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国内外から持ち込まれた外来種は生態系、人間生活、農作物、文化財等多方面での被害が懸念されており、早期発見、早期対策が不可欠となっています。
京都府では、府内に侵入し定着している外来種の生息実態及び被害状況を把握するとともに、積極的に防除を進めています。
こちらでは、京都府において取り組んでいる外来生物の対策に関する情報や府内に生息する外来生物の情報をお知らせします。
京都府の外来種の状況や影響などについて、府民の皆さんに分かりやすく理解いただくために、「きょうとの外来種ハンドブック」を作成しました。
各市町村で配布しているほか、以下からもダウンロードできますので、是非、ご覧ください。また、地域での外来種の防除講習会などで多数の配布されたい場合は、自然環境保全課までお問合せください。
クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなどの木を食い荒らし、枯らしてしまう外来生物で、非常に繁殖力が強く、国内でも分布が拡大しています。
京都府内では、まだ侵入は確認されていませんが、侵入・定着した場合、農業や観光業などに非常に大きな被害を出すおそれがあります。
このたび、早期発見・早期防除を図るため、京都府内への侵入が危惧される特定外来性生物「クビアカツヤカミキリ」の特性をわかりやすく紹介する啓発チラシを作成しました。府民の皆さんからの通報により早期発見・早期防除を目指しています。
各市町村で配布しているほか、以下からもダウンロードできますので、是非、ご覧ください。また、地域での外来種の防除講習会などで多数の配布されたい場合は、自然環境保全課までお問合せください。
(↓画像をクリックいただきますと、ダウンロードできます。)
(PDF:2,021KB)
京都府では、府内における外来生物の生息実態及び被害状況を把握するため、「京都府外来生物専門委員会」を設置し、「外来生物実態調査」を実施しています。
「外来生物実態調査」で得られた「外来種リスト」、特に被害が大きいと認められる種の生息実態などを取りまとめた「外来種データブック」等を公開しています。
これまでの取組の成果として、平成17(2005)年に「京都府外来種リスト」を、平成19(2007)年に「京都府外来種データブック」を作成しました。
さらに、令和元(2019)年には「京都府外来種リスト」を、令和2(2020)年に「京都府外来種データブック」を改訂しています。
外来種対策の基礎資料として、また外来種に関する教育や啓発等にご活用ください。
【最新版(2020年版)はこちら】
※ なお、全国レベルでの特定外来生物の侵入状況については、「侵入生物データベース」(外部リンク)(国立環境研究所)で確認することができます。
【旧版(2019年版)はこちら】
【旧版(2005・2007年版)はこちら】
外来生物法により、生態系等に係る被害を及ぼす外来生物を特定外来生物として指定しています。
特定外来生物については、野外に放つことや飼育、栽培、保管及び運搬することが原則禁止されます。
特定外来生物「オオバナミズキンバイ」については、下記リンク先をご覧ください。
特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」については、下記リンク先をご覧ください。
特定外来生物「ヒアリ」等については、下記リンク先をご覧ください。
お問い合わせ
総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4706
ファックス:075-414-4705