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乱用される薬物について

乱用される薬物と取締法令

乱用される薬物は、私たちの一番大切な脳(中枢神経)を破壊し一度破壊された脳は元に戻りません。
中枢神経に影響を及ぼす物質の中で、依存性があり乱用され、又は乱用される恐れのある薬物として、覚醒剤、大麻、コカイン、MDMA、向精神薬、危険ドラッグ等があり、それぞれ取扱いが法令により禁止又は制限されています。

種類

関係法令

覚醒剤 覚せい剤取締法
麻薬 麻薬及び向精神薬取締法
向精神薬 麻薬及び向精神薬取締法
MDMA 麻薬及び向精神薬取締法
幻覚性きのこ(マジックマッシュルーム) 麻薬及び向精神薬取締法
アヘン系麻薬(ヘロイン等) 麻薬及び向精神薬取締法
大麻 大麻取締法
有機溶剤(シンナー等) 毒物及び劇物取締法
危険ドラッグ 医薬品医療機器等法(旧薬事法)
医薬品(処方薬、市販薬) 医薬品医療機器等法(旧薬事法)

 

乱用される薬物の作用

乱用される薬物は、様々な作用をもちますが、それらの作用は大きく次の3つに分けられます。乱用することにより、死にもつながる恐ろしい薬です。

興奮作用 

名称

心身に及ぼす影響

分類

アンフェタミン・メタンフェタミン

一時的に気分が高まり、食欲が無くなり、疲れや眠気が取れたように感じる。しかし、効果が切れると疲労・脱力感等におそわれる。

強い精神依存があり、自力で使用をやめることが難しい。

また、幻覚や妄想といった精神病になりやすく、使用をやめてもフラッシュバックのおそれがある。

覚醒剤

コカイン

短期間で依存症になる場合が多く、精神病症状も高頻度にみられる。大量に使うことで意識障害、けいれん発作、急性中毒による死亡もみられる。 麻薬

MDA、MDMA

興奮作用と幻覚作用があり、乱用後に体温の異常上昇が起こり、腎臓障害や循環器障害が引き起こされる恐れがある。代表的なクラブドラッグとされている。 麻薬

 

抑制作用

名称

心身に及ぼす影響

分類

ヘロイン

 

強い身体症状を引き起こし、使用を中断することで嘔吐やけいれんなどの激しい禁断症状が現れる。大量に使うことで、昏睡から死に至る。 麻薬

睡眠薬、抗不安薬

 中枢神経に作用して、神経機能に影響する。乱用すると、酩酊感が得られるが、乱用が重なると慢性的な倦怠感が現れ、筋肉機能も低下してまともに歩けなくなってしまう。また、感情は不安定で妄想も現れ、突然凶暴になったりもする。 向精神薬
 シンナー等  脳を麻痺させる働きがある。これにより、酩酊状態、気分障害、幻覚等も現れる。大量に吸引した場合は、昏睡や意識消失まで至り、場合によっては死に至る。また、長期的な乱用により、脳が縮むケースが数多く報告されている。 有機溶剤

 

幻覚作用 

名称

心身に及ぼす影響

分類

大麻

乱用により、記憶・理解力の低下、知覚・気分障害、幻覚・妄想状態やパニック状態などが出現し、長期間の乱用により、物事への興味・関心が極端に低下する「無動機症候群」という精神障害が引き起こされるおそれがある。 大麻

LSD

幻覚、幻聴、時間感覚の欠如等、強烈な幻覚作用が現れる。特に幻視作用が強く、ほんのわずかな量で、物の形が変形、巨大化して見えたり、色とりどりの光が見えたりする状態になる。また、頻脈、体温・血圧・心拍数の上昇、食欲減退、気分の高揚、不眠などの他、口の中に金属的な味を感じるようになる。
乱用を続けると、長期にわたって精神分裂等の精神障害をきたすこともある。
麻薬

 

お問い合わせ

健康福祉部薬務課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4792

yakumu@pref.kyoto.lg.jp