丹後広域振興局

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23年度の写真

写真で見る管内の農業

丹後農業改良普及センターは、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町を担当地域にしています。

平成23年度は月ごとに普及センター管内の特産や取組の紹介をしていきたいと思います。

3月

管内では「みず菜」の栽培が盛んです。ビニルハウスで一年中栽培しています。

「みず菜」は軽量で扱いやすいので、女性や高齢の方でも栽培が可能です。また、相対取引で価格も安定しており、大規模な農家や法人も取り組んでいます。

収穫した「みず菜」は丁寧に調製をして、京のブランド産品として出荷されています。

 

2月

今年の冬はたくさん雪が降り寒いです!

この寒の時期に、毎年の行事のように大豆・米こうじ・塩を材料にみそづくりが行われます。

10ヶ月から1年ほど熟成させれば、黄金色の手作りみそができあがります。

 

1月

宮津市ではヤマノイモの栽培が盛んです。歴史は古く、明治初期までさかのぼります。秋に掘りあげたヤマノイモを選別し、京都市場に出荷しています。このヤマノイモはきめがが細かく粘りが強いので高級和菓子、特にまんじゅうの皮に重宝されています。

両手で抱えるほど大きいサイズが特徴です。

夏から秋にかけて水やりなどのきめ細かな管理で大きいイモができます。

12月

管内では黒大豆の栽培も盛んに行われています。特に京丹後市久美浜町で約60ヘクタールの面積があります。

12月に入り、黒大豆の収穫期を迎えました。写真のように莢のついた枝ごと乾燥させます。こうすることで急激な乾燥をさせず、じっくりと時間をかけて乾かすことが良質の黒大豆を作るコツです。

黒大豆は黒いダイヤとも言われています。正月料理には欠かせません。

11月

11月となり、丹後に広がる広大な畑地で聖護院カブや長ダイコンの収穫が始まりました。これらのカブやダイコンは京都の老舗の漬物屋さんに出荷され、千枚漬けや浅漬けになります。

丹後では古くから漬物用野菜を栽培し、今日まで漬物屋さんと二人三脚で歩んできた歴史があります。

国営開発農地に広がる広大な畑で収穫しています。

カブは2kg以上で収穫します。

ダイコンも規格に合わせて丁寧にカット

10月

10月に入ると小豆の収穫が始まりました。伊根町では「薦池(こもいけ)大納言」という非常に大きい小豆が栽培されています。しかし高齢化や過疎化、獣の害などで栽培面積が減ってきています。今、地域や行政機関あげて生産振興やPRを行っています。

熟した莢から順に収穫していきます。手作業なので大変です。

薦池(こもいけ)大納言小豆は普通の大納言小豆よりすごく大きいです。(右が薦池大納言)

9月

丹後地域はお米の産地として有名です。特に丹後産コシヒカリは日本穀物検定協会の食味ランキングで平成19年産~21年産まで3年連続最高評価の「特A」をいただきました。

9月に入り、稲刈りが一斉に始まりました。

今年もたわたに実っています。間もなく新米が出回ります。お楽しみに!

 

8月

丹後(宮津市、京丹後市大宮町・久美浜町・丹後町)ではコギクの栽培も盛んです。

今年は出荷が順調で、京都生花市場での販売量が一番になりました。

 

7月

管内ではビニルハウスで、「九条ネギ」を一年中栽培しています。「みず菜」と組み合わせて一層の生産拡大を図っています。

収穫された「九条ネギ」は、規格別に調整を行い、「京のブランド産品」として出荷しています。

 

6月

与謝野町では特産の白大豆のは種が始まりました。は種から収穫までほとんどの作業を機械で行い省力的です。収穫量も10aあたり300kg近くあります。

収穫された大豆は町内の豆腐業者に出荷され、豆腐になります。また、豆腐製造の時に出るおからは有機質肥料「京の豆っこ肥料」として農業生産に利用されています。

 

5月

京丹後市では茶の産地化が進んでいます。5月には一番茶の摘み取りが行われました。このような乗用の摘採機で摘み取っています。

摘み取られた生葉は製茶工場に持ち込まれ、お茶に加工されます。製茶は機械制御で行われますが、人の五感による判断も重要です。

 

4月

過疎化・高齢化の進む農村集落が、大学やNPO団体など都市部の方の力を得て、農村集落再生の取組を進める「ふるさと共援活動」を行っています。

4月24日~25日に丹後町上山地区に京都大学が訪れて共援活動をしました。

宮津市世屋地区では特産品「あわもち」の原料となる「あわ」の栽培講習会を行いました。

 

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お問い合わせ

丹後広域振興局農林商工部 丹後農業改良普及センター

京丹後市峰山町丹波855

ファックス:0772-62-5894

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