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森林技術センターの研究の方向・概要

研究4つの柱と研究概要

  • 環境・国土保全、循環利用など森林の諸機能を重視した多様な森林の整備
  • 環境負荷の少ない資源である木材の需要拡大につながる木材資源の有効利用
  • 短期収入源として中山間地域の活性化につながる特用林産物の活用
  • 森林の持つ諸機能の解明と野生鳥獣や病害虫などから森林と林業を守るための森林保全技術

多様な森林の整備

京都の自然的条件や社会的要請に合致した森林施業や維持造成技術に関する研究を行っています。

研究課題 内容
(1)モデルフォレスト運動推進のための広葉樹林化促進技術の開発 伐採跡地等の広葉樹林化のテキスト作成
(2)間伐作業の効率向上化指針の開発 「高性能林業機械を用いた利用間伐作業」の効率化
(3)無花粉スギの開発 府内産スギの遺伝子を持つ無花粉スギの開発


高性能林業機械(ロングリーチグラップル)を用いた間伐木の集材(日吉町森林組合)

木材資源の有効利用

京都府内産木材の需要拡大のため、材質性能評価技術の確立や新たな利用用途に関する研究を行っています。

研究課題 内容
(1)木材の乾燥ひずみが構造物に与える影響評価 住宅などにおける木材含水率の適正範囲の調査


スギ材の含水率と強度の調査

特用林産物の活用

京都府の特産である丹波マツタケや丹波くりをはじめとする特用林産物の栽培技術の確立や品質向上に向けて研究を行っています。


   試験クリ園        マツタケ

森林の保全

森林の健全な維持のため、病虫獣害の効果的な防除法の開発や親しみやすい渓流環境づくりの研究を行っています。

獣害特設ページはここをクリック

研究課題 内容
(1)ニホンジカの生育動向把握のための森林植生被害に関する研究 シカによる植生被害の実態把握と対策の提言
(2)ニホンジカによるスギやヒノキ成木剥皮被害の実態解明及び防除手法の開発 シカによるスギやヒノキの剥皮被害の実態把握と防除法の試験
(3)マツノザイセンチュウ抵抗性マツの生育特性に関する研究 より強い抵抗性マツの選抜と、各利用用途に適した家系を選ぶための家系毎の生育特性の調査
(4)樹木病害虫のIPM(総合的病害虫管理)防除の確立 ナラ枯れや松枯れの早期発見と早期防除を含めた総合的な病害虫防除技術の確立


   ニホンジカ