山城広域振興局
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山城町森林公園は、昭和48年度に府下で初めて府営事業によって整備された地域の1つであり、昭和51年度に自然公園として開園しました。
その後、山城町(現在の木津川市)がキャンプ場(テントサイト10カ所)、バンガロー5棟、ログハウス4棟、休養施設、総合案内施設等の整備を行って現在の規模になり、平成5年度からは山城町森林組合に管理委託されています。
開園当初は年間1万人に満たなかった利用者だが、最近では年間3万人前後の人々が、主に京都、大阪、奈良方面からアウトドア・ライフを満喫するために訪れるようになっています。
公園面積は187haあり、キャンプ場内の渓流では沢ガニ取り、森林内では昆虫採集が楽しめる。また、長寿の滝の近くにはモリアオガエルの生息地があり、山城町が重要なビオトープとして位置付けている。その他、公園内の最高峰である三上山(標高473m)への登山道として、「かいがけの道」「長寿の道」「山頂の道」「冒険の道」の4ルートが整備され、山頂からは木津川や対岸の「けいはんな学研都市」が一望できます。
山城町は公園の整備だけでなく人材育成にも積極的に取り組んでおり、平成8年度以降2つの森林ボランティア団体(サンフォレスター、みどりの会「山城」)が結成され、この公園をフィールドとして積極的に活動しています。
公園は地元住民と都市住民との交流の場としても利用され、1月の炭焼き体験教室、4月の森林公園山開き、そして秋の一大イベントであるやましろ祭など、年間を通じて様々な催し物が開催されています。
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