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最新の府内の発生状況(2022年第○週)

今週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎地図(京都府版)

丹後 中丹東 中丹西 南丹 京都市 乙訓 山城北 山城南
  • 発生なし
  • 発生
  • 注意報
  • 警報

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2026年第10週の報告です。

インフルエンザの定点当り報告数は全国・京都府とも10件台まで減少しました。しかし、警報の継続基準値(10件)を上回っているため、警報レベルは今週も継続しています。山城北の咽頭結膜熱、南丹の水痘の警報も継続しています。その他、南丹ではA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が新たに警報レベルになりました。

全数把握対象疾患は、結核は8件、レジオネラ症カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症侵襲性肺炎球菌感染症はそれぞれ1件、梅毒は7件の報告がありました。

さて、2026年になり、ほぼ毎週のようにレジオネラ症の報告があり、第1~10週の総報告数は過去5年で最も多くなっていることから、レジオネラ症について取り上げたいと思います。

レジオネラ症はレジオネラ・ニューモフィラを代表とするレジオネラ属菌による細菌感染症であり、主に肺炎や突発的な発熱などの感冒様症状(ポンティアック熱)を引き起こします。この菌は自然界(河川や湖水、温泉や土壌など)に普通に存在しており、一般にその菌数は少ないと考えられますが、人工の施設(浴場等の給湯設備や空調の冷却塔、加湿器など)の中で増殖する場合があります。それらの設備から発生するエアロゾル(細かい霧やしぶき)などを吸引することで感染・発症します。ヒトからヒトへの感染は知られていません。日本国内では例年7~9月を中心に報告が増加しますが、年間を通じて発生します。潜伏期間は2-10日間とされています。マクロライド系、ニューキノロン系などの抗菌薬が奏功しますが、未治療では急激に重症化し死亡する場合もあります。有効なワクチンはありません。

感染源となりうる施設や設備を定期的に洗浄・換水し、清潔を保つことが感染予防に重要です。また、日本では頻度は少ないですが、汚染された腐葉土等の粉じん吸入でも感染することがあるので、腐葉土等を取り扱う際にはマスクを着用することも有効です。

▶詳しい対策方法は以下のリンクをご確認ください。

入浴施設におけるレジオネラ症予防対策について/京都府ホームページ

レジオネラ対策のページ|厚生労働省