山城広域振興局

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精神疾患についての正しい知識

Q1

精神疾患は、特別な病気なのですか?

精神疾患は特別な病気ではありません。

例えば、統合失調症という精神疾患では、有病率は100人~120人に1人といわれています。

また、近年はうつ病などの「気分障害」で医療機関を受診される方が増加しており、

「気分障害」だけで100万人を超える方が医療機関を受診しています。

このように、精神疾患は特別な病気ではなく、身近な病気であると言えます。

精神疾患を特別視せず、身近な問題として考えることが必要です。


Q2

「こころの病気」と言いますが、こころは何処にあるのですか?

「こころ」は脳の働きによって営まれるものです。

ですので、「こころの病気」は、気力や根性といった精神論では治すことはできません。

適切な治療を受けることが必要です。

 

Q3

幻覚や妄想は、治療しても治らないのですか?

精神疾患では、幻覚や妄想など様々な精神症状が生じることがあります。

しかし、こうした精神症状は「治療」することができます。

こころの病気は、脳の働きがうまくいかなくなった結果、引き起こされます。

その機能を整えるためには、継続的な治療と服薬が効果的です。

また、早期に治療を開始するほど、早い回復が見込まれます。

 

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