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更新日:2019年3月27日

第10回表彰式&国際シンポジウムの開催結果について

世界で地球環境の保全に著しい貢献をされた方々を顕彰する「KYOTO地球環境の殿堂」において、第10回の殿堂入り者として選ばれた、クリスティアナ・フィゲレス氏、山折 哲雄氏、エゴ・レモス氏の表彰式及び記念講演等を下記のとおり開催しました。

 >>開催結果概要(PDF:384KB)

『KYOTO地球環境の殿堂』表彰式

  • 日時:平成31年2月9日(土曜日)午後 1時~1時50分
  • 会場:国立京都国際会館 メインホール(京都市左京区宝ヶ池)
  • 内容:
    ▽オープニングアトラクション
    ▽殿堂入り者表彰式(認定証授与、記念品贈呈)
    ▽殿堂入り者記念スピーチ
    -クリスティアナ・フィゲレス 氏
    -山折 哲雄 氏 
    -エゴ・レモス 氏
    ・定員:1,000名(注※)参加無料
  • 動画:表彰式(外部リンク)
  • 主催:「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会
    京都府、京都市、京都商工会議所、環境省、人間文化研究機構総合地球環境学研究所、(公財)国際高等研究所、(公財)国立京都国際会館

【殿堂入り者】
写真:フィゲレス氏
クリスティアナ・フィゲレス 氏(1956年生 コスタリカ)
【外交官/前国連気候変動枠組条約事務局長】
クリスティアナ・フィゲレス氏は、気候変動問題のリーダーであり、2010年から2016年の間、国連気候変動枠組み条約(以下、UNFCCC)事務局長を務めた。UNFCCCでの任期において、各国政府や地方政府、企業や活動家、金融機関等の多様な関係団体をとりまとめ、パリ協定の締結という歴史的な快挙の実現に貢献した。

フィゲレス氏は、20年以上に及ぶ外交関係での活躍に加え、社会や環境の改善に取り組む慈善団体「Global Optimism」の共同設立者としても知られ、世界首長誓約の副議長をはじめ、世界銀行やコンサベーションインターナショナル、ロックフェラー財団の地球の健全さに関する経済会議の委員等、数多くの団体で活躍している。


写真:山折氏
山折 哲雄 氏(1931年生 日本)
【宗教学者】

 日本の宗教学者。国際日本文化研究センター名誉教授、国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学名誉教授。宗教や哲学をテーマに多数執筆。2010年には、瑞宝中綬章を受賞。環境関連の書籍では、2005年に出版の「環境と文明 新しい世紀のための知的創造」などがある。
 環境に関する宗教学的視点からの研究及び啓発によって、環境と共生する思想の普及に貢献。


写真:レモス氏
エゴ・レモス 氏(1972年生 東ティモール)
【歌手/環境保全活動家】
 エゴ・レモス氏は、2002年に独立した東ティモールの国民的歌手であるとともに、貧しく小さな国の水と森そして国土の保全活動を行う実践家である。独立をめぐる混乱の中での幼少期の体験から、自然の豊かさ、ありがたさや、音楽の力を学び、活動を開始。

 平和や自然について世界各国で講演活動を行う中、2006年にオーストラリアのアボリジニ―音楽家に認められ、歌手として活動するとともに、大学で持続可能な農業を教え、現在は、作物を育てることで自然の大切さを学んでほしいという願いの下に、国内のすべての小学校にエディブルスクールガーデン(学校菜園)をつくることに奔走している。

 

『京都環境文化学術フォーラム』国際シンポジウム 「新たな常識」:気候変動に立ち向かう

〇殿堂入り者記念講演

 クリスティアナ・フィゲレス氏 

 山折 哲雄氏 

〇トークセッション 

 エゴ・レモス 氏 

× 阿部 健一 氏(総合地球環境学研究所 教授)

写真:阿部氏1958年生まれ。総合地球環境学研究所教授。専門は環境人類学・相関地域研究。これまでアジアを中心に、人と自然の関係性に 関わる臨地研究を行ってきた。主な共編著に『Extreme conflicts and tropical forests』(Springer、2007年)、『GOOD EARTHS: Regional and Historical Insight into China's Environment』(京都大学学術出版会、2009年)、『生物多様性 子供たちにどう伝えるか』(昭和堂、
2012年)など。

 

〇パネルディスカッション 

(パネリスト)

クリスティアナ・フィゲレス氏

山折 哲雄氏

末吉 竹二郎氏(気候変動イニシアティブ代表呼びかけ人 国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問)

写真:末吉氏東京大学を卒業後、1967年に三菱銀行(現 三菱UFJ銀行)に入行。1998年まで勤務した。日興アセットマネジメントに勤務 中、UNEP金融イニシアチブの運営委員メンバーに任命された。現在、アジア太平洋地区の特別顧問としてUNEP金融イニシアチブの活動を支援する傍ら、政府や地方自治体の審議会委員などを務める。また、国際的な気候変動情報開示推進 NGO のCDP トラスティー兼ジャパンチェアマン、公益財団法人自然エネルギー財団 代表理事 副理事長、WWFジャパン 会長など役職多数。この他、講演活動や大学での授業、著作などを通じて環境問題や社会的責任(CSR)、社会的責任 投資(SRI)についての啓発にも力を注いでいる。

(コーディネーター)

 山極 壽一 氏(京都大学 総長)

写真:やまぎわ氏アフリカ各地でゴリラの行動や生態をもとに初期人類の生活を復元し、人類に特有な社会特徴の由来を探っている。主な著書に『家族進化論』(東京大学出版会)、『ゴリラ』(東京大学出版会)、『暴力はどこからきたか』(NHKブックス)、『サル化する人間社会』(集英社)、『ゴリラは語る』(講談社)などがある。

 

 

定員:1000名

  • 主催:京都環境文化学術フォーラム
    京都府、京都市、京都大学、京都府立大学、人間文化研究機構総合地球環境学研究所、人間文化研究機構国際日本文化研究センター  

過去の表彰式&国際シンポジウム

>>第9回表彰式&国際シンポジウムの開催結果について

>>第8回表彰式&国際シンポジウムの開催結果について

>>第7回表彰式&国際シンポジウムの開催結果について

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問い合わせ

総合政策環境部脱炭素社会推進課

京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町

ファックス:075-414-4705

メールアドレス:datsutanso@pref.kyoto.lg.jp