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天ヶ瀬ダム再開発事業基本計画変更に係る京都府検証委員会

 国土交通省が進めている天ヶ瀬ダム再開発事業の基本計画について、本検証委員会を設置し、河川工学や地盤工学等の専門家による技術的・専門的視点から変更内容を検証しました。

設置要綱

天ヶ瀬ダム再開発事業基本計画変更に係る京都府検証委員会設置要綱

日時

令和元年12月26日(木曜日) 午後3時00分から5時00分

場所

京都ガーデンパレス(京都市上京区烏丸通り下長者町上ル龍前町605番地)

議事

天ヶ瀬ダム再開発事業基本計画変更に係る検証について

(配付資料)

委員

嘉門 雅史 京都大学名誉教授(環境地盤工学)

岸田 潔  京都大学大学院工学研究科教授(地盤工学、トンネル工学)

戸田 圭一 京都大学大学院工学研究科教授(河川工学) : 当日欠席

〇中川 博次 京都大学名誉教授(河川工学、ダム工学)

(敬称略・五十音順) 〇:委員長

まとめ

事業費の変更内容を検証したところ、

  1. 減勢池掘削の硬岩対策等の変更要因は、前回変更以降の現場進捗に伴い発生し、当初から想定できなかったこと
  2. 重金属を含む濁水対策等については、これまで適切に処理されており、引き続き周辺環境への影響には、十分留意しながら施工する必要があること
  3. 不確実性に伴う事業費増の縮減や可能な工程の前倒し等コスト縮減や工期短縮に努められていること
  4. 事業費が概ね妥当に見積もられていること

と評価されることから、総合的に今回の変更はやむを得ないものと判断される。
引き続き、難易度が高い工事が続くが、工期は必ず厳守し、安全な施工と構造物の品質確保に努めるとともに、事象の変化に対しては、関係府県と情報共有しながら、さらなるコスト縮減を徹底すべきである。

お問い合わせ

建設交通部河川課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6312

kasen@pref.kyoto.lg.jp