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令和5年度に「地域活動アドバイザー派遣事業」を活用された宇治市の団体「こども若者の居場所 おおきな木」を訪問しました!
今回、代表の山﨑さんと向山さんにお話をお聞きしました。
こども若者の居場所 おおきな木とは
「こども若者の居場所 おおきな木」は、 不登校やひきこもり、生きづらさを抱えている子どもや若者につながり寄り添う居場所として、令和5年から活動されています。学習支援や体験会・ワークショップなど学びの機会の提供や、相談対応、一人暮らしの支援もされています。まずは、安全に安心して過ごせる居場所の提供を目指されています。
「いじめや虐待、犯罪被害にあって傷ついている子どもたちが、地域のなかで安心して過ごせる居場所がない。作りたいけれど、事業のはじめ方がわからない」というご相談から、京都府から子どもの犯罪被害者支援団体の支援実績があるアドバザーを派遣し、団体が理想とする社会像についての整理や事業内容、資金調達方法、広報についてアドバイスしました。
団体からは、「アドバイザーから問い返していただきながらワークを進めることで、自分たちの考えが明確になりました。また、オープニングイベントや資金調達についてもご助言をいただき、大変参考になりました」との感想をいただきました。

現在、公認心理師・元教員・社会福祉士等、計7〜8名のスタッフを中心に活動されています。また、地域住民や不登校・ひきこもり経験のある若者もボランティアとして活動されています。
居場所は毎週金曜日と第3水曜日に開催されており、元校長先生などの協力を得て学習支援も行なわれています。
また、体験会やワークショップも月1回開催され、地域住民や他団体との連携により、様々なイベントも行なわれています。
子どもや若者が様々な経験を通して、自分の得意や興味を伸ばせる環境が整いつつあり、関係機関やNPO法人等との連携もされており、地域とのつながりにより支えられ、支援の輪も広がっています。
広報は主に公式LINEを活用されており、保護者からの相談にも対応しています。相談内容の守秘性を大切にしながら、現在は主に山﨑さんが対応しています。
こうした取組の中で、子どもたちには多くの前向きな変化が生まれています。不登校だった子が学校に通えるようになったり、修学旅行に参加して楽しめるようになったりと、一人ひとりが自信を取り戻しています。また、仲間の影響を受けて新たに登校できるようになるなど、良い変化が連鎖する様子も見られます。さらに、学習への意欲が高まり、テストの点数が大きく向上した例もあり、子どもたちの成長が着実に見られています。

団体が大切にされていることは、子どもや若者の伴走支援と地域とのつながりです。地域のなかで孤立している子どもや若者が、自分の未来に希望が持てるように、地域住民と行政、教育機関、企業等が協力連携し、子どもや若者とつながり、支える仕組みを一緒につくっていくことを目指されています。
スタッフは子どもたちの応援役として寄り添い、それぞれの「やりたい」という気持ちを尊重しています。子どもたちはギターを弾いたり、絵を描いたり、それぞれがやりたいことをしながら居場所で過ごしています。
最近では、子どもたち自身のアイディアからコスプレ大会が企画される等、主体的な活動も生まれています。
令和7年度からは京都府の「学びを通じたステップアップ支援促進事業」のユース・コミュニティとして、学習相談や学習支援も行っています。
将来的には、地域のなかで子どもや若者と地域住民が日常的に行き来できる場所(ユースコミュニティカフェ)も作りたいそうです。また、今後の活動のさらなる発展を見据えて、法人化も検討されています。
お問い合わせ
文化生活部文化生活総務課 府民協働係
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4552
ファックス:075-414-4230