寛文5(1665)年に刊行された京都の地誌です。「京童」に比べ実用的な地誌の形式をとり、近世京都の町々を調べるのに便利な資料です。挿絵入りでそれぞれの町の主な商売、神社、旧跡などを記し、後の類書の基本となりました。
著者の浅井了意(りょうい)は、京都生まれの浄土真宗の僧でしたが、仮名草子作家でもあり多数の著作を残しています。
総合資料館トップページに戻る | 京都府トップページに戻る