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トピックス
2026年7月2日
急性呼吸器感染症(ARI)について
2026年5月14日
ダニ媒介感染症に注意!<日本紅斑熱、SFTS>(2026年5月)
2026年2月13日
京都府でインフルエンザが再び警報レベルになりました
2025年12月18日
次の感染症危機へ備えましょう【Q&A冊子等】(2025年12月)
2025年11月20日
京都府でインフルエンザの警報が発令されました
過去の記事はこちら
新着情報
2026年26週のデータを掲載しました。
過去のお知らせはこちら
最新の府内の発生状況(2022年第○週)
全数把握疾患
定点把握疾患
今週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎地図(京都府版)
top202626(CSV:3KB)
コメント
2026年第26週の報告です。
手足口病の報告が増加し、山城北では引き続き警報レベル、新たに南丹でも警報レベルとなっています。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は南丹で第16週から継続して警報レベルでしたが、今週解除されました。水痘は山城北で注意報レベルです。
全数把握対象疾患は、結核が10件、レジオネラ症が3件、侵襲性髄膜炎菌感染症・侵襲性肺炎球菌感染症・梅毒と百日咳がそれぞれ1件報告されました。
侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)の本年2例目の報告がありました。IMDは髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)が髄液または血液などの無菌部位に侵入する全身性の劇症型感染症です。
国内の発生率は欧米に比べて低く、年間20-40例程度とされてきましたが、2023年以降増加傾向となり、2025年の報告数は過去最多の86例(うち京都府内3例)となっています。
一般的に髄膜炎菌は患者だけでなく健常な人の鼻咽頭にも住んでおり(保菌)、保菌率は世界では5~20%、日本では0.4%程度と言われています。
くしゃみ等の飛沫で伝播し、種々の要因が重なることで一部の人にIMDを引き起こします。
抗菌薬が有効ですが、迅速かつ適切に治療が行われない場合死に至り、適切に治療されても致命率が10-15%とされる病気です。発症リスクの高い集団としては乳児、青年(特に学生寮等集団生活を送る場合)、65歳以上、および無脾症やHIV感染症等の疾患または投薬等で免疫力の低下した人、が挙げられます。
感染の予防には、ワクチンが有効です。基礎疾患のない10代の、寮生活開始直後の死亡例なども報告されていることから、イギリスなど一部の国では入寮時に接種を必須としている国もあります。しかし、日本では全額自己負担の任意接種となること、髄膜炎菌の血清群のうち日本国内で多く検出されるB群(全体で23%、19歳以下は41%)およびY群(全体で65%、19歳以下は59%)のうち、B群に対しては現在国内で承認されているワクチンは対応していない点には留意が必要です。
侵襲性髄膜炎菌感染症に関する基本的な情報についてはこちらもご確認ください
>>2026_第16週感染週報_侵襲性髄膜炎菌感染症.pdf
参考文献:
国立健康危機管理研究機構 | 日本の侵襲性髄膜炎菌感染症の動向について
感染症発生動向
定点把握(週報)
定点把握(月報)
全数把握
コメント
2026年第26週の報告です。
手足口病の報告が増加し、山城北では引き続き警報レベル、新たに南丹でも警報レベルとなっています。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は南丹で第16週から継続して警報レベルでしたが、今週解除されました。水痘は山城北で注意報レベルです。
全数把握対象疾患は、結核が10件、レジオネラ症が3件、侵襲性髄膜炎菌感染症・侵襲性肺炎球菌感染症・梅毒と百日咳がそれぞれ1件報告されました。
侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)の本年2例目の報告がありました。IMDは髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)が髄液または血液などの無菌部位に侵入する全身性の劇症型感染症です。
国内の発生率は欧米に比べて低く、年間20-40例程度とされてきましたが、2023年以降増加傾向となり、2025年の報告数は過去最多の86例(うち京都府内3例)となっています。
一般的に髄膜炎菌は患者だけでなく健常な人の鼻咽頭にも住んでおり(保菌)、保菌率は世界では5~20%、日本では0.4%程度と言われています。
くしゃみ等の飛沫で伝播し、種々の要因が重なることで一部の人にIMDを引き起こします。
抗菌薬が有効ですが、迅速かつ適切に治療が行われない場合死に至り、適切に治療されても致命率が10-15%とされる病気です。発症リスクの高い集団としては乳児、青年(特に学生寮等集団生活を送る場合)、65歳以上、および無脾症やHIV感染症等の疾患または投薬等で免疫力の低下した人、が挙げられます。
感染の予防には、ワクチンが有効です。基礎疾患のない10代の、寮生活開始直後の死亡例なども報告されていることから、イギリスなど一部の国では入寮時に接種を必須としている国もあります。しかし、日本では全額自己負担の任意接種となること、髄膜炎菌の血清群のうち日本国内で多く検出されるB群(全体で23%、19歳以下は41%)およびY群(全体で65%、19歳以下は59%)のうち、B群に対しては現在国内で承認されているワクチンは対応していない点には留意が必要です。
侵襲性髄膜炎菌感染症に関する基本的な情報についてはこちらもご確認ください
>>2026_第16週感染週報_侵襲性髄膜炎菌感染症.pdf
参考文献:
国立健康危機管理研究機構 | 日本の侵襲性髄膜炎菌感染症の動向について