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キッチンの汚れが気になる

丸の魚を調理すると、ウロコが飛んだり、まな板に血が付いたりして汚れが気になるという方は多いのではないでしょうか。
ここでは、キッチンが汚れないような工夫を紹介します。

ウロコを飛ばさない

魚のウロコを引く(落とす)際に気になるのが「ウロコの飛び散り」です。特に、タイなどはウロコがよく飛びますので、調理した数日後に冷蔵庫の側面など、あらぬところにへばりついていることがあります。

ビニール袋の中で作業する

このようなウロコの飛び散りは、魚をビニール袋に入れて作業することでかなり減らすことができます。大きめのビニール袋を用意して魚を入れ、袋の上から左手で頭を押さえ、右手を袋の中に突っ込んで袋の中でウロコを落とします。少し窮屈でやりにくいかもしれませんが、落としたウロコはそのまま袋の口を縛って捨ててしまえば、ごみ処理も楽に終わります。

ビニール袋に入れてウロコ取り


水の中で作業する

他にも、大きめのタライやボールの中に水を張り、その中でウロコを落とす方法もあります。水は3%くらいの塩水の方が、魚が痛みにくくなります。落としたウロコは、容器の底に沈んでいますので、水切りごみかご等に開けて捨てましょう。

水中でウロコをとる

特殊なウロコ落としを利用する

量販店で各種ウロコ落としが販売されていますが、中にはウロコが飛び散りにくいものも販売されています。使用感については個人差があると思いますが、飛び散りが気になる方は、このような特殊なウロコ落としを利用してみてはいかがでしょうか。

血や内臓でまな板やシンクを汚さない

丸の魚の調理につきものなのが、血などによるキッチン用品の汚れです。

まな板などを汚したくない場合は、まな板の上に古新聞紙やチラシ等を置いて作業すると汚れが付きにくくなります。

アジやトビウオなど、比較的ウロコが小さな魚は、下処理をすべて新聞紙の上で作業すると後処理も楽です。包丁についた汚れも、新聞紙にこすりつけるようにすれば、布巾などを使う必要もありません。

新聞紙の上で作業する包丁の汚れを擦りとる

一通り下処理が終了したら、残渣(ウロコ、頭、内臓など)を、敷いていた新聞紙で丸めて可燃ごみとして捨てれば、ごみ処理も楽です。

残渣を包む丸めて捨てる

自治体によっては、ビニール類と生ごみを一緒に捨てられないところもありますので、その際には、水で洗い流して水切りごみかご等に開け、その後、自治体が指定するゴミ袋に移し替えて捨ててください。

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