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1.京都府の底曳網漁業の操業実態とアカガレイ漁獲の実態
(1)底曳網漁業の操業実態
 京都府沖合域は良好なズワイガニ漁場です。そのため、ズワイガニ資源を保護するために、11月6日〜3月20日のズワイガニ漁期を除く期間には、周年にわたって、底曳網漁業の操業に関する様々な規制が設定されています。京都府沖合域に設定されている平成8年現在の主な操業規制と底曳網の操業実態は次のとおりです(図1)。
 ズワイガニ漁が終了する3月21日から5月31日までの春漁期の場合は、京都府沖合域の水深250〜350m域は、その全期間中、底曳網の操業が禁止されています。さらに、5月の1ヶ月間は水深230〜250m域も操業禁止となっています。京都府の底曳網船は船型小さいため、水深350mより深い場所では操業できません。したがって、この時期、京都府船は水深250mより浅い場所で、ソウハチやニギス、タイ類を漁獲しています。ただし、この時期のアカガレイは、産卵のために水深200m前後の浅い場所に接岸しますので、アカガレイも比較的多く漁獲されています。
 6月1日〜8月31日の間は底曳網漁業の操業は禁止されています。
 9月1日から11月6日のズワイガニ解禁日までの秋漁期の場合は、京都府沖合域の水深220〜330m域は底曳網操業禁止区域となっています。したがって、水深の浅い場所でソウハチやヒレグロ、ハタハタが主に漁獲されています。
 ズワイガニ漁期(冬漁期)に操業禁止区域は設定されていませんが、水深230〜350m域で行われるズワイガニを対象にした操業によって、アカガレイも漁獲されます。ただし、漁期の後半には水深200m前後域でハタハタを、水深150m前後域でソウハチ、ニギス、タイ類などをねらった操業が多くなります。

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