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【成果コラム】 「NPO法人プロジェクト保津川」チーム

令和2年度 学生×地域つながる未来プロジェクト」の、「NPO法人プロジェクト保津川」チーム(参加学生3名)による成果コラムページです。

チームミッション

 映画『マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年~』の上映会をPRしよう!

NPO法人プロジェクト保津川は、亀岡市を拠点に、保津川の清らかな流れを次の世代へつなぐために活動しています。
亀岡市では条例によって令和3年1月1日からプラスチック製レジ袋の提供が有償無償を問わず禁止されています。
プロジェクト保津川では、プラスチックの問題への理解を深めてもらうため、映画『マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年~』の上映会を計画しています。オンライン広報スタッフとして一緒に上映会をPRしましょう!

当チームは活動途中でチームミッションを変更いたしました。

変更前のチームミッション

「ほづがわチャリティ・ファンラン」のオンライン広報staffになろう!

NPO法人プロジェクト保津川では、毎月の清掃イベントの他に、地域のみなさんとともに「ほづがわチャリティ・ファンラン」を開催しています。日本初のプラスチックごみゼロのランニング・イベントを目指して、オンライン広報staffとして一緒にイベントを作り上げましょう!
 

  • ミッション達成に向けて…

保津川流域のプラスチックごみ削減を目指すランニング・イベント「ほづがわチャリティ・ファンラン」や、ニューヨークでマイクロプラスチックの問題に取り組む小学生を追ったドキュメンタリー映画「マイクロプラスチック・ストーリー」のオンライン上映会をTwitterで宣伝し、プラスチックによる環境汚染の問題について広く認知を呼びかけています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当初取り組んでいた「ほづがわチャリティ・ファンラン」は中止になってしまいましたが、代わりに「マイクロプラスチック・ストーリー」の上映会の宣伝を活動の中心にしました。

 

画像を拡大する(PDF:927KB)

プロジェクト保津川の目指している社会

プロジェクト保津川について

プロジェクト保津川では、保津川の清らかな流れを次世代につなぐために活動を行っています。
プラスチックごみは、保津川の生態系・観光産業への影響を深刻化させているだけではなく、海洋プラスチック汚染の原因となっています。
これらの問題を解決するために、ノウハウを蓄積し、保津川モデルを作ることでほかの地域に還元することを今後の展望として様々な活動を行っています。

NPO法人プロジェクト保津川ホームページ(外部リンク)

プロジェクト保津川の主な活動

 1.「保津川クリーン作戦」

毎月第3日曜日の早朝に行っている清掃活動です。
幼児から高齢者まで様々な年代の方やいろいろな職業の方々が参加しています。
お子様にとっては小さな社会見学、会社員の方には社会構造を知りCSRへの繋がりなど世代を超えてそれぞれが視野を広げ、学びながら清掃活動を行えることも魅力の1つです。

 

2.ゴミマップ

プロジェクト保津川と国土交通省が開発したアプリです。
特徴は、漂着ごみの場所・量を「見える化」したことです。
可視化されることで、実態を認識し多くの人に当事者意識を持ってもらうことを目的としています。
実際に見てみると、ごみの捨てられている範囲・量の多さに驚くこと間違いなしです。

 

「ほづがわチャリティ・ファンラン」について

保津川や亀岡をもっと知ってほしい、若い人がボランティアに参加するきっかけを作りたいという思いから始まりました。
 “ゴミ0イベント”を目標として行われているため、エイドステーションでの紙コップ廃止や、フードコーナーでのリユース食器の活用、マイボトルの提供を行っています。
さらに当日の飛び入り参加が可能であったり、お子様がいる方のために託児ルーム・キッズスペースも完備していることから、どんな方でも気軽に参加することが可能です。
今回は、残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、落ち着いて開催されるときには是非皆さん参加してみてください!

 

映画『マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年~』について

映画の概要

 「マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年~」は、ニューヨークのブルックリンに住む小学5年生たちが、プラスチック汚染について学びながら、彼らなりに問題の根源的な部分を解き明かし、自らアクションを起こしていきます。そんな彼らがニューヨーク市内のすべてのお店で発砲スチロール製のトレイの提供禁止を実現させるまでの2年間を追ったドキュメンタリー映画です。

プラスチックの生産段階における汚染と気候変動との関連や、プラスチック汚染問題が社会的弱者の健康や生活を脅かしていることに対する日本での認知度はいまひとつです。
この映画は、今の時代を生きる私たちにできることを考え直すきっかけになるのではないでしょうか。

映画の予告編(外部リンク)

オンライン取材の様子

今回この映画を作ったきっかけや上映会の詳細を伺うため、団体担当者の原田さんにアポイントメントをとっていただき、現在ニューヨーク在住で「マイクロプラスチック・ストーリー」の監督である佐竹さんとオンライン取材を実施することができました。
ニューヨークと日本を繋いでの取材だったので時差を考慮し、日本時間の午前10時30分から開始しました。
取材では、プラスチック汚染問題についての佐竹さん自身の考えや、ニューヨークの小学生の様子なども詳しく聞くことができ、私たち学生の様々な疑問についても快くご回答くださいました。
佐竹さんへの取材は、今の日本にとって自分達が何をすべきか、何ができるのか、改めて考える大変貴重な時間となりました。

上映会&トークイベント・子役声優オーディションについて

 「マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年~」のオンライン上映会と米ニューヨーク在住の佐竹敦子監督とのトークイベントを開催しました。

 〈トークイベント(開催済み):令和3年3月7日(日曜日)20時00分~21時30分〉

また、この映画の吹き替え版を制作するにあたり、子役声優オーディションを一般公募で実施します。
オーディションに合格したお子さまは、プラスチック削減アンバサダーに認定され、長きに渡りプラスチック問題について一緒に取り組んでいただこうと考えています。
子役声優オーディションの詳細については、イベントページ(外部リンク)に記載されていますので、興味のある方は是非チェックしてみてください!

 感想

「これからプラスチック問題について自分にできることを考え、積極的に行動していきたいです」 田村利乃

この活動を通して沢山の方と交流できたことは、私にとって本当に貴重な経験となりました。
チームで原稿内容についてのミーティングを行い、各自意見を出し合いながら原稿を完成させることは大変でしたが、とてもやりがいを感じました。
また、文章力や積極性など自分自身のスキルも上げることができたと感じています。
今回の活動で得た知識を今後に生かし、プラスチック問題について自分にできることを考え、積極的に行動していきたいです。

 

「普段の生活でもプラスチックの分別に意識が向くようになりました」 松宇拓季

今回の取り組みを通じて、分かっているようで分かっていなかったプラスチックの問題について改めて考えることができました。
特に映画「マイクロプラスチック・ストーリー」の佐竹監督へのインタビュー以降は、普段の生活でもプラスチックの分別に意識が向くようになりました。
途中で「ほづがわチャリティ・ファンラン」が中止になってしまうという残念な出来事はありましたが、メンバー全員挫けずに次のアクションにつなげられたのは素晴らしかったと思います。
来年以降、「ほづがわチャリティ・ファンラン」が開催される時は、必ず駆けつけようと思います!!

 

「環境問題についてより身近に感じることができました」 梅原香乃

この活動を通して、環境問題についてより身近に感じることができました。
プラスチックごみは環境に悪い・減らさないといけないということは知ってはいたものの、どう環境に影響し、私たちの生活に関わってくるのかという具体的なことまで踏み込んで理解はしていませんでした。
そのため、プロジェクト保津川の原田さんや、「マイクロプラスチック・ストーリー」の監督である佐竹さんにお話を聞いていく上で、自分の無知さに気づかされたので、さらにプラスチック問題について知識を増やし、多くの人に自分から発信し、行動していきたいと思うようになりました。
また、原稿を書くためにチームの仲間と何度も話し合いをして、より良いものを作り上げようとする経験は初めてで、自分にとってとても貴重でした。
楽しみながら活動をやりきることができたので、参加できてよかったです。

 

 

関連リンク

当プロジェクトのTwitter

Twitter《京都府》学生×地域つながる未来プロジェクト【公式】(外部リンク)

Twitter上でこのチームの投稿を識別するハッシュタグ「 #プロ保(外部リンク)」から、NPO法人プロジェクト保津川チームの投稿が一覧できます。

NPO法人プロジェクト保津川の関連リンク

お問い合わせ

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