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特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」について
1.クビアカツヤカミキリとは
- クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなどの木を食い荒らし、枯らしてしまう外来生物で、非常に繁殖力が強く、国内でも分布が拡大しています。
- 京都府内ではまだ確認されていませんが、定着した場合、農業や観光業などに非常に大きな被害を出すおそれがあります。
2.京都府内への侵入・定着を防ぐためには
- クビアカツヤカミキリは、一度定着してしまうと根絶することが非常に難しい上に、侵入を防ぐための手立てが今のところありません。
- 本種は木を枯らしながら、次々に周囲に広がっていきます。被害を拡大させないためには、木を切り倒し、根も引き抜き、焼却することが、最も有効かつ確実な方法です。
3.クビアカツヤカミキリに似たカミキリや、疑わしい痕跡を見かけた場合には
- クビアカツヤカミキリに似たカミキリを見つけた場合は、すぐに京都府自然環境保全課までお知らせください。その際には、可能な限り実物や写真をご用意いただくようお願いいたします。
- 本種が侵入した木からは、5月~8月頃に、特徴的なフラス(木くず)が大量に排出されます。フラス(木くず)は有力な見分け方のひとつとなっています(詳しくは環境省作成のチラシ(外部リンク)をご覧ください)。
- フラスを見つけた場合も、すぐに京都府自然環境保全課までお知らせください。その際には、可能な限り「木の種類の情報」と「写真(フラス、虫の空けた穴など)」をご用意いただくようお願いいたします。
- 侵入の防止、さらには被害の拡大を防ぐためにも、速やかな通報にご協力をお願いいたします。
4.クビアカツヤカミキリとわかったら
- 管理者または地権者の方にご対応をお願いすることとなります(伐採や焼却の費用などの補償については、現在、対応できる制度がありません)。
- 現時点では効果的な防除方法がなく、本種の拡散を防ぐためには、木を切り倒して根も引き抜き、焼却することが基本です。ただし、それができない場合はネットを木に巻きつけるなど、他の方法も考えられます。