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本年5月、国内未承認の医薬品成分であるエトミデートは、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づき「指定薬物(※1)」に指定され、その製造、輸入、販売、所持、購入、譲受、使用等が禁止(※2)されましたが、依然として乱用の事例等が複数確認されており、逮捕者も出ています。
現在、エトミデートを含有する製品として、電子タバコ用リキッドが確認されています。
エトミデートを含む製品を摂取した場合、意識障害や呼吸抑制など、重大な健康被害が生じるおそれがあり、大変危険ですので、決して購入したり、使用したりしないでください。
【エトミデートが含まれる製品の一例】

引用:令和7年12月17日付け厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課事務連絡「相談窓口に対するエトミデートに係る周知について(周知依頼)」
1:指定薬物とは、中枢神経系への興奮作用等を有する蓋然性が高く、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれのある物です(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第2条第15項)。
2:指定薬物及びこれを含有する物は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律において、疾病の診断、治療又は予防の用途及び人の身体に対する危害の発生を伴うおそれがない用途以外の用途に供するための製造、輸入、販売、授与、所持、購入又は販売若しくは授与の目的での貯蔵、若しくは陳列は禁止されており、これらについては、同法に基づき3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金、又はこれを併科(業として行った場合は、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金、又はこれを併科)すると規定されています。
いわゆる「大麻グミ」には、大麻に含まれる有害成分であり、幻覚作用や記憶への影響、学習能力の低下等をもたらす「THC(テトラヒドロカンナビノール)」と構造が類似している物質が含まれている可能性があります。
THCと構造が類似する「THCH」や「HHCH」などは、指定薬物に指定され、これらを含む製品について、製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止されています。
いわゆる「大麻グミ」などを食べて救急搬送される事案なども起きていますので、安易に入手したり、使用したりしないようにしましょう。
「ハーブだから・・・」「お香だから・・・」「芳香剤(アロマ)だから・・・」といって合法ということはありません。

危険ドラッグは、麻薬や覚醒剤などに化学構造を似せて作られた成分を含んでおり、麻薬や覚醒剤のように多幸感や快感などを高めるものとして販売されている製品です。
「合法ドラッグ」「脱法ドラッグ」「デザイナーズドラッグ」とも呼ばれています。
危険ドラッグは、麻薬や覚醒剤と比べ数千円と安いものが多く、ビデオクリーナー、芳香剤、植物肥料、ハーブ、お香などを装い販売されていますが、これは売る側の卑劣(ひれつ)な手口です。
ゲーム感覚や仲間意識で使用を続けると、より危険な刺激の強いものを求めるようになります。
麻薬や覚醒剤など、危険なものに手を染めるきっかけ(入口)になるため、ゲートウェイ(gateway)ドラッグと呼ばれています。
危険ドラッグの摂取や使用は大変危険です。
大麻や麻薬、覚醒剤などの規制薬物より危険な物質が含まれている場合も多く、突然、自分の理性がコントロールできなくなることから、他人を巻き込む交通事故や殺傷事件が発生しています。
また、たった1回の使用でも、死に至ることもあるため、興味本位であっても決して摂取や使用をしないでください。
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