きょうと生物多様性センター > 3月9日「生物多様性に関する流域連携のキックオフ・フォーラム」を開催しました!
更新日:2025年5月30日
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きょうと生物多様性センターでは、京都の伝統・文化や暮らしを支えてきた「京都の自然の恵み」を守り、次世代につないでいくため、様々な取組を実施しています。
3月9日には、「森・里・街・川」のつながりの重要性を知り、各エリアの取組事例・課題等を共有するとともに、参加者が交流し、これからの連動・連携を考えるキックオフ・フォーラムを開催しました。
また、本フォーラムでは、グラフィックレコードを用いて、多岐に渡る講演内容を可視化し、会場全体で共有しました。
令和7年3月9日(日曜日)13時~17時15分
イオンモール京都桂川3階イオンホール(京都府京都市南区久世高田町376-1)
基調講演(中村桂子氏/JT生命誌研究館名誉館長)
事例紹介(以下のとおり)
話題提供(舘野隆之輔氏/京都大学フィールド科学教育研究センター長)
パネルディスカッション(湯本貴和氏/きょうと生物多様性センター長・京都大学名誉教授)
JT生命誌研究館中村桂子名誉館長による基調講演では、「『私たち生きものの中の私』として生きる」をテーマに、穏やかに易しい言葉で語られる「人間も生きものの一部であり、自然に親しみ愛づる心が大切だ」というメッセージに、多くの方が聞き入っていました。
雲ケ畑・足谷 人と自然の会
西野護氏、塚本直治氏
株式会社中嶋農園 中嶋直己氏
NPO法人木野環境 戸倉明子氏
植彌加藤造園株式会社 後藤香奈氏
京の川の恵みを活かす会 中筋祐司氏
京都大学フィールド科学教育研究センター舘野隆之輔センター長から、同センターが提唱する「森里海連環学」やイオン環境財団と一緒に進めている「新しい里山・里海共創プロジェクト」の活動事例について話題提供をいただきました。
湯本 貴和 きょうと生物多様性センター長の進行により、「森・里・街・川」のつながりの重要性について意見交換を行い、「身近にある自然・生きものを「愛でる」気持ちを子どもたちや関心がない層にも共有していくことが大事」といったことを話し合いました。
パネルディスカッションの様子
会場には活動団体等のポスターを展示しており、講演会終了後、「森・里・街・川」において生物多様性の保全活動に取り組まれている方々や参加者同士による活発な意見交換・交流会が行われました。
こちらをご覧ください
・京都大学フィールド科学教育研究センター(PDF:3,948KB)
・森里海と文化研究会(京都大学サークル)(PDF:388KB)
・(株)SCREENホールディングス(PDF:2,044KB)
おおさか環農水研生物多様性センター
環農水研Works https://www.knsk-osaka.jp/_files/00173933/20240925PR_.pdf
センターパンフレット https://www.knsk-osaka.jp/watch/doc/2025032600019/file_contents/pamphlet2.pdf
きょうと生物多様性センターでは、このキックオフ・フォーラムを契機として、今後も生物多様性の保全活動を推進していくため、各エリア及び流域をつないでいくための取組を進めてまいります。
参加者数 計 179名(会場93名+オンライン86名)
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