ここから本文です。
脱炭素社会の実現に向けた企業への社会的要請が高まる中、京都府内企業の脱炭素なビジネスモデルへの早期転換を促し、ESG投資の資金を呼び込むことにより、地域の活性化・脱炭素化を図るため、「地域脱炭素化に向けたESG投資研究会」を設置しました。
「地域脱炭素化に向けたESG投資研究会」委員名簿(令和5年11月時点)(PDF:81KB)
<協議予定事項>
第1回「地域脱炭素化に向けたESG投資研究会」(2021年11月5日)
第2回「地域脱炭素化に向けたESG投資研究会」(2022年1月21日)
第3回「地域脱炭素化に向けたESG投資研究会」(2022年3月30日)
第4回・第5回「地域脱炭素化に向けたESG投資研究会」(2023年3月7日)
第6回「地域脱炭素化に向けたESG投資研究会」(2023年11月27日)
第7回「地域脱炭素化に向けたESG投資研究会」(2024年1月29日)
京都府では、サプライチェーン(※)での脱炭素化に意欲的な府内企業に対し、SBT(※)等の認証取得、排出量削減目標や再生可能エネルギーの導入計画等の策定を支援することとしており、令和5年度は、モデル事例として2社を対象に支援事業を実施しました。
注※サプライチェーン:調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れのこと。
注※SBT:Science Based Target。パリ協定が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標のこと。
支援対象企業2社に対してSBT等に整合した排出量削減目標や再生可能エネルギーの導入計画等の策定を支援し、ESG投資(※)等で求められつつあるサプライチェーンでの脱炭素化に対応する中小企業のモデル事例を創出し、府内企業への普及を図る。
サプライチェーンでの脱炭素化を効果的に実施するため、支援対象企業のサプライチェーンに含まれる上場企業(連携事業者)1社が共に参加。
注※ESG投資:環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に関する情報を考慮した投資のこと。
令和6年1月24日~令和6年3月15日
<主な支援内容と想定スケジュール>
アークエルテクノロジーズ株式会社
(主な役割)
同社のESG投資の評価等に関連する国際認証制度の取得支援やサプライチェーンでの排出削減を促すための算定手法に関する知見を活かし、本事業における専門的な支援を実施。
京都府では、地域金融機関のネットワークを活用して、融資先企業の脱炭素化を促すことを目的に、府内地域金融機関や経済団体等とともに「地域脱炭素・京都コンソーシアム」を令和4年12月1日に設立しました。
注※環境(E:Environment)、社会(S:Social)、ガバナンス(G:Governance)の課題を考慮する投融資
区分 | 機関名 |
---|---|
金融機関 |
株式会社京都銀行 |
産業界 | 公益財団法人京都工業会 京都商工会議所 一般社団法人京都知恵産業創造の森 |
その他 | 京都府地球温暖化防止活動推進センター |
行政機関 |
京都市 |
中小企業の脱炭素経営に向けた支援メニューを実施する一環として、この度、中小企業向け脱炭素セミナー等を開催します。
脱炭素に資する事業者の支援方策を検討するため、京都府内の事業者の温室効果ガス排出量の把握や削減目標の策定状況、また、脱炭素に向けた認識や対応状況等に関するアンケート調査を実施します。
R6京都府内企業における脱炭素経営に向けた取組アンケートの実施について
R5京都府内企業における脱炭素経営に向けた取組アンケートの実施について
京都府では、府内の中小企業の脱炭素化を進めるため、府内の金融機関と連携したESG投融資※を促進する京都独自スキーム「京都ゼロカーボン・フレームワーク」の構築に取り組んでいます。
注※借り手が環境対策等を推進する上で重要な指標(KPI)を達成することを奨励するローン
本フレームワークを活用したサステナビリティ・リンク・ローンによる融資をご希望の事業者は、以下のリンクより詳細をご覧下さい。
脱炭素社会の実現には、大企業のみならず、中小企業等の事業活動においても、省エネ対策の実践や再エネ導入の促進など、自発的なCO2の排出削減が重要です。主に府内の中小企業等の脱炭素化に向けた機運醸成と今後の支援方策を検討するため、アンケート調査を実施しました。
お問い合わせ