地方議会制度の講演
京都府立大学との包括連携事業の第1弾として、公共政策学部・市民参加論(岩松義秀客員准教授)の特別講義において、地方議会制度の講演を実施しました。

開催日時・場所
令和6年7月17日(水曜日)12時50分~14時20分
京都府立大学 稲盛記念ホール103講義室
出席者
京都府立大学:公共政策学部等 学生88名
塚本康浩学長
京都府議会 :石田宗久議長
林正樹副議長
講演の概要
- 府議会は、二元代表制のもとで、府政の重要事項である条例、予算などを決定することや、知事等が執行した仕事の点検・監視等、また政策の提案などの役割を担っている。
- 議員は、府議会議員、政党所属議員、地元選出議員、立候補予定者など様々な役割をもっており、議会以外の場においても、そうした役割に応じた活動を日々行っている。
- 令和4年度から選挙年齢が18歳に引き下げられたが、令和5年4月9日京都府議会議員の選挙における10代の投票率は25.92%で、京都府全体の投票率40.23%と比べ低い水準となっているなど、若い世代の声が政治に届きにくい状況になっている。
議長・副議長から学生へのメッセージ(講演の発言より)
- 地方議会の役割や議員活動、若者の投票率等について、少しでも理解が深まり、府議会を身近に感じてもらえると嬉しく思う。
- 市民参加論を受講する学生として、今後の選挙において、最も重要な市民参加の手段である投票という大事な権利を存分に行使してもらいたいと思う。
学生からの主な感想等
- 普段は接点がない議員の方から直接話を聴くことで政治を身近に感じた。
- 若い世代の低い投票率を知り、若者の政治参加について真剣に考える契機となった。
- 議員の方が様々な府民の声を議会に届ける活動を日々行っていると分かった。
