丹後広域振興局
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★丹後地域でエビイモを生産する生産者が集まり、今年度の栽培状況や規格について確認しました。また、エビイモを掘り上げた後の調整方法について、生産者が持ち寄ったエビイモを用いて実演しながら確認しました。
★ 今年度から新たに栽培を始めた生産者は、ベテラン生産者の意見を聞きながら、芋の分解方法や芋の磨き方の技術について確認しました。
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調整方法について実演 |
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★本年から試作導入している10月咲き品種「かんろ」の開花期見学会行い、収穫調査の結果や、これまでの栽培の特徴、販売単価などを報告しました。
★本年度10月は小ギクの単価が高く、参加農家の関心も高かったことから、次年度以降は10月咲きを栽培する農家が増えてくると思われます。
★普及センターでは今後も長期安定出荷を目指した小ギク栽培の指導、新規品種試験の結果報告等を積極的に行い、市場から頼りにされる小ギクの産地づくりを支援していきます。
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熱心に小ギクを見学する参加農家 |
★8月上旬に定植した4品種について、玉重、球のしまり具合、品種特性等について意見交換を行いました。
★普及センターでは、国営開発農地を中心とした業務用キャベツ産地確立に向け、作期拡大をはじめ実需者の幅広い要望に応えられるよう、現地への技術支援を積極的に行います。
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収穫目前のキャベツ畑 |
球を割って内部を確認 |
★ 養老波見地域では、平成25年度から、京力農場プラン検討会での話合いを重ねてきました。少し時間がかかりましたが、プラン(案)がまとまったため、話合いの経過やプラン(案)の概要を地域の農家に説明し、意見交換を行いました。
★ 地域の農家からは「できる限り、農業でがんばる」「米の値段が安い」「品質の良い物を作れば売れる」「獣害がひどすぎる」など、様々な意見がでましたが、地域としてはプラン(案)は了承されました。
★普及センターでは今後も、宮津市が中心となって進めている京力農場プランの作成・見直しについて、担い手育成、土地利用集積、産地形成の観点から、企画調整室や農地中間管理機構などと協力し、地域の話合いの支援を行います。
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今回の意見交換会の様子 |
地図を見ながらの検討会の様子(7月) |
★丹後の農業青年を対象に、自らの経営をより改善・向上させ、地域の活性化につながる活動を発展させることができるよう、青年農業士4名が実行委員となり、講演及び意見交換会を開催しました。今回は、宮津の若き会社経営者の講演を聴き、4班に分かれてお互いの経営方針や課題、対応策等について意見交換を行いました
★参加者からは「経営の考え方やアイデアの実践など参考になった」、「普段関わりの無い農家と話ができた」、「同じような悩みを共有できた」と好評で、有意義なセミナーとなりました。普及センターでは、今後も地域農業を担う農業青年の活動を通じて支援し、地域の活性化につながる取り組みを行っていきます。
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講演に聞き入る参加者 |
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★これから本格的に農業を始めようと志す方を対象に行っている「丹後農業の担い手育成講座」が最終回を迎えました。前半に最後の講座として、「丹後の農産物の出荷」「直売所の活用」を行ったのち、後半に受講生から「私の実践する農業について」というテーマで、各自の就農後の抱負を発表していただきました。その後修了式を行い、修了証を交付しました。
★受講生からは、「講義とほ場見学がセットになっていて、より実感が湧いた」「就農後も健康的に楽しみながら農業をやっていきたい」などの発表が行われました。普及センターでは今後も、オーダーメイド農家支援の観点にも配慮した、幅広い人材育成を行っていきます。
★養老中部地域では、平成25年度から、京力農場プラン検討会での話合いを重ねてきました。少し時間がかかりましたが、農地中間管理事業の活用も目指したプラン(案)がまとまっため、これまでので話合いの経過やプラン(案)の概要を地域の農家に説明し、意見交換を行いました。
★地域の農家からは「中山間地なので法面の草刈りが大変」「若い人の力が必要」「営農組織の営農継続そのものが課題」「今後も地域の話合いの継続が必要」など、様々な意見がでましたが、地域としてはプラン (案)は了承されました。
★普及センターでは、京力農場プラン作りに積極的に関与しており、今後も、地域と宮津市が一緒に進めている京力農場プランの作成・見直しについて、担い手育成、土地利用集積、産地形成の観点から、関係機関と協力して地域の話合いの支援を行います。
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意見交換会の様子 |
宮津市・機構・検討委員との相談(8月) |
★京都府優良品種茶園品評会の丹後地区審査が開催され、成木茶園4点の出品の中から、府茶園品評会に出品される1点が選ばれました。丹後地域の茶園は幼木育成中の積雪やその後の病害虫等で被害を受けましたが、いずれの茶園も樹勢が回復し、病害虫対策や施肥管理等について生産者の不断の努力がうかがわれる生育状況でした。
★普及センターでは、タスクチーム活動を中心に関係機関と協力し、丹後地域の茶生産技術向上と生産体制の強化を、引き続き支援していきます。
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審査の様子 |
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★丹後地域特産物育成協議会では、丹後地域の京のブランド産品のみず菜の荷姿を揃えるためには、「先ずは現状把握が必要」という認識に基づきJA京都と普及センターも協力して、みず菜の出荷調製状況の調査を行いました。なお、調査結果は、葉色の濃淡や品温などをチェックシートにまとめました。
★ 普及センターでは、丹後地域の京のブランド産品のみず菜を安定的に生産するため、JAや丹後地域特産物育成協議会と協力し、栽培ごよみの作成の支援や栽培講習会の開催支援などを行っていきます。
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水稲の葉色板で葉色を確認 |
品温を計測してチェックシートに記入 |
★今年度栽培したキャベツのサンプルを持ち寄り、重量や玉・葉の状態を確認し、出荷開始日を決定しました。その後各地域に分かれて出荷計画の相談が行われました。
★ 出荷は11月1日から始まり、年明け2月まで行われます。普及センターでは、今後も定期的に巡回を行い、良品質キャベツの出荷に向けて支援を行っていきます。
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出荷の規格や要領の説明 |
サンプルの確認中 |
★国営開発畑の新たな作物として西洋ニンジンの産地化を目指す取組が進む中、京丹後市弥栄町の生産組合が府の事業を活用し、収穫機を導入しました。今年のニンジンは長雨等の天候の影響を受け、生育にばらつきが見られるものの、品質が良いため収穫ロスは少なく、効率的な収穫が進められています。
★ 「これまでの手収穫と比べ作業が楽。省力的なだけでなく体への負担が軽いことで面積拡大に弾みがつく」と将来展望に自信をみなぎらせていました。
★普及センターでは、今後も産地かに向けて新しい機械の導入に対して、情報提供などの支援を行っていきます。
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フレコンバックに収納するためより効率的 |
収穫を待つ約1.5haのにんじん畑 |
★茶研所長を審査長として8名の審査員により「京都府優良茶園品評会」のほ場審査が丹後で開催されました。丹後からは1点の出品でしたが、過去の雪害と病害虫による著しい樹勢低下からの回復に農家と関係機関が一体となって取り組んだ成果を審査いただきました。なお、審査講評や擬賞会議は12月2日に行われる予定です。
★審査員からは「茶園の回復基調を感じる。今冬の大雪が心配であるが、来年一番茶に期待したい。」といった意見が出されました。普及センターでは、さらなる樹勢回復による生産量アップと品質向上に向け、引き続き支援していきます。
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審査員がほ場を審査 |
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★業務用キャベツの巡回を行い、生育状況や病害虫の発生について確認を行いました。現在は8月下旬に定植されたものが出荷されており、出荷は年明け2月まで行われます。
★ 同様の巡回を各地域、週1回程度行っています。普及センターでは、出荷終了まで定期巡回を行い、高品質の業務用キャベツの出荷に向け支援していきます。
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収穫真っ最中のキャベツほ場 |
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★丹後地域で設立された農事組合法人では、水田で水稲中心に経営に取り組んでいます。今年度、当農事組合法人は黒大豆枝豆の面積拡大や、新規品目である加工キャベツに取り組んでいます。
★役員会には普及センターも出席し、今年度多発した水稲ゴマハガレ病対策や次年度経営に向けた品目選定、面積について検討しました。
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加工キャベツの収穫状況 |
役員会 |
※活動報告で使用させていただている写真については、個人の特定を避けるため、画質を落としている場合がございます。
お問い合わせ
丹後広域振興局農林商工部 丹後農業改良普及センター
京丹後市峰山町丹波855
電話番号:0772-62-4308
ファックス:0772-62-5894