丹後広域振興局

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令和3年度写真で見る丹後農業

「丹後くだもの品評会」を開催!(9月3日)

「丹後くだもの品評会」が開催され、初秋の味覚を代表する青ナシを中心に赤ナシ、ブドウなど37点の出品があり、知事賞のほか5点を決定しました。

本年は4月の曇雨天や霜害、平年より満開が早かったことから熟期も早まるなど、懸念材料が多かったですが、出品されたナシは生産者の努力の甲斐もあり、外観がきれいで大変高糖度のものが多くなりました。

くだもの品評会1くだもの品評会2

7月の丹後果樹研究同志会研究会を実施!(7月5日)

丹後果樹研究同志会の研究会が開催され、各関係機関による講義と園地互見会が行われました。

研究会では、各関係機関から生育状況、凍霜害対策、病害虫情報、狩猟免許と鳥獣害対策について説明しました。園地互見会では、果樹の仕立て方について3名の会員が説明しました。

普及センターでは、特産果樹の品質向上に努めるとともに、今後も果樹研究同志会の活動を支援していきます。

果樹1

京のブランド産品『京たんごメロン』の出荷がいよいよ始まりました!(6月27日)

京のブランド産品『京たんごメロン』の出荷が6月27日から始まりました。新型コロナウイルスが販売に及ぼす影響が懸念される中、丹精込めて育てた京たんごメロンを出荷していきます。

生産者は、メロンを手にして、ネットの盛り上がり、形状等を確認し目会わせを行いました。また、非破壊センサーで糖度の検査を行って選別、箱詰めし、初出荷を行いました。

生産者は、「春先の低温と強風、早い梅雨入りで管理の難しい年でしたが、昼夜温の差が大きく、糖度の高いメロンができました」と話していました。今後、順調に販売できることが期待されています。

メロン1

収穫が楽しみ!宮津小学校で食育授業を実施!(6月22日)

宮津小学校では、毎年、大豆栽培の食育授業を行っています。今年は、3年生児童73人を対象に、普及センター職員が講師となり、スライドを使った「大豆の栽培」の話の後、ほ場に向かいは種作業の支援を行いました。

引き続き、普及センターは、除草や土寄せなど管理の支援を行います。

なお、収穫した大豆は、児童たちの手で味噌や豆腐に加工される予定です。

児童たちは、「楽しかった」、「大豆が好きになった」と栽培に興味を持ってくれたようでした。今後も普及センターは、食育活動を支援します。

宮津小1宮津小2

ウェアラブルカメラとAIを利用したブドウの房整形補助システム開発機の実証試験を実施!(6月15日)

ブドウで労働時間が多い摘粒作業について、ウェアラブルカメラによるリアルタイムモニタリングとAIを利用して摘粒完了を知らせるサポートシステムの開発機を用い、農業者を被験者とした実証試験を行いました。

被験者からは、AIから摘粒終了を示されることにより、摘粒終了が明確になることで、労働時間の短縮につながると意見が出されました。

本機器は、熟練者、初心者ともに効果が期待されます。本機器は今後システムの改善を行い、令和4年の春に試験販売される予定です。

ブドウ実証1ブドウ実証2

青果用ジャガイモの出荷会議を開催!(6月8日)

今年度、試験栽培中の青果用じゃがいもの出荷会議を開催しました。普及センターからは今年の病害発生状況等について、市場関係者からは市場から求められている品種等について説明を行いました。

生産者からは、「今年の栽培で2t/10a以上の収量があれば、来年の春夏作の品目として取り組みたい」との前向きな声が聞かれました。

収穫が始まる6月下旬以降に出荷目合わせ会を開催し、出荷規格や選別方法について説明が行われます。

ジャガイモ出荷会議1

スマート技術を用いたコギクの新たな防除技術!自動防除機の現地実証を実施!(5月27日)

管内コギクほ場において、省力・高効率なコギク防除機の走行試験を行いました。

メーカー担当者から実証機(DONKEY)に関する事前説明を受けるとともに現地コギクほ場で走行試験(自動追従機能・リモコン操作性の検証等)を行いました。

参加者からは実証機に取り付け可能なノズルの種類や自動巻き取り機能付き動噴との組み合わせが可能かどうか等、具体的な質問がなされました。

普及センターでは今後も散布試験等を実施の上、丹後のコギク栽培に適した技術の導入・改良に向けた支援を行っていきます。

コギクテスト走行1コギクテスト走行2

5月の丹後果樹研究同志会研究会を実施!(5月11日)

久美浜果樹センターにて丹後果樹研究同志会の研究会を開催しました。

普及センターからはブドウのジベレリン処理と房整形等について説明しました。また、丹後農業研究所は果樹の新梢管理と幼木管理について注意点を伝えました。

参加者からはジベレリン処理を施す適期や効果的な時間帯等について具体的な質問がありました。普及センターでは、特産果樹の品質向上に努めるとともに、今後も果樹研究同志会の活動を支援していきます。

果樹同志会研究会1

お問い合わせ

丹後広域振興局農林商工部 丹後農業改良普及センター

京丹後市峰山町丹波855

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