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【防犯対策】特殊詐欺は防げます

電話で防犯対策

特殊詐欺被害の大半は自宅への電話が入口になっています。
日頃から電話で犯人と話さないための対策をしておくことで、特殊詐欺は防げます。

防犯機能付き電話機

防犯機能
 警告機能…電話の相手に「この電話は迷惑電話防止のため、録音されます。」等とあらかじめ警告する機能
                   (警告中は呼び出し音は鳴りません。)
 録音機能…通話内容を録音する機能
を備えた電話機です。

犯人は声を録音されることを嫌う傾向があり、防犯効果があります。
お買い求めは、お近くの家電取扱店へお問い合わせください。

通話録音装置貸出事業

府内の全警察署では、防犯機能を備えた通話録音装置を無償で貸出しています。
本機器はご自宅の電話機に取り付けて使用していただけます。
詳しくは、最寄りの警察署へお問い合わせください。→「警察本部・警察署・交番等所在地」

留守番電話機能・番号表示サービスの活用

  • 留守番電話機能は常時オン
    在宅時も、常時、留守番電話機能を有効にし、電話の声や内容で相手を確認してからかけ直すようにしましょう。
  • 番号表示サービス
    各電話通信事業者が提供する番号表示サービスを活用して、「非通知」や「表示圏外」、身に覚えのない電話番号からの電話には出ないようしましょう。また、「0120」や「050」、「03」で始まる電話番号も、犯人がよく利用する電話番号ですので、応対される際は、十分に注意してください。

その他の対策機器

上記以外に、AIを活用した対策機器や不審番号を接続しない機能を持った対策機器、警告音声のみを再生することができる機器等がありますので、ご自身の生活にあった対策を施して、特殊詐欺の被害を防ぎましょう。

キャッシュカードで防犯対策

特殊詐欺では、現金以外に、キャッシュカードをだまし取られてATMから出金されたり、ATMを利用して振込送金させられる等ATMを経由した被害が多く発生しています。

利用限度額の見直し、変更

ATMを利用するためには、キャッシュカードが必要ですが、その1日の利用限度額はご存知でしょうか。多くの金融機関では、「50万円」に設定されています。1日の利用限度額を、ご自身の生活に必要な額に引き下げておけば、もしものときに安心です。引下げ(利用限度額の変更)手続は、お使いの金融機関のATMでできます(一部金融機関を除きます。)ので、ATM利用時に画面をご確認ください。
「今は上限額(50万円)まで利用したことはないけど、もしかしら、利用することがあるかもしれない。」とお考えの方、まずは、万が一に備えて、今、ご利用されている金額まで引き下げをご検討ください。
引下げの手続後に、設定額以上の出金等や上限額の再引き上げを希望される場合は、金融機関の窓口で手続ができます。

他人に渡さない、暗証番号は教えない

キャッシュカードを狙った特殊詐欺は、毎年多く発生しています。
犯人は、言葉巧みにキャッシュカードを受け取り、暗証番号を聞き出します。
キャッシュカードは必ず個人で保管し、決して他人に渡さず、暗証番号も絶対に教えてはいけません。

ATMコーナーでは通話自粛が防犯対策

還付金詐欺や架空料金請求詐欺では、携帯電話でATMの操作を指示されて被害に遭っています。ATMコーナーでは携帯電話の通話を自粛し、通話をしている方を見かけられた際は、「その電話大丈夫ですか?」等とお声かけをお願いします。
詳しくはこちらをご確認ください→「ATMコーナーでは携帯電話の通話をご遠慮ください」

「家族の絆」で防犯対策

まずは家族に相談して

特殊詐欺被害は、家族や知人、警察に相談することで防ぐことができます。
慌てて一人で判断せずに、「こんな話があったんやけど」と、周りに相談することが大切です。

その電話番号は一般に公開されていますか?

特殊詐欺の犯人は、自分たちが使用している電話番号へかけさせるように誘導します。
家族、警察、行政機関、百貨店等を名乗った電話で、「今から言う番号へ電話をかけて。」と指示されても鵜呑みにせず、まずは、普段使っている家族の電話番号や、ご自身で調べた警察署や役所、店舗等の電話番号へかけ直して、電話の事実を確認してください。

「家族を守っTelの日」

京都府警察では、公的年金支給日を「家族を守っTel(てる)の日」に制定し、家族(祖父母、親等)に電話をかけて家族間の絆を深めるとともに、特殊詐欺の防止に有効な情報を提供する取組の実施を呼びかけています。
詳しくはこちらをご確認ください→「高齢者を特殊詐欺の被害から守るための「家族を守っTel(てる)の日」

「だまされやすさ」を調べてみる

簡単な質問に答えるだけで、だまされやすさ(詐欺被害の可能性)を調べることができます。
まずは、ご自身をチェックしてみましょう。
詳しくはこちらからご確認ください→「特殊詐欺だまされやすさチェックシート」【のーさぎチェックKP3】

金融機関やコンビニエンスストアでのお声かけにご協力ください

警察では、特殊詐欺被害を防止するために、被害の水際となる金融機関やコンビニエンスストア等へ、お客様へのお声かけを依頼しています。また、このようなお声かけによって、多くの特殊詐欺被害が未然に防止されていますので、各窓口等でのお声かけにご理解とご協力をお願いいたします。
水際阻止の状況等についてはこちらをご確認ください→「京都の特殊詐欺被害状況」

詐欺を見破られた方は、警察へ通報してください

特殊詐欺の電話は、特定の地域に集中する傾向があります。また、現金やキャッシュカード等の受け取り役になっている「受け子」犯人が近くにいる可能性もあります。
詐欺を見破られた方は、ご近所の方を詐欺の被害から守るためにも、警察への通報をお願いします。
「だまされた振り作戦」についてはこちらをご確認ください→「特殊詐欺根絶 だまされた振り作戦にご協力を!」

お問い合わせ

京都府警察本部捜査第四課特殊詐欺対策室

京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番地3