし休憩と腰を下ろすと、目の前の石の上にハチが集まってきました。

 ハチの生態はよく知りませんが、交尾をしようとしているのか?何が目的なのか?そのうちに4匹が集まってきました。

<2匹のハチ>

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<交尾?>

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<4匹集まって>

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 休憩を終えて鴨川の右岸高水敷が始まる「賀茂川通学橋」まで下流へ進み、北を振り返り、南に目を向けるとまだまだ雲ひとつ無い青空です。

<賀茂川通学橋から北を望む>

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<賀茂川通学橋から南を望む>

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 お日様の光を浴びてゆらゆら揺れる水面からお尻を突き出しているのは“ヒドリガモ”です。

<“ヒドリガモ”逆立ち>

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<頭の緋(あか)いヒドリガモ>

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 護岸の石積みから生えた植物の先も赤く色付いています。大きな大木の紅葉は目立ちますが、足元にも小さな紅葉を見ることができます。

<ここにも紅葉が 小さい秋みーつけた?>

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<半木の道のニレ科の大樹>

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<こちらは大きい秋?>

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 北大路橋下流の大文字山ビュースポットでも、大の字の裾を紅葉が黄色く彩っています。第254号でご紹介しました、枝を吊り上げたニレ科の大樹も通行の邪魔することなく安定しています。

<大文字山も秋の色を添えて>

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<自転車も安全に通過>

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 賀茂大橋の右岸では、橋の耐震工事が進められています。橋は川の構造物ではなく、道の構造物です。川で実施している工事で橋に関わる工事の多くは、道路管理者で橋の管理者でもある京都市さんの工事です。

<賀茂大橋右岸 耐震工事>

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<工事中は迂回路へ>

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 賀茂大橋を通過すると、柳と桜の並ぶ左岸に目をやり、荒神橋で左岸へ移動。白いススキの穂が秋の季節を感じさせてくれました。

<賀茂大橋下流右岸から左岸下流を望む>

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<荒神橋下流左岸から右岸上流を望む>

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 川の中を見ると野鳥が佇んでいますが、傾きかけた太陽の逆光で正確に何のシルエットかわかりません。「ダイサギ?コサギ?アオサギ?」こちらは「何カモ?」

<青い空とは対照的に 何サギ?>

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<オナガガモ?>

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 再び右岸に移動し、二条大橋へここでも耐震工事が実施されています。

<シャッターを切る人の対岸に土嚢>

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<二条大橋耐震工事>

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 御池大橋まで来ると、西からの太陽は建物の陰となっていきます。三条大橋方面に目を向けると、白く薄い雲が出てきました。

<芝を保護する緑のカバー>

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 <空に薄く白い雲>

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 川の水の流れが非常にゆったりとした穏やかなこの日、見頃を迎えた紅葉が水面を飾ります。

<水面に描いた絵の様に>

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<人の姿も写します>

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 ユリカモメの数が増えてきたようです。三条~四条の間にも十数羽のユリカモメが浮かんでいました。

<鴨川冬の風物詩>

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<ユリカモメ>

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 松原橋右岸上流から北を望むと、その空にもうっすらと白い雲が掛かってきました。濃い赤に染まったモミジを眺めながら2016年最高の秋晴れを満喫してこの日は締めくくりました。

<松原橋から上流を望む>

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<存在感満点の濃い赤のモミジ>

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 2016年秋の景色の鴨川紹介はこれが最後となります。これから冬に向かって移ろい行く鴨川にもご期待ください。

 

平成28年11月30日 (京都土木事務所Y)

 

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