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代表質問

代表質問

平成30年12月6、7日に行われた代表質問の主な内容は次の通りです(質問順)

過去の災害を踏まえた防災計画を

過去の災害を踏まえた防災計画を 菅谷 寛志 自民 山科区

菅谷 寛志 自民 山科区

<質問>
 防災計画の策定、見直しにおいては過去事例を分析し、次の計画へ生かすことが重要と考えるが、今年度発生した災害の課題把握やその克服に向けた地域防災計画の見直しの状況はどうか。

<答弁>
 平成30年の災害では、避難情報が住民の避難行動につながらなかったことや、停電による府民生活への支障など課題が多かったため、専門家による検証会議を設置し地域防災計画の見直しに向けて検討を進めている。

専門的ケアを要する児童の保育充実を

専門的ケアを要する児童の保育充実を 岡本 和德 府民 右京区

岡本 和德 府民 右京区

<質問>
 重度障がい児などを受け入れる施設が少なく、保護者の就労の妨げとなっている。専門的ケアを要する児童の保育環境や、福祉サービス環境の充実が保護者の就労促進になると考えるが、どう取り組むか。

<答弁>
 全ての子どもが共に成長できる社会を目指し「京都府障害児福祉計画」を策定。専門的ケアを要する児童の保育所等への受入拡大などを図るとともに、関係機関と連携し、重層的な障害児の地域支援体制の構築に取り組む。

コンテナ機能強化など京都舞鶴港の整備を

コンテナ機能強化など京都舞鶴港の整備を 小原 舞 府民 舞鶴市

小原 舞 府民 舞鶴市

<質問>
 京都舞鶴港国際ふ頭のアクセス道路とされる国道27号西舞鶴道路と臨港道路上安久線の整備状況はどうか。また、国際ふ頭のコンテナ受け入れ能力が限界に近いため、機能強化をすべき。

<答弁>
 国道27号西舞鶴道路は整備が順調に進み、臨港道路上安久線についても、舞鶴市と連携し国に事業促進を要請している。また、急増するコンテナに対応するため、コンテナ蔵置機能の強化などに取り組む。

ニーズを踏まえた子育て環境整備を

ニーズを踏まえた子育て環境整備を 中村 正孝 自民 亀岡市

中村 正孝 自民 亀岡市

<質問>
 待機児童対策は非常に重要だが、労働力確保の観点のみの対策は本当の意味での子育て環境整備とは言えない。就業の有無に関わらず、子育てしたいと思う保護者のニーズを踏まえた環境整備を。

<答弁>
 子育て環境整備にあたっては、保護者の多様なニーズに対応した総合的な施策の展開が重要。その方向性について、夏までに「子育て環境日本一推進戦略(仮称)」として取りまとめる。

嵐山地区の治水対策を

嵐山地区の治水対策を 諸岡 美津 公明 右京区

諸岡 美津 公明 右京区

<質問>
 嵐山地区は緊急治水対策に加え、戦後最大の洪水を引き起こした昭和28年の台風13号に対応できる改修が必要と考える。府民の生命と暮らしを守る観点からの国と連携した推進方策はどうか。

<答弁>
 昭和28年台風13号洪水への対応を目指し、河道掘削や嵐山地区の井堰撤去など河川改修に段階的に取り組んでいる。今後も国、京都市と連携し、洪水時のみ立ち上がる景観に配慮した堤防整備をはじめ、さらなる治水対策に取り組む。

府北部の水産業振興を

府北部の水産業振興を 中島 武文 自民 宮津市・与謝郡

中島 武文 自民 宮津市・与謝郡

<質問>
 本府の水産業は、養殖業の生産量がこの10年で2倍になるなど成長の兆しもある。高品質化・ブランド化、人材育成など各分野における水産業振興の課題と今後の取り組みはどうか。

<答弁>
 水産業振興は、供給、ブランディング、収益力、人材育成といった課題への対応が必要。全国と比べ低い養殖業の生産割合を増やすことや、天候に左右されない出荷システム構築など、足腰の強い水産業を目指す。

労働環境改善の条例制定を

労働環境改善の条例制定を 成宮 真理子 共産 西京区

成宮 真理子 共産 西京区

<質問>
 非正規雇用率の悪化や違法な長時間労働への対策が急務と考える。そのため、長時間労働の規制、非正規の正規への転換、中小企業の賃上げ支援など5点を含む、誰もが安心して働き続けるための条例を制定すべき。

<答弁>
 労働時間などは全国一律での対応が必要。また、既に中小企業応援条例では、賃上げできる環境づくりのための経営安定等について規定しており、ブラック企業対策や働き方改革の推進など着実に取り組む。

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京都府議会事務局総務課広報広聴係

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