京都府立総合資料館

企画展先人達の京都研究
トップへ 第1部 第2部 第3部

第1部 江戸時代の京都研究-歴史考証と地誌の発展-

4.地誌・名所案内の興隆

京雀(浅井了意 著)

京雀(浅井了意 著)写真

寛文5(1665)年に刊行された京都の地誌です。「京童」に比べ実用的な地誌の形式をとり、近世京都の町々を調べるのに便利な資料です。挿絵入りでそれぞれの町の主な商売、神社、旧跡などを記し、後の類書の基本となりました。

著者の浅井了意(りょうい)は、京都生まれの浄土真宗の僧でしたが、仮名草子作家でもあり多数の著作を残しています。

前の資料へ 次の資料へ

総合資料館トップページに戻る | 京都府トップページに戻る

Copyright(C)Kyoto Prefectural Library and Archives .AllRights Reserved.