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令和7年度丹後地域農業士会総会を開催しました。その後、研究会で、農研機構の主席研究員がスマート農業機器の開発方向に関する講演がおこなわれました。
退任者、新規認定者がそれぞれあいさつした後、8年度活動計画等を審議しました。農研機構・農業機械研究部門 知能化農機研究領域 八谷主席研究員が「農業人口超減少時代に対応した機器開発の方向性について」講演されました。
総会の中では「今年度の農業士会活動は充実していた。活動を維持するため、年会費の改定を検討すべき。」との意見がありました。また、講演に対する意見では、「新しい従業員でも果実の管理が正しくできるようなスマート機器の開発ができないか。」など多くの質問が出されました。

京都府随一の産地である宮津市の特産品「やまのいも」の集荷が11月18日から始まりました。生産者が集荷場にコンテナで搬入後、生産者らは作業を分担し、共同で等級をより分ける選別作業を行います。この後、出荷計画に基づき箱詰めされ、京都市場を中心に出荷されます。
生産者からは「大きさはあるが形はもう一歩」といった声もあり、夏の渇水・高温と9月以降の雨により水管理の難しい年となりました。普及センターでは引き続きやまのいもの生産を支援します。

「都っとん」は、他県の産地にない枝もの品目として需要が高まっています。華道家への営業も進められており、出荷が期待されています。1m程度の3L規格の需要が高いことから、なるべく大きい規格の枝を出荷するよう呼びかけました。
「都っとん」は、新規品目のため、栽培技術の確立は手探りで行っています。昨年は果樹カメムシ類の被害により出荷量が振るいませんでしたが、今年は昨年よりも多くの株がハウス等で乾燥されています。綿もよく開いていることから、出荷量は増加する見込みです。

本イベントは「きょうとまるごとお茶の博覧会」の一環として開催され、来場者に4種類の水出し茶を飲み比べてもらい、それらの製法の違いについて説明しました。また、丹後に茶産地があることや、水出し茶の特徴についても伝えました。
体験者からは「水出しでも意外と味や香りがしっかりしている」「丹後でもお茶を作っていることを初めて知った」「お茶の違いが分かりやすくて面白い」等の声が聞かれました。普及センターでは、引き続き丹後茶の情報発信に努めます。

茶園品評会の審査基準に則り、丹後から出品された4ほ場の茶園を6名の審査員で厳正に審査し、2ほ場の茶園を府審査に選出しました。選出された品種は「おくみどり」と「つゆひかり」です。昨年よりも土壌管理や除草が丁寧に実施された園が多く見られました。
普及センターでは課題の残る病害虫管理を中心に、今後も定期的な巡回を行い適期防除を呼びかけます。

本年度のナシは7月以降の高温と著しい少雨の影響を受け、果実肥大への影響が懸念されましたが、天候に恵まれ高糖度となりました。出品されたナシは生産者の努力により、大玉で色・形の整った美しいものが揃いました。
出品に来た生産者からは「今年のような選別が難しい中でも出品物はとてもきれいな果実が揃っている」との感想があり、果実の色づきや形、大きさの揃いに刺激を受けている様子でした。普及センターでは、高品質な果実生産に向けた技術支援を実施していきます。

都っとんは、綿が汚れておらず、きれいなことから実需からの需要が非常に高い品目で府内で栽培が増加中です。昨年は果樹カメムシ類の被害により出荷量が振るわず、コットンボールの大きさも小さかったことから、その原因究明が求められています。そこで本栽培講習会では果樹カメムシ類への防除の徹底及びコットンボールを大きくするためのかん水を呼びかけました。
都っとんは、新規品目であることから、手探りで栽培技術の確立を目指し、栽培の要となる施肥設計、植付け時期、仕立て本数や摘芯位置等の試験を行っている段階です。異なるほ場を巡回したことで、参加者からは栽培について活発な意見が出されました。

収量・品質を高める取り組みである「追加穂肥」の効果が上がる施肥時期や出穂期の害虫防除対策について、6月に行われた生産者研修会の内容を徹底することを目的に現地研修会を開催しました。
参加者から、有機肥料で追加穂肥を行う際の施肥時期や田植日と殺虫剤の処理適期との関係などについて熱心な質問がありました。普及センターは、引き続き京式部の品質・収量の向上の実現に向けて活動を進めます。

丹後管内では「京 夏ずきん」のは種開始時期を従来よりも早めることで収穫時期の分散を図っています。それにより、収穫時期が府内で最も早く、7月18日からの収穫を予定しています。今回、出荷を前に現地で目合わせ会を開催し、普及センターから、収穫適期の指導を行い、計画的な出荷を呼びかけました。
参加者から「質の良いものを収穫するため、病害虫対策をしっかり行いたい。」「最も早い丹後からの出荷で価格が決定するため、良いものを出していきたい。」などの声がありました。普及センターは、今後も関係機関と連携し、良質な「京 夏ずきん」の出荷に向け、積極的に生産者への支援を行っていきます。

祇園祭の飾花用に用いられるヒオウギの出荷にあたり、目合わせ会を開催しました。市場関係者から市場情勢の報告を受けるとともに、当日の持ち込まれた出荷物を使って目合わせを実施しました。普及センターからは高温乾燥時期を迎えてハダニや虫害への注意喚起や品質確保につながるかん水管理について指導しました。
今年は例年より開花が1週間程度遅れていることから、市場関係者から「祭を遅らすことはできないのでよろしく願いたい」との要請がありました。昨年から新たな生産者を迎えており、普及センターは引き続き伝統花き産地の維持・拡大を支援します。

夏季の高温少雨により、近年マメ類の生産が府内各地で激減しており、その対策が求められています。このため、今年度は南丹以北の普及センターで調査方法を共通化し、土壌水分の変化と生育・収量の関係を探ることとなりました。丹後管内では、緑肥すき込みやFOEASなど、土壌水分の改善が期待できる多様な対策を施したほ場を選んでセンサーを設置しました。
早い梅雨明けで栽培当初から高温乾燥が続く気象となり、マメ類の生育には厳しい環境となっています。普及センターでは生育調査と環境データの採取から作柄改善のヒントを探り、収量向上の支援を続けます。

(左)6月24日に定植した黒大豆ほ場に設置
(右)土壌水分(体積水分率)は現場で見ることができ、生産者も確認できる
国営開発農地では、スケールメリットを活かした加工原料野菜(ネギ、カボチャ、キャベツ、カンショ等)の大規模栽培が行われており、効率的かつ効果的な農薬散布の推進を図るため、普及センター主催でドローン防除実演会を開催しました。 実演会は、加工用ネギ(66a)とカボチャ(260a)で実際の防除を兼ねて行いました。
農家から、「ネギは、心配していた風圧による倒伏や葉折れもなく、安心して防除委託できる」、「ドローンと操縦資格を取得し実践導入したい」という前向きな意向が聞かれました。引き続き、加工用キャベツやカンショでドローン防除を推進し、国営開発農地での生産性向上と産地規模の拡充・強化につなげます。

祝2号の安定生産技術を普及するため、久美浜町の祝2号ほ場にて現地栽培講習会を開催しました。普及センターから生育状況や今後の栽培管理について説明し、生産者、JA、普及センターで栽培について意見交換を行い、祝2号への理解を深めました。
参加者からは、「イネカメムシ防除を遅れないように実施したい」、「基本技術を徹底し、収量アップにつなげたい」など栽培に対して前向きな意見が聞かれました。普及センターは、引き続きJAと連携し、祝2号の安定生産技術の普及を図ります。

鳥取県園芸試験場では、袋掛けと受粉の省力化技術や二十世紀梨のジョイント栽培を見学しました。大山町の生産現場では、赤ナシ品種「王秋」の果肉障害を低減するための栽培技術としてバックホーによる梨園内の深耕等について学びました。
参加者は説明を受けた栽培技術それぞれについて積極的に質問し、自身のほ場で実施するための情報収集ができました。「詳しく知りたかった技術ばかりで満足」「次作から取り入れられるよう準備したい」等の感想がありました。普及センターでは、特産果樹の品質向上に向け、引き続き丹後果樹研究同志会の活動を支援していきます。

3月下旬から順次定植されてきた『京たんごメロン』が初出荷を迎えました。ハウス園芸部会長などの挨拶や来賓祝辞等の後、メロンの試食が行われました。また、生産者は、メロンを手にして、ネットの盛り上がり、形状等を確認し目会わせを行いました。
生産者は、「生育期間を通じ暑い日と寒い日が繰り返しあったことから、栽培管理の難しい年だったが、糖度の高いメロンができました」と話していました。 今後、順調な販売が期待されています。普及センターは、引き続き『京たんごメロン』の安定出荷に向け、支援を行っていきます。

砂丘メロンの初出荷に向け、果実糖度を測定するとともに出荷計画や消費者PRなどについて確認しました。また、メロン後作のトマト栽培について、病害虫に対する対応方法について情報提供を行いました。
砂丘メロンの初出荷に向けた糖度測定では、出荷規格を上回る糖度となり、安堵の声が聞かれ、初出荷の期待が高まりました。後作のトマト栽培については、新規害虫への質問があり、今後注意すべき点などについて情報共有ができました。普及センターは、引き続き関係機関と情報を共有しながら砂丘地農業に対する支援を行っていきます。

第1回伏見とうがらし講習会を開催し、普及センターから栽培指針を基に、定植時の注意点や生育初期の肥培管理について説明しました。講習会後、JA京都峰山支店から苗が引き渡されました。
生産者から、「脇芽はいつまでに取り除けばよいか」、「猛暑対策について教えてほしい」等活発な質問があり、生産者同士で生育初期の管理について積極的に意見交換が行われました。普及センターは引き続き生産者の技術向上に向け、JAと連携し京野菜生産者の支援に努めます。

丹後地域のコギク生産者を対象に今後の病害虫対策や栽培管理について研修会を実施しました。コギクは、摘芯後順調に生育しており、病害虫対策について黒斑病・褐斑病対策、また栽培管理については芽揃えやチップバーン対策を呼びかけました。
参加者は「チップバーンの対策時期はいつが良いか」と言った質問があがりました。6月下旬には、出荷目合わせを行う予定です。普及センターは、引き続き安定した高品質なコギクの生産に向けて支援を行います。

加工用キャベツは、ハウス栽培では結球しており、露地栽培では結球初期で、概ね順調な生育でした。巡回後、GAP認証取得に向けた研修会が行われ、今後の進め方について確認を行いました。また、普及センターから病害虫発生予察情報と今後の栽培管理などについて説明しました。
JA全農京都から、青果とカット野菜の価格低迷が続く中、加工用キャベツについては例年通りとの報告を受け、生産者は安堵していました。GAP研修会では、計量器点検に関する質問などがありました。普及センターは、引き続き加工用キャベツの生産振興とGAP取得に向けて関係機関と情報を共有しながら活動を展開していきます。

高品質な果実生産に向けて、ブドウの新梢、花房の管理と果樹の今後の栽培管理の注意点や作業適期について講習会を開催しました。特に輸出を控えた二十世紀梨や着色が重要な黒色ブドウについて、ホルモン処理の適期と注意点を説明しました。
参加者は「ブドウの新梢はどの程度伸びたら摘芯するべきか?」「ジベレリン処理はいつすれば効果的か。」など活発な質問や意見交換を行いました。普及センターは、引き続き高品質な果実生産に向け支援を行います。

丹後地域では、6月初旬からの出荷を念頭に加工用キャベツが栽培されており、今回、生産者を交えてほ場巡回を行いました。生育は順調で、大きな障害もありませんでした。今秋には、キャベツでのJGAP取得を目指しており、具体的なスケジュール、また、栽培記録の記帳、農薬の適正管理などを確認しました。
栽培面では、効率的な除草剤使用方法などについて活発な情報交換が行われました。GAP認証では「農薬の在庫管理の具体的方法は?」「雇用を入れた時の名簿の記録方法は?」などについて質疑応答が行われました。普及センターは、引き続き関係機関と連携し、キャベツの生産安定とGAP認証に向け活動を進めます。

丹後管内全域の茶園の萌芽状況を巡回確認し、各園における適切な被覆開始日について指導しました。樹勢の強弱や被覆目的(着色か香味か)、近隣で一括被覆できるか等の理由を交えて説明しました。
生産者は「昨年と同等以上の品質のてん茶生産に取り組みたい」と積極的な姿勢で被覆作業に取り組んでいました。普及センターは、引き続き丹後管内の茶園を巡回し、工場でのてん茶製造とも調整しながら、被覆を外すタイミングについても指導していきます。

お問い合わせ
丹後広域振興局農林商工部 丹後農業改良普及センター
京丹後市峰山町丹波855
電話番号:0772-62-4308
ファックス:0772-62-5894