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トピックス
2025年5月15日
急性呼吸器感染症(ARI)について
2025年5月9日
百日咳の累積報告数が過去最多となりました!
2025年4月23日
疾患別情報
2024年7月19日
劇症型溶血性レンサ球菌感染症について
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2025年19週のデータを掲載しました。
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最新の府内の発生状況(2022年第○週)
全数把握疾患
定点把握疾患
今週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎地図(京都府版)
top202519(CSV:3KB)
コメント
2025年第19週の報告です。
定点報告感染症は、咽頭結膜熱が山城北で、伝染性紅斑も南丹と乙訓で警報レベルが継続しています。ほかに水痘が乙訓で注意報レベルになりました。全数報告対象疾患は、結核が4件、レジオネラ症が2件、水痘(入院例)と梅毒がそれぞれ1件、百日咳が37件の報告がありました。
水痘の報告数が徐々に増加しており、今週は入院症例も確認されました。全国的にも、昨年より多くの患者が報告されています。9歳以下での発症が90%以上を占めると言われていますが、京都府では今年に入ってから10~14歳の発症も目立ちます。水痘は「水ぼうそう」とも呼ばれ、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)による急性の感染症で、空気感染、飛沫感染、あるいは接触感染によって広がります。潜伏期間は約2週間で、発熱や発疹が主な症状です。多くは軽症ですが、成人や妊婦が初めて感染すると重症化することがあります。胎児が先天性水痘症候群を発症することもあります。治療としては重症度に合わせて抗ウイルス薬が用いられます。水痘ワクチンの1回の接種で重症化をほぼ防ぎ、2回で発症自体の予防効果が高まります。未接種の場合、まれに重い合併症や死亡に至ることもあります。定期接種は生後12か月から36か月の間に2回受けることが推奨されています。予防のため、対象年齢の方は早めの接種をご検討ください。
感染症発生動向
定点把握(週報)
定点把握(月報)
全数把握
コメント
2025年第19週の報告です。
定点報告感染症は、咽頭結膜熱が山城北で、伝染性紅斑も南丹と乙訓で警報レベルが継続しています。ほかに水痘が乙訓で注意報レベルになりました。全数報告対象疾患は、結核が4件、レジオネラ症が2件、水痘(入院例)と梅毒がそれぞれ1件、百日咳が37件の報告がありました。
水痘の報告数が徐々に増加しており、今週は入院症例も確認されました。全国的にも、昨年より多くの患者が報告されています。9歳以下での発症が90%以上を占めると言われていますが、京都府では今年に入ってから10~14歳の発症も目立ちます。水痘は「水ぼうそう」とも呼ばれ、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)による急性の感染症で、空気感染、飛沫感染、あるいは接触感染によって広がります。潜伏期間は約2週間で、発熱や発疹が主な症状です。多くは軽症ですが、成人や妊婦が初めて感染すると重症化することがあります。胎児が先天性水痘症候群を発症することもあります。治療としては重症度に合わせて抗ウイルス薬が用いられます。水痘ワクチンの1回の接種で重症化をほぼ防ぎ、2回で発症自体の予防効果が高まります。未接種の場合、まれに重い合併症や死亡に至ることもあります。定期接種は生後12か月から36か月の間に2回受けることが推奨されています。予防のため、対象年齢の方は早めの接種をご検討ください。